NOAH
3nd great voyage ’05
November 5 Nippon Budokan


2005年、最後の武道館大会!
7月のドーム以来となる、小橋と健介の再会マッチ。
三沢と天龍のシングルマッチ。
そして、田上が力皇の保持するGHC王座に挑戦する!


試合開始時刻になり、オープニングセレモニー。

オープニングセレモニー

セレモニーが終了、試合が始まる!

テリー登場!

第3試合、ぼくらのヒーロー、ムシキング・テリーが登場!!

空中技を狙う、テリー

試合はテリーが善戦するも、佐野の牙城の前に惜しくも敗れる。


第4試合
秋山、越中組 vs みのる、丸藤組

なんと休憩前の第4試合にこのカード。
ほんとに今回の武道館、豪華なカードが並ぶ。

風になれ!

鈴木みのるが入場!!

秋山!

秋山が入場!

秋山 vs みのる

秋山とみのるが対峙。
両者意地の張り合い。

雪崩式不知火を狙う丸藤

試合は終盤。
雪崩式不知火を狙う丸藤であったが、秋山はこれを脱して逆にバックドロップ。

最後はエクスプロイダー、そしてリストクラッチして・・・スターネスダスト!
秋山が丸藤を押さえて試合終了。

秋山に掴みかかる、みのる

試合後も収まらない秋山とみのる。
乱闘となった。
この両者のシングル対決の時もいよいよ近いのか!?


休憩空け、第5試合
グローバル・ハードコア・クラウン無差別級選手権試合
15分1本勝負
王者 スコーピオ vs 金丸義信 挑戦者

白GHC戦

スコーピオ!

王者、スコーピオが白GHCのベルトを誇示しつつ、入場!

試合は金丸がインサイドワークでスコーピオを掻き乱しつつ進行して行く。
時間切れ引き分けの場合は挑戦者の金丸にタイトルが移動する。

残り時間3分!

残り時間、3分。
攻勢に出ていた金丸を強烈なラリアットで叩き付けたスコーピオ!
そこから一気に必殺の・・・

くるくるドン!

450スプラッシュ!
これがパーフェクトに決まり、スコーピオが白GHC、初防衛に成功!

白GHCを掲げる、スコーピオ

ベルトを掲げ、勝利をアピールするスコーピオ!


第6試合
小橋、潮崎組 vs 健介、中嶋組

あのドームの大熱戦から約4ヶ月。
今宵のタッグマッチで、互いの弟子をパートナーに
「宿命」の両雄が再激突する時がきた!

中嶋!

中嶋が全力疾走で爽やかに入場!
テーマ曲は昔の佐々木健介のテーマ曲だ!

潮崎!

潮崎が入場!
負けじと潮崎も花道を走り抜けて入場してきた!

健介登場!

腰には伝統のアジアタッグのベルト!

豪快にアピール!

健介が大歓声に包まれ、入場!!
腰にはアジアタッグのベルトを巻いての登場だ!
健介、中嶋組は現アジアタッグ王者。
この試合、まさに心のアジアタッグ選手権試合だ!

小橋登場!

リングに待つ健介を見据える小橋だ

そして小橋が威風堂々と入場!!
大音量のグランドソードに大小橋コールが重なる!

対峙!

4選手が対峙!
ドームの夢の続きがこれから行われる!

小橋と豪

小橋は健介を見据え、潮崎は緊張の面持ち。

ファーストコンタクト

試合開始!!
先発は潮崎と中嶋!
プロレス界の将来を担う両者が宿命の初対決だ!

小橋と健介!

潮崎が小橋にタッチし、中嶋も健介にタッチ。
遂に両雄が再び同じリングに向かい合う!!

絵になる2人

早くも逆水平の打ち合いか!?
と思いきや、お互い警戒。
こんなポーズを取りあう両者。それだけで武道館は大歓声だ。

小橋の逆水平が・・・

中嶋君に襲い掛かる!!

中嶋君が遂に小橋の逆水平の洗礼を浴びる!!
小橋、容赦無し・・・
中嶋君の体がのけぞる。

強烈な連続攻撃!

再び小橋と健介の攻防。
コーナーでチョップ&ラリアットを放つ健介!

逆水平チョップ合戦!その1

逆水平チョップ合戦!その2

今夜も始まってしまった、両者のチョップ合戦!!
あの日と同じく互いに譲らない、引かない打ち合いに館内大興奮!
長く打ち合った後、健介がバックドロップで小橋を投げ、攻防を切った。

マシンガン逆水平チョップ!

マシンガン逆水平!!
健介も負けじとやり返すが小橋も負けじとマシンガン連発!!
その後、ローリング袈裟切りからハーフネルソンで健介を投げる!

マシンガンミドルキック!

健介からタッチを受けた中嶋。
小橋にマシンガンミドルキック!
いくぞ!とアピールしてからミドルキックを連打、連打、連打!
素晴らしい。恐るべき17歳だ。

場外でも・・・

やっぱりチョップを打ち合う!

試合は終盤。
場外でやりあう小橋と健介。
リング上では若い2人が熱い攻防を繰り広げる!

