用語をチェックすると解説が表示されます。
さ行
●竿掛け
竿を立て掛けるための道具。三脚式と一脚式がある。一脚式は砂浜などで地面に突き刺して使用するため、防波堤では3脚式が便利である。
●竿下
竿の長さの範囲内の海面下。
●竿尻
竿を持つグリップの末端部分。
●先調子
竿に負荷をかけた時、曲がりの頂点が先端側にあるもの。竿の曲がり具合で先調子,胴調子,本調子に分類される。
●探り釣り
カサゴ,アイナメ,メバルなど回遊しないでじっとしている魚を、自ら少しずつ移動しながら釣る方法。
●下げ潮
潮が引くこと。引き潮ともいう。
●笹濁り
潮がやや濁っている状態。魚の警戒心がなくなる絶好の潮色。
●刺しエサ
針に刺す付けエサのこと。
●誘い上げ
ウキ釣りやフカセ釣りで、意識的に仕掛けやエサをゆっくりと動かして魚の食い気を誘うテクニック。
●サビキ針
スキンや魚皮などでアミエビ等を模した疑似バリ。サビキ針が多数からなる仕掛けをサビキ仕掛けという。
●サビく
キス等の投げ釣りで投入した仕掛けを少しずつ手前に動かして魚を誘うこと。またはサビキ仕掛けをゆっくり上下させ誘うこと。
●サミング
投げ釣りで仕掛けを投入時、リールのスプールを指で押さえて道糸の出をコントロールすること。
●サラシ
波が障害物にぶつかって海面が真っ白になること。好ポイントとなることが多いが、変化のない防波堤では消波ブロック周辺や先端角,ケーソンの継ぎ目あたりにしか発生しない。
●サルカン
ヨリモドシ等ライン,ハリスを接続する道具の総称。
●時合い
潮や天候等さまざまな条件が重なって魚の食いが立つ時間帯のこと。
●潮表
潮が直接ぶつけてくる場所。海水が活性化しており好ポイントになりやすい。
●潮通し
潮の流れのこと。潮通しがいいところは魚がよく集まる好ポイント。
●潮止まり
満潮や干潮時の前後で潮の動きが完全に止まること。
●潮目
複数の潮がぶつかった時に生じる潮の境目。エサやコマセがたまりやすく絶好のポイント。
●沈め探り釣り
ウキのオモリ負荷より少し重いガン玉を付けてゆっくりウキを沈めながら、ポイントを広範囲にさぐる高度なテクニック。主に磯からのメジナ釣りで使われる。
●下バリ
複数針からなる仕掛けの下側のハリのこと。
●尻手
マダイなど大物が掛かった際、竿ごと海に持っていかれないよう竿尻に結ぶロープ。
●自動ハリス止め
ハリスをはさむだけで固定できるヨリモドシ。ハゼ,小アジなどの小物釣りで使用する。
●シモリウキ
サヨリ,ハゼなどのシモリ仕掛けで使する小型の中通しウキ。
●出世魚
スズキ(セイゴ→フッコ→スズキ),クロダイ(チンチン→カイズ→クロダイ)など成長によって呼び名が変わる魚のこと。
●消波ブロック
波の衝撃を緩和するための大型コンクリートブロック。テトラポットともいう。
●自立ウキ
ウキの下部にオモリを埋め込み、水面で立つようにしたウキ。クロダイ用の遠矢ウキが有名。
●シンカー
オモリのこと。
●水中ウキ
海中に沈めて使うウキ。クロダイなどのウキフカセ釣りの高度テクニックで、アタリウキの下に入れて使用する。
●スカリ
釣った魚を入れて、水中につるして生かしておくための網袋。ビクともいう。
●捨て石
防波堤の土台として沈められた基礎石。カサゴ,アイナメなどの好ポイントになる。
●捨てオモリ
根掛かりした際、1番下のオモリだけ簡単に切れて釣れた魚やハリが戻ってくるよう、細い糸で結んばれたオモリ。このタイプの仕掛けを捨てオモリ式という。
●ストリンガー
大型のフックをロープや鎖の先に付けたもの。スカリと同様、釣れた魚を生かしておくための道具で大型フックを釣れた魚のエラにかけて水中に吊して使用する。
●砂ズリ
投げ釣り用の仕掛けの幹糸上部で編み込んだ部分。カレイなどの自作仕掛けではこの部分にワイヤーを使用する人もいる。
●スナップ付きサルカン
ヨリモドシにスナップが付いたタイプのもの。
●スプール
リールのラインを巻く部分をいう。
●スレ
魚の口以外の部分にハリが掛かって釣れてくること。
●スレる
常時釣り人がいるため、魚が警戒してなかなかハリに掛からないこと。
●底荒れ
台風などで海が大荒れしたとき、海底の砂や海草などが水中に巻き上げられてしまう状態。
●ソコリ
干潮で潮がいっぱいに引いた状態。