NOAH
1st ANNIVERSARY
NIHON BUDOUKAN 2001.7.27
俺にとって約7ヶ月振りとなるプロレス観戦の日が来た!
プロレスリング・ノア、1周年記念の武道館大会だ!!
旗揚げ戦から約1年・・・ついに武道館に三沢達が帰って来る!
車で武道館に午後2時に到着。
まだ駐車場が空いてない。ちと来るのが早すぎたか。
数時間後、無事に駐車場に車を停めて、グッズ売り場へGO!
パンフレットは勿論購入。ポスターも購入。そして・・・
前回の観戦(12・23有明コロシアム)の時に、
三沢&「黒」小橋フィギュアを衝動買いした実績が有る俺ですが、
今回は!NO FEARフィギュアを衝動買いしてしまいました!(爆)
そうこうしているうちに会場時間になり、武道館へ入場。俺にとっても約1年2ヶ月振りの武道館だ。
「ああ、武道館だ・・・久しぶり!帰ってきたんだなあ・・・」としみじみ感傷に浸る自分・・・(笑
第7試合 小川良成 vs マイケル・モデスト
三沢が米国視察でサンフランシスコのAPWで発掘して来たという、マイケル・モデスト。
パンフによるとAPWでの現場責任者であり、重鎮だそうだ。
さあ、どんなファイトを繰り広げてくれるのか。試合開始!
試合も中盤にさしかかろうかという時。
そう、我々の目の前で素晴らしきモデストワールドが展開されて行く(笑)
ダウンしている小川。それを見て素早くロープへ飛ぶモデスト。
せっかく加速したのに、一回きっちり止まってからエルボードロップを投下!(笑)
戸惑う武道館の観客。これはもしかしたら一杯食わせ物か!?の空気が武道館に漂う・・・
しかし、モデスト迷わず再びロープへ飛び、またきっちりと加速した勢いを殺してから、エルボードロップ!!(笑)
2回やったら確信犯だろ!と気付く観衆。すかさず、モデスト、親指を立ててグーのポーズ。しかもめちゃめちゃ笑顔だ。
これで、モデストは完全に武道館のファンのハートをがっちりと掴んでしまった。(笑)
もちろん基本はシッカリしているモデストだけに、決めるところはきっちりと決めて試合は進む。
流石はAPWの重鎮だ!!
そして、再びモデストポーズ(今命名w)をやってくれた!しかも勝負所でだ!(爆)
試合は丸め込みに来たモデストを小川が押し潰して丸め返してカウント3!
モデスト、最後のオチまで完璧だぞ
試合に敗れはしたものの、モデストの好ファイトに武道館は1万6千5百人のモデストコール!(マジです)
また来て欲しい。ていうか絶対にまた来日させてください!三沢社長。
1シリーズだけでは惜しすぎる。この際、常連外国人選手になってもらおう!
モデスト、基本もしっかりしているし、コミカルなファイトもできるし、貴重な選手だと思うぞ、本気で。
ヤケに陽気で笑顔が素敵なダニークロファットって感じか?(違うかも・・w)
第8試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合
チャンピオン 金丸義信 vs ドノバン・モーガン チャレンジャー
正直、前の試合に食われてしまった感が否めなかったこの試合。
モーガンはモデストの弟分だそうだ。そのモーガンも頑張るが、金丸が急所打ちでペースを掴み、
ムーンサルトプレス→垂直落下式ブレーンバスター2連発で決着。
試合後、浅子が乱入!金丸にスタナーを食らわす!
そしてマイクを掴み、ベルトへ挑戦表明&挑発。そして最後に「ノ−フィアー!!」と絶叫(笑)
さすがNO FEARのリーダーだ、浅子!
それに対し、金丸もいつでも挑戦を受けてやるぞ!とマイクで返答。
GHCジュニア戦線、早くも次の展開が見えてきた。
第9試合 大森隆男、高山善廣 vs 力皇猛、森嶋猛
久々復活のNO FEAR。現在好調のW猛コンビとの激突。
力皇が良い!当たりが強い。ショルダータックル(というかブチかましと言うべきか。)も強烈だ。
W猛が押し気味で試合は進む。
特に、大森に決めたWインパクトは強烈!(力皇が大森を抱え、森嶋がダイビングラリアット)
しかし、流石はNO FEAR。高山のニーと合体攻撃で流れを掴むとそのまま一気に試合を決めにかかる。
最後は大森が森嶋にアックスボンバー(クリーンヒット!)。
これで力皇を孤立させて、高山が高角度ジャーマンスープレックスホールド!勝負有り。
第10試合 GHCヘビー級選手権試合
チャンピオン 三沢光晴 vs 秋山準 チャレンジャー
試合の前に、この試合の解説を努める小橋が登場。リングに上がり観客へ挨拶。
会場、武道館が割れんばかりの大小橋コール!