豪を必死で呼ぶ小橋の図

リング上でダメージの深い潮崎と中嶋。
小橋と健介が懸命にタッチを求める。
小橋、身を乗り出しすぎて今にもリングへ転げ落ちそうなくらいだ。

ここで中嶋は健介へタッチ。
潮崎も小橋へタッチをしたかったが健介に捕まる。
このまま合体攻撃で小橋を分断。
健介がトルネードボムから強烈無比なラリアットを潮崎へ。
潮崎、これを返せず、カウント3!

7月のドームの熱戦に勝るとも劣らないベストバウト級の一戦に幕が降りた。

勝ち名乗りを受ける、健介と中嶋!

健闘を称えあう

潮崎の健闘を称える、小橋

試合後の光景。
互いの健闘を称えあう。
潮崎だけは悔しさを隠さず健介との握手を拒否。
その負けん気の強さも豪の魅力だ。

ベストバウト、タッグ部門があるならば、間違いなく今年はこの試合。
そのくらいに、面白く、熱く、素晴らしい試合。
小橋と健介による最高に熱い今と、潮崎と中嶋の輝かしい未来がこの試合に散りばめられていました。

爽やかな熱を運びに、健介は再びノアへやって来るのだろうか。
次は果たして・・・!?

この試合がセミ前々に位置してるのだから、今大会のボリュームは物凄い。
この時点でかなり応援疲れ。休憩時間が欲しい〜


第7試合
三沢光晴 vs 天龍源一郎

今年1月からNOAHに参戦している天龍。
遂に今夜、三沢と天龍がシングルマッチで相対する!

天龍!

天龍が入場!

三沢入場!その1

三沢入場!その2

三沢が入場!

向かい合う

試合開始!
距離を取る両者。

WARスペシャル!

天龍がWARスペシャルで三沢を攻める!

電光掲示板

ふと、電光掲示板を見る。
何気に凄いカードが実現してるんだよなぁ・・・と実感する。

炎のフェイスロック!

三沢、天龍をフェイスロックで締め上げる!

エルボー!

エルボー!!

試合は三沢がエルボー、タイガードライバー、
そして渾身のランニングエルボーを天龍に叩き込みカウント3!
粘る天龍を振り切り、三沢が勝利した。


セミファイナル
GHCタッグ選手権試合
王者組 森嶋、ヨネ組 vs 柴田、KENTA組 挑戦者組

前回の武道館大会で、KENTAが柴田をリングへ呼び込み、
電撃結成をアピールし、挑戦が実現したこの試合。
みのる、丸藤組からベルトを奪取し、勢いに乗る王者組と今夜激突する!

挑戦者チーム、入場

挑戦者、柴田、KENTA組が入場!

王者チームが入場!

チャンピオンチーム、森嶋、ヨネ組が入場!

睨み合い

リング上で睨みあう森嶋森嶋と柴田!

下から腕を極める

試合開始。
初タッグとは思えないスムーズな連携で王者組を攻め立てる挑戦者チーム。
写真は森嶋の腕を極める柴田。

キン肉バスターの体勢には入ったが・・・

ヨネがキン肉バスターを狙う。
しかしKENTAにカットされてしまった。

挑戦者組の合体攻撃!

試合終盤。
柴田がヨネを抱え、そこへKENTAがスワンダイブでラリアット!

王者組の合体攻撃!

王者チームも合体攻撃!
合体のダブルインパクト式ローリングサンダーだ!

この後も粘るKENTAだったが、森嶋が強烈な角度のバックドロップ!
柴田にもバックドロップを放ち、分断。
KENTAへ物凄い角度の裏投げ、まさに重戦車のようなラリアット!
とどめに必殺のバックドロップ!
森嶋がKENTAを沈め勝利!

森嶋が物凄い怪物性を発揮。
今後、一気に伸びてくる予感すら感じさせる程の終盤の一人舞台でした。
ヘビー級相手にもこのレベルのファイトが出来るなら、一気にGHCシングルが射程圏内に見えて来そう。

防衛に成功した王者組

王者組は初防衛に成功。堂々と退場していく。


メインイベント
GHCヘビー級選手権
王者 力皇 猛 vs 田上 明 挑戦者

選手入場前から田上コールが起きるほど、会場は「田上行け!」な雰囲気に包まれる。
そんな中で、熱戦、激戦の連続だった今大会のメインイベントが始まる!

田上の入場!

大声援、大田上コールの中、田上が入場!!
どことなく緊張の面持ちか。さあ、今宵も田上火山は噴火するのか?

力皇!

王者、力皇が堂々と入場。
王者の風格も出てきた!

タイトルマッチ宣言

両選手が対峙。
いよいよ試合開始だ!!

最初からエンジンをかける田上。
場外に出た力皇にトペも敢行!

断崖喉輪を狙う田上!

