12月8日(土)若洲ふ頭
敗退新書
近場の若洲に夕マズメの短時間勝負で釣行してきました。
途中、地元のJ州屋さんで青イソメを1パックだけ購入。
有楽町線(JR線)新木場駅で下車し、バスに乗り込みます。
この時間、バスの乗客はジュンタロウただ一人。
プライベートバス状態?で出発します。
目的地付近で下車。岸壁への入り口を確認しながら、道を進みます。
※”この辺から入れると思ったんだけどなぁ…”
会社の敷地が続き、なかなか入れそうにありません。
しばらく進んだところで、入り口らしきを発見。
一瞬躊躇したものの、意を決して突入します。
※”注意されたら、謝って戻ればいいさ…”(とは言っても、かなり不安…)
誰にも遭遇しないことを祈りつつ、速歩きで岸壁へ。
関門を突破し、何とか岸壁に到着。
しか〜し!アングラーがいません。(やっぱヤバイか…)
と、岸壁のすみに釣り師1名発見。
砂漠のオアシスを発見したような気持ちになり、その釣り師の近くへと一直線。
早速準備し、短竿1本をヘチ際に投入します(PM15時半頃実釣開始)。
”いやぁ、今日は全然ダメだぁ…。寒いせいかなぁ”とベテラン釣り師。
”今日はだめですか…”
”そこだと、警備員に一人真面目なのがいて注意されるから、言われたらこっちに側に移動すればいい”
とアドバイス。
”どうもありがとうございます”
”警備員は、すぐソコの敷地の壁の隙間までチェックして戻るんだ。以前そこでカップルがエッチしてたからなんだなぁ…”
”へッ、そ〜なんですか?”
しばらく経ってもアタリはなく、短竿1本で探り歩くことにします。
たまにアタリがあっても、ダボハゼなのかアタリは小さく、青イソメをつつくのみで針掛かりしません。
お隣さんの釣り師は、超ベテランと思われ、この付近の釣り場の特徴などを親切に教えてくれました。
会話の途中、いきなり強いアタリ!
”キタッ!”
一瞬ドラグから糸が出ます。
大物に間違いなく、慎重にやりとりします。
しかし、これがかえって裏目となってしまい、根に潜られてしまいます。
”マズイ…”
”惜しいなぁ、ここのカサゴはすぐヘチの穴に逃げ込むんだ。これがワンチャンスだったかも知れん…”とベテラン師。
引きが強かっただけに未練タラタラ。
何とか根から出すべく5分くらい粘ったものの、万事休す。
気を取り直し、暗くなってからが本番と自分に言い聞かせ再開。
しかし潮がほとんど動かず、アタリ無し。
真っ暗になって、警備員が巡回にやってきます。
警備員、イヌを引き連れ、敷地の壁の境目をしっかりチェ〜ック!
※ベテラン師の話していたことが頭に浮かび、思わず吹き出しそうになってしまった。(この寒さじゃ肝心なユムシも縮みあがって、お話にならないと思うが…失礼)
何とかボーズだけは逃れるべく、探り歩いたものの冷え込みが厳しくアタリも無いためPM18時40分頃ギブアップ。
大物を逃したのは未練が残りますが、釣果は無くとも何故か楽しめた釣行でした。
釣行日時
2001年12月8日(土)PM15時半〜PM18時40分
釣り場
東京都・若洲ふ頭
潮回り
小潮 満潮 11:24/22:59 干潮 4:17/17:47
釣り方
ヘチ釣り(胴突き仕掛け)
エサ
青イソメ