１月２５日（土）若洲海浜公園

カレイに再挑戦！


西高東低、冬型の気圧配置にもめげず、若洲海浜公園に強行出動してきました。
ＡＭ６時半前現地到着。
冷たーい風が”ピューピュー”吹き抜け、”チャップン、チャップン…”と寂しげに波立つ海。
さすがに釣り人は、ほとんどいません。
竿出し前から、早くもボーズ注意報が出ています。
気合だけで堤防を突き進み、釣り座をキープします。
ＡＭ６時５０分頃実釣開始。
朝は前回釣れたフッコ狙いに集中。
青イソメを房掛けにし、投げ竿６本を投入。 そしていつものコーヒー休憩タイム。
駅の自販機で買ったホットコーヒーはすっかり冷えていました。


約３０分後、フッコと思われる強いアタリ。
一瞬緊迫感が走ります。
タモを持って竿に近づきます。
数回のアタリを待って、アワせます。
”ガツン！”の感触。フッコに間違いありません。
巻きあげるとすぐに海面で元気良くエラ洗い。
慎重に寄せます。
竿下に近づくフッコの魚影。
”先週のより小さいな…”
タモを使わず、一気にゴボウ抜き。
４０ｃｍ級のフッコでした。
当初の厳しい予想に反して、早くもボーズを脱出してまずは一安心。


ここで気を抜かず、フッコ追釣を狙って集中します。
しかしアタリは続かず、朝のフッコ集中タイムはＡＭ８時半にて終了。
”うぅ〜、もー限界だ…”
膀胱が破裂しそうになり、速歩きでトイレに向かいます。
トイレ休憩後、カレイ狙いに切り替えます。
※とは言っても、仕掛けもエサも特に変えているワケではない…
少々して”釣れましたか？”と先週のオジサン釣り師さん登場。
”ええ、フッコが１匹釣れました。先週のよりだいぶ小さいです”
”え？もう釣ったの？いいなぁ、俺なんか最近全然魚釣ってないよぉ”
”いやぁ、運がいいだけですよ”（笑）
フッコが釣れた時間を確認して、オジサン釣り師さんは自分の釣り座に戻って行きました。


ＡＭ９時頃、満潮の潮止まりに何か変化が起こることを期待して新しい餌に交換します。
しかし竿先に出るのは波によるニセアタリのみ。
”あーぁ、今日もフッコ１匹で終わりかなぁ…”
ＡＭ９時半、各竿の仕掛けを少しだけサビいてみます。
と、１本の竿がやけに重い。
取りあえず巻き上げてみることにします。
結構な重量感はあるものの、魚の雰囲気は全く無し。単に重たいだけ。
”ん？もしかしてカレイ？なーんてことないよね…”
そんなオイシイ話はなく、せいぜいカキ殻がゴミだろうと思いつつ、まさかのカレイに期待してゆっくり巻きあげます。
掛かった物体はなかなか浮かび上がらず、竿下にきてやっと浮いてきました。
うっすらと浮かび上がってきたのは褐色の平ぺったい魚体。
明らかに３０ｃｍオーバーです。
カレイも海面が近づきビックリしたのか、竿下でいきなり抵抗します。
”カ、カレイだぁ。タ、タモタモ…”
タモは５ｍ以上離れた場所にあります。
カレイが落ち着くのを待ってから、やむなく海面に浮いたカレイを中ブラリンのまま置き去りにし、走ってタモを取りに行きます。
ひとり時間差タモすくい攻撃で、カレイの取り込みに無事成功。
”あぁ〜、今日来てホントーによかったぁ…”
１２号のカレイ針を２本とも丸飲みにしていました。
約２年振り、３０ｃｍオーバーとの再会。針をはずす指先が、かすかに震えています。
（午後オジサン釣り師さんが測ってくれて、サイズは３７ｃｍでした。）
カレイは血抜きをしてキープします。





”さぁてカレイも釣ったことだし、今日はもう帰ろうかな”
なーんて気持ちになりましたが、欲張ってさらにもう１枚。
続行を決意します。
その後は、ＡＭ１１時頃に隣の釣り師が６０ｃｍオーバーのフッコを釣った以外、魚の気配は全くありません。
風は一向に止む気配すらなく、むしろ強くなった雰囲気。
逆風のため、仕掛けが思った通り前に飛びません。


その後、ソコリの時合いがどうしても気になって、結局夕方まで粘ってしまったものの、その見返りはなくＰＭ１６時４０分納竿。
１日中風が止まず、修行のような釣行になってしまいましたが、その試練に引き替えてもこの貴重な１枚。とても満足のいった釣行でした。

	釣行日時	２００３年１月２５日（土）ＡＭ６時５０分〜ＰＭ１６時４０分
	釣り場	東京都・若洲海浜公園
	潮回り	小潮　満潮　9:33／22:31　干潮　3:14／16:12
	釣り方	投げ釣り
	エサ	青イソメ
	本日の釣果	カレイ（３７ｃｍ）、フッコ（４１ｃｍ）

ほんとうに久しぶりのカレイ。とてもウレシイ１枚でした。（＾＾）