序盤からエプロンで断崖喉輪落としを狙う田上!
王者は必死の形相で堪える!
ここは力皇が脱し、喉輪で落とされるのをなんとか防いだ。

中盤から、試合は徐々に王者ペースに。
ラリアット、掟破りの逆喉輪、コーナートップからのダイビングボディプレス!
田上が追い詰められていく。

力皇、無双の体勢!

必殺の無双を狙う力皇!
必死にこれから脱出を試みる田上!
一度は無双で投げられるのを防いだ田上であったが・・・

無双!

試合終盤、遂に完璧な形で力皇の無双が田上に炸裂した!!
高角度で抱え上げ、強烈にマットに叩きつけられた田上!
万事休すか?と思われたが、脅威の粘りでカウント2.999999でこれをなんとかクリア。

しかし、絶対的不利な状況は変わらない。
試合を決めようと追撃を狙う力皇。
しかしこれをキックで防いだ田上が、なんと卍固め!
この場面で、卍固めを出す田上のセンスに脱帽!!

俺が田上!

そして俺が田上!!
バックドロップの体勢で抱え上げての喉輪落としだ!!
ここから息を吹き返した田上が猛攻を仕掛ける。

花道で・・・

場外花道での攻防!
ここから断崖喉輪落としを狙い、一気に試合を持っていこうとする田上!
必死に堪える力皇!
これを辛うじてラリアットで脱した力皇。
逆に田上を断崖式に投げで落とすべく追撃を狙う。
が、この深追いが王者はアダとなった。
一瞬の隙を逃さなかった田上!
花道に居る力皇を下から大車輪喉輪落としで場外に叩き付けた!!

これで一気に流れは田上に!
千載一遇の大チャンスが!もう二度と訪れる事など無いような大チャンスが到来した!!

この機を逃さない田上!
リングに力皇を戻してパーフェクトな形で俺が田上!!
辛うじてカウント2でこれを返す力皇!

必死に張り手を連発し窮地を脱しようと試みる力皇。
しかし、これを逆に張り手で返すと、
顔面へジャンピングハイキック!!
昔、共に栄光を掴んだあのタッグパートナーの得意技だ!
これがまともに顔面にヒット!もんどりうって倒れる力皇。
館内は既に沸点に達している!

追撃の手を緩めない田上。
ブレーンバスターの体勢に入り・・・

秩父セメント!

遂に、奥の手中の奥の手、秩父セメントを発射!!!!!
やや、体勢が流れ不完全な形になってしまったが、
そんな事は、もはやどうでもいい!
王者である力皇は大ダメージを受けてダウンしている!!

秩父セメントをカウント2.9でなんとかクリアした力皇。
しかし田上は止まらない。
無理やり引き起こして、今日3発目の俺が田上!!!!!
高角度から喉輪を掴んだままマットへ突き刺した!!
そのままフォールの体勢。カウントが入る!
ワン、ツー、スリー!!!
田上が勝った!!田上がGHCチャンピオンに輝いたぁああああああ!!
勝負がついた瞬間、武道館が爆発してしまうのではないかと言う程の大歓声、大熱狂に包まれる。
田上は前回の武道館での大噴火の勢いを持続させ、一気にこの日のGHC奪取まで駆け抜けたのだ!!

場外大車輪喉輪、俺が田上、ジャンピングハイキック、秩父セメント、俺が田上。
最後の超大技連発のラッシュは文句無し。
さすがの力皇もこれには屈するしか無かった。

試合後の様子、その1

歓喜の渦に包まれる武道館。
田上の下へGHC管理委員長のジョーさんがGHCのベルトを授与しにやってきた。
第8代、GHCヘビー級チャンピオン、田上明!

試合後の様子、その2

勝利者インタビュー。
リングサイドを囲むお客さんが笑顔で歓声を上げている。
インタビュアーの平川アナウンサーも満面の笑顔だ。

試合後の様子、その3

試合後の様子、その4

再度、勝ち名乗りを受け、退場して行く新王者。

田上が退場し・・・

紙テープのバズーカが炸裂して、大会は終了

今大会のエンディングは大興奮の中、幕が降りました。

小橋、三沢からシングルで勝利を挙げ、
苦しみながらも、チャンピオンロードを歩いてきた力皇。
試練の多い王者在位期間でしたが、
確実にこの時間は力皇を成長させた筈。
現に、この日の試合では立派なチャンピオン振りを見せていたし、
今回の王者経験を糧に今後も邁進して欲しい。

大噴火と、観客の後押しで新王者となった田上。
果たしてどんな王者像を我々に見せてくれるのだろうか。
いろいろな意味で目が離せません!


全9試合。
第4試合からハズレが無い、好カード、名勝負が目白押しの
かなり重厚なボリューム感のある武道館大会でした。
応援疲れが物凄い・・・(笑)

小橋と健介の再会に胸躍らせ、
若き明日を担う2人に爽やかな風を感じ、
三沢と天龍に歴史と重みを見せ付けられる。
森嶋猛もいよいよ覚醒し今後が楽しみになってきた!
そして、田上明でお祭り騒ぎ。

ほんと、プロレスって最高!
メチャクチャ熱くて、楽しい武道館でした!おつかれ!



前に戻る