5月2日(水)小湊港
外房の綺麗な海でおかず釣り
久しぶりに外房方面に釣行してきました。
(同行者:シモヤンさん)
当初イシモチリベンジを予定していたものの、天気予報は残念ながら北東の風でかなり寒いとのこと。
前回と同じ敗退の悪夢が頭をよぎります。
さらに(達)さん、モンガラさんも先週末イシモチに完敗したとの連絡があり、やむなく断念。
なるべく風が弱そうな釣り場を考え、今回は外房方面に釣行することにしました。
途中、君津市街の釣具屋さんでエサと仕掛けを購入。
仕掛け・道具の種類の多さに思わず足が止まってしまい30分のロスタイム?
”この店に結構いたね”
”まぁ時間はまだまだあるし、のんびり行こう”
普通の週末釣行と違いGW期間中とあって、気持ちにゆとりがあります。
房総スカイラインを経由し、車もほとんどすれ違わない寂しい道程を鴨川方面へと向かいます。
AM1時半頃、現地到着。
港内の釣り人は、手前の場所にたった1人しかいません。
冷たい風が吹き、何となく寂しい感じ。
まずは港内の様子を偵察します。
”うぅ、寒ぃ…”
”寒いねぇ〜”
”今年はどうも天気に恵まれないなぁ…”
”でもこの前の鹿島ほど寒くないね…”
てなことを話しながら、岸壁の下をのぞいてみます。
”おっ、なんかいるぞ!”
竿下くらいの場所に、10cmを軽く越える魚の群が、元気良く泳ぎ回っています。
”ん?もしかしてイワシ?”
”…”
”…”
”この形は少なくともネンブツダイじゃないよ”
”う〜ん、なかなかいい感じだねぇ”
”んじゃ、竿出しますか…”
いそいそ車に戻り、防寒体制を整えて釣り支度。
当初仮眠の予定でいましたが、小魚の群を前にしては、小物おかず釣師として?寝てるバヤイではありません。
AM1時45分頃実釣開始。
と、言いたいところですがアミブロックが、まだカチンカチン状態。
待ちきれず空針を沈めたものの、魚の群れに無視されてしまいます。
”あぁ〜早く釣りたい”
気持ちが焦ります。
一瞬トウゴロウイワシの悪夢が浮かび不安になるものの、アレとは明らかに泳ぎが違う感じ。
待ちに待って、AM2時頃実釣開始。
1投目は空振り。2投目も同様。
しかし魚の群はどうやらアミに気付いた模様。
群れの泳ぎがさらに高速化します。
3投目にしてようやくヒット。
”キタキタキタッ!(ニッカンアルバイトニュ〜ス?)”
小気味いいアタリであがってきたのはグッドサイズのカタクチイワシ。
”おかずだ。ラッキー!”
ちょっとした当たりクジを引いた気分です。
その後はイワシが順調に釣れ、たまに豆アジも混じります。
AM2時半頃、すぐ近くの漁船の出港にイワシはビックリ仰天?
アタリがパッタリ止まってしまいます。
約30分ではありますが、おかずを無事GETし一安心。
AM3時になってもイワシは戻らず、少々物足りないため、港内の場所を移動します。
これが功を奏して、再びイワシが好釣モードに。
豆アジは釣れなくなってしまったものの、たまにムツッ子が混じります。
移動前に不調だったシモヤンさんも、今度は順調に釣れてニッコリ笑顔。
しばし童心に返り、イワシの数釣りを堪能。
AM4時半、辺りが明るみ始めた途端、アタリはピタッと止まってしまいます。
手や竿にはウロコがべったり。
この間立ったり座ったりの繰り返しで体力を消耗。
アタリが止まってくれて正直ホットしました。
一旦仮眠し、AM8時過ぎ再開。
日中時間帯は、極小メジナ、名称不明魚、ウミタナゴ、キタマクラのみとなってしまい、おかず釣りとしてはイマイチの展開。
途中、港内にタカベの姿を発見したものの、針に付いたアミは絶対食べようとはせず、パラパラ沈んでいくアミのみを上手に食べます。
釣れないタカベを前に1.5h粘ってジュンタロウ遂にギブアップし、堤防先端方面に移動。
※3h粘ったシモヤンさんはスゴかった…しかしタカベに軍配が…
夕マズメのラストに何かあるかと期待して粘ったものの、展開は変わらず、PM18時納竿。
明日からGW後半突入とあって、プライベート状態だった港内にアングラーが集まってきました。
※みなさん自分のスタイルで岸壁を占拠し、見えない気迫のようなものを感じました…。
結局日中は、ほとんど小メジナばかりの展開になってしまいましたが、天気も何とか持ってくれて、のんびり竿を出すことができ、十分楽しめました。
釣行日時
2001年5月2日(水)AM2時〜PM18時
釣り場
千葉県・小湊港
潮回り
小潮 満潮 1:22/12:16 干潮 7:26/19:04
釣り方
穂先の柔らかい竿(4.5m)×1本:市販トリック仕掛け
本日の釣果
カタクチイワシ×109,豆アジ×12,ムツッ子×9,
回遊魚の幼魚×2,リリース(メジナ×多数,名称不明魚×多数,
ウミタナゴ×2,ベラ小×1,キタマクラ×数匹)
唐揚げ&マリネにしてみました。