NOAH
Autumn Navigate’08
2008 10・25 Nippon Budokan
丸藤vsKENTA
二人が背負う思いの大きさは確かに伝わった!
やってきました10月秋の武道館!
私個人としては八王子、横浜文体に次いで今年3回目のNOAH観戦。久々の観戦です。
現在、小橋が肘を痛め欠場中。再びの熱き復帰が待たれる。
そんな厳しい状況の中、NOAHが団体の威信をかけ
丸藤とKENTAのシングルマッチをここで持ってきた!
丸藤が全日本に参戦して奪ってきた世界Jrヘビー級のベルト。
KENTAが巧者ブライアン・ダニエルソンから奪取したGHCJrのベルト。
この両タイトルが賭けられ、レフェリーは和田京平。メインイベント。
舞台は整った。あとは伝説を創るのみ!超えてみろ、四天王プロレス!
試合開始時刻となり、オープニングセレモニーが開始。
試合は進み
GHC王者健介が登場。
この日は6タッグで三沢組と対戦。
セミファイナル
GHCタッグ選手権試合
王者組 バイソン・スミス、斉藤彰俊 vs 秋山準、力皇猛 挑戦者組
秋山が入場!
山賊みたいだ・・・
選手権試合宣言があり、試合開始。
試合は胸を痛めるバイソンが集中攻撃され、捕まる展開。
分断されリングには彰俊と秋山。
リストクラッチエクスプロイダーを狙う秋山をバイソンが最後の力を振り絞ってカット。
そのままバイソンテニエルを決め、立て続けに彰俊が渾身のスイクルデス!
秋山から彰俊がフォール勝ち!
苦しい試合だったが王者チームがタイトルを防衛した。
退場していく王者コンビ。
秋山・力皇のチームからも勝利し、長期政権を築けるか?
メインイベント
世界Jrヘビー級選手権、GHCJrヘビー級選手権 ダブルタイトルマッチ
世界Jr王者 丸藤正道 vs KENTA GHCJr王者
丸藤が世界Jrのベルトを携えて入場!
KENTAがGHCJrのベルトを携えて入場!
KENTA、入場するや否や丸藤へ歩み寄り睨み合い。
互いが保持するベルトを掲げあう!
裁くレフェリーは和