リングに上がり、感慨深げな表情で小橋コールを浴びる小橋。
「小橋、待ってるぞ!」「焦らず帰って来いよ!」等の声援も飛び交う。
そして、マイクで小橋が挨拶。
今のノアを目に焼き付ける。
絶対にこのリングに帰って来る!そして今日を最後に会場には来ないつもりだと熱く宣言。
そう、次にこのグリーンのマットに上がる時は復帰戦だ!
もちろん、GRAND SWORDの入場テーマ曲に乗り颯爽と!(絶対泣く、俺・・・w)
さあ、小橋が開設席につき、試合を行う両選手の入場だ!
先ずは挑戦者、秋山準、入場!
秋山が登場。リングサイドで立ち止まり、入場ゲートを指差す。
そこには、新日本プロレスの永田が!
この日、観戦に来る事になっていたが、こんな形で登場するとは。意表を突かれた!
笑顔で秋山に歩み寄る永田。そして、がっちりと握手。
秋山の入場後、スパルタンX(前奏付きVER)で三沢が入場だ。大ミサワコールだ!
対峙する両選手。試合は25分にも及ぶ激戦となりました。
この日三沢、序盤から猛攻。エルボーも打ちまくり。
試合は三沢ペースで進んで行く。
対する秋山、場外戦で流れを引き寄せる。鉄柵へのカーフブランディング、
花道での串刺しDDTといつもの如くえげつない攻め。
そして衝撃は試合中盤〜終盤に訪れた。
コーナートップに登り、攻撃を狙う秋山。
すかさず三沢、起き上がり、下からエルボーを打ち秋山の動きを止める。
セカンドロープまで三沢も登り、雪崩式ブレーンバスターを狙うが、堪える秋山。
ならばともう一発エルボーを入れて、三沢もトップコーナーまで登る。
何を出すんだ!?三沢、秋山の腕をダブルアームクラッチで捕える!
タイガードライバーの体勢!!
まさかここから落とすのか!?
三沢、秋山の体を持ち上げる!!
三沢、後方にジャンプしつつ、空中で秋山を回転させて・・・
雪崩式タイガードライバー!!!!!
秋山はそのままマットまで落下!強烈に叩きつけられる。
なんという殺人技・・・三沢一流の試合中の恐るべき「閃き」がまたしても出た。
・・・過去に三冠戦で小橋にエプロンから断崖タイガードライバーを放った事があるが、それと同等の衝撃度だ。
この一撃で試合は完全に三沢ペース。
三沢、勝利目前か。
エルボーを挟んで、追撃のタイガードライバーはカウント2。
ここからエルボー、ワンツーエルボー、ローリングエルボー、そしてランニングエルボーと
必殺エルボー乱れ打ち!三沢の肘が唸る!秋山ここまでか!
しかしなんとかこれらを返した秋山。
ならばとエメラルドフロウジョンを仕掛けようとする三沢。
しかし、秋山は上手く脱出してエクスプロイダー!起きあがる三沢を捕まえ、連発!!
そして垂直落下式ブレーンバスター!続けざまにフロントネックロック!!!
自ら技を解き、三沢をカバーする秋山。これは辛うじてカウント2で返す三沢。
しかし、秋山、機を見て敏なり。容赦なく連続攻撃を畳み掛ける。
持ち上げた後、「タメ」を作り垂直に落とすタイプのエクスプロイダー!
これは三沢、辛うじてカウント2.9でクリア。
秋山はもう一発投げる体勢に。手を伸ばしロープへ逃れようとする三沢。
その手を非情にもクラッチして、リストクラッチエクスプロイダー!!!カウント3!
秋山、GHC王座奪取!永田の、そして小橋の目の前で、『凄い三沢』を倒しての戴冠だ!
NOAH1周年の武道館のラストを締めたのは、秋山準!
念願のシングルタイトルを遂に取った!
秋山の激勝、三沢の雪崩式タイガードライバー、モデスト。
久々の武道館、満足の行く大会でした!
でも、個人的にはやっぱり、小橋の挨拶のシーンが全てでした(爆)
凄い声援でしたね、あの時は・・・
(当然、自分も・・・喉があの場面だけで枯れました・・・)
何度も言うけれど、焦らず、じっくり膝を治して欲しいです。いつまでも待ってますから。
小橋が必ずリングに復帰するのを信じてるように、
俺もリングに小橋が戻って来て、また豪腕を振り抜いている姿を見れる事を信じています!