NOAH
Summer Navigate ’06
2006 7・16 Nippon Budokan


復活の狼煙をあげるエベレスト!!!
今宵・ビッグボス復活!エベレストジャーマンも出た!!


今年4度目の武道館!

今シリーズ前のオフに我らが小橋建太が右腎臓腫瘍摘出の為に戦線離脱。
私も物凄いショックを受けました。
しかし、小橋は前向きにこの状況と向き合い今も戦っている。
いつまでもクヨクヨできない!
先日の手術は無事成功、経過も良好。
そんな小橋を安心させるようなファイトを選手には期待したい。

さて、今宵のメインイベントはプロレス界の帝王、高山善廣の復帰戦!
残念ながら小橋とのタッグは実現しなかったが、
欠場の小橋に代わり健介が小橋との友情に答える形で緊急参戦!
GHC王者・秋山と三沢がタッグを組み、これを迎え撃つ。
豪華メンバーの中、どのような帝王復活劇となるのか!?
そしてセミファイナルでは次世代を担う4人によるタッグマッチ!
結果も内容も非常に問われる重要な試合が組まれた。


武道館に入場。今回の席は東(放送席)側だ。
放送席


試合開始時間になり、オープニングセレモニーが開始。

その1

その2

その1

その2

セレモニーが終了し、試合開始!


逆さ吊りにされる百田
第一試合、百田とSUWAのシングルマッチ。
SUWAはピンクのタイツで入場!

セコンドの永源

セコンドには永源、入場テーマも前奏で永源のものを使う徹底振り。

超満員です

第1試合から武道館はぎっしりの超満員。
最初から観客のテンションも高く、盛り上がる。

マイティと百田のWブレーンバスター!

試合後、勝者のように喜ぶ3人

試合はSUWAがラリアットで百田からフォール勝ち。
しかし、決着後も百田を襲うSUWAの行動に
永源、レフェリーのマイティが怒り、SUWAを制裁。


第二試合
今シリーズ複数来日したメキシコ選手2名を含んだ6人タッグ。

怪しい3人・・・

こいつがアビスモ・ネグロだ!

泉田、菊地と共にアビスモ・ネグロが入場。

オリエンタル

対する、ヨネ、青木、そしてエル・オリエンタルが入場。

オリエンタル vs アビスモ

オリエンタルとアビスモが対峙。
試合はアビスモが超危険なWアーム式のパイルドライバーをオリエンタルに決め決着。


第3試合

多聞入場!
多聞が登場。小橋と奪取したGHCタッグのベルトを掲げる。

志賀!
ブレイク中のアニキ、志賀です。


第五試合
メキシコ勢3名を含めたタッグマッチ。

マンソン1

マンソン2

トランプマンチャーリー・マンソンが怪しさ爆発で入場。

シコシスとムシキング・ジョーカー

そして、シコシスとムシキング・ジョーカーが入場。

エル・アンヘル

エル・アンヘルが石森と共に入場。

ムシキング・テリー

そして、ムシキング・テリーが入場。

なんでアンヘルさんは半笑いなのか・・・

なんとも言えないリング上の面々。
試合はテリーとジョーカーが鮮やかな攻防を見せ盛り上がるも
アンヘルの何とも言えない怪しい動きに武道館が爆笑・・・いや魅了されてしまいました。
最後はテリーがシコシスをミストクラッシュで仕留めて決着。
しかし、試合後も一番目立っていたのはアンヘルさんでした。


第六試合
潮崎 豪 vs 鈴木みのる

みのる入場1

みのる入場2

みのるが入場。

潮崎

潮崎が入場。

潮崎にとっては試練となるシングルマッチだったが・・・
試合はあっさりみのるが逆落としからのスリーパーで勝利。
潮崎はあまり良いところを見せられずに完敗と言える内容。
この経験をどう次に生かすかだ。


セミファイナル
力皇、森嶋 vs 丸藤、KENTA

奇しくも小橋が戦線離脱となったこのシリーズ最終戦の武道館で
このカードが組まれた意味は非常に重い。
4者ともそれは戦前のコメントからも充分に理解しているようで激戦、熱戦が期待される。

4選手がリングイン

4選手がリングイン。試合開始。

序盤こそ静かな立ち上がりだったが、
KENTAと森嶋が相対した時点で一気に試合はヒートアップ。
一歩も引かない打撃戦の応酬で館内は盛り上がる。

2人がかりでのしかかる!

中盤〜終盤。力皇と森嶋はとにかく体の大きさとウェイトを存分に生かし有利に試合を進める。
特に森嶋がこの日も絶好調をキープ。攻撃も重く一つ一つの技に説得力がある!
時にはトリッキーな動きも出すなど、ノリノリだ。
サポートに回った感のある力皇だったが、
力皇も要所要所で的確な攻撃を見せ試合を引き締める。

Wインパクトを狙うが・・・

Wインパクトを狙うも丸藤が巧みにこれを切り返す。

合体不知火!

丸藤とKENTAが合体の不知火&パワーボムの連携攻撃!

森嶋相手によく決めた!

KENTA、重い森嶋を抱えあげ、Go 2 Sleep!カウント2.9まで追い込む。

バックドロップの体性!

負けじと森嶋もバックドロップで反撃!

最後は、森嶋とKENTAが意地の張り合いの攻防をしてる間に時間切れ。
引き分けで試合終了のゴングが打ち鳴らされた。

試合内容は非常に良く、丸藤とKENTAも体格差を感じさせない素晴らしいファイト。
引き分けという結果もまあ、次へ繋がるという点ではいいのかな。
この試合を経て、流れ的には丸藤がGHCヘビーのシングルへ挑戦という流れになるっぽいが、
森嶋にもっともっとチャンスをあげて欲しい気がする。
事実、この試合で一番観客を盛り上げていたのは森嶋だし、
個人的には次のGHCに一番近い位置にまで来ていると思うが・・・


メインイベント
高山善廣 復帰戦
秋山、三沢 vs 高山、健介

脳梗塞で倒れてからおよそ2年半。
ついに高山がリングに帰ってくる!



電光掲示板に高山復帰戦の文字。
一気に館内のボルテージが最高潮に。選手の入場が始まる!

三沢の入場1

三沢の入場2

最初に三沢が入場!大ミサワコール。

健介入場1

健介入場その2

次に健介が入場!小橋の欠場を受けて急遽参戦してくれた健介に大歓声。

秋山の入場

GHC王者の秋山が3番目に入場。

高山の入場1!

高山の入場2!

そして割れんばかりの大歓声の中、高山が復活の入場!
トップロープをまたいでリングイン!



高山の選手コール。大量の紙テープと歓声が。

三沢と高山の先発で試合開始!

膝蹴り!

ファーストコンタクトでいきなり三沢に強烈なニーリフトで襲い掛かる高山!

秋山 vs 高山

三沢が秋山とタッチし、秋山と対峙する高山。

エルボースイシーダ!

徐々に三沢、秋山共に高山への攻撃が激しく。
写真はエルボースイシーダを決める三沢!

健介のマシンガン逆水平1

健介のマシンガン逆水平2

試合中盤。健介がコーナーの秋山へマシンガン逆水平!小橋へのエールだ!

高山のマシンガン逆水平!1

高山のマシンガン逆水平!2

そして、なんと高山もマシンガン逆水平!
「小橋ーー!!」と絶叫してこれを三沢に決めた!

フルネルソン!

試合も終盤に突入。
秋山に豪快なフルネルソンスープレックスを決める高山!

エベレスト!1

エベレスト!2

そして必殺のエベレストジャーマンも決める!!!!!
カウント2.9で秋山はこれを返す!

エクスプロイダー!

秋山、エクスプロイダーを連発!高山を追い詰める。

上手く健介を分断に成功した、秋山と三沢が試合を決めにかかる。

エメラルドフロウジョン!!

エルボーで高山の動きを止めた三沢、なんとエメラルドフロウジョン!!

リストクラッチエクスプロイダー!!

そして続けざまに秋山がリストクラッチエクスプロイダー!!
三沢と秋山は復帰してきた高山へ手荒い歓迎の必殺技2連発だ。
さすがにこれを高山は返せずカウント3。試合終了となった。

試合後の様子1

試合後の様子2

試合後のリング上。
苦難のリハビリを乗り越え復帰してきた高山を労う3人。

試合後の様子3

戦い終わってノーサイド。
高山、お帰り!

試合後の様子その4

健介に肩を借りて、退場してゆく高山。


大会の総括、まとめ。

小橋が突然の戦線離脱。健介が代理を勤めた高山の復帰戦。
セミファイナルの試合もメインの試合も大熱狂となりました。
高山、かなり激しい試合となりましたが、
今後、暫くは様子を見つつ試合をして感覚を取り戻して行って欲しいですね。

そしてセミの試合で素晴らしい試合をした4選手は今後ますます頑張ってもらいたい。
こういう時こそ、若手が奮起する時。まだ足りない!もっと頑張れ。

小橋。とにかく焦らず。
ずっと走り続けて来たから、しばらくゆっくり休養するくらいで調度いい。

そして、健介。本当に本当に有難う。
健介の男気に感謝の気持ちでいっぱいです。

その健介が試合翌日の報道で実は左眼窩底骨折の重症を隠しての出場だった事が判明。
手術は無事に成功し、経過観察の段階の模様。
健介までもがリングから暫く離れなければならない。

今日の武道館の物凄い大歓声の中復帰した、高山のように
小橋と健介が復帰戦のリングに立つ日を願い、心から全快する事を願います。
プロレスの神様の運命の悪戯は残酷すぎだよ・・・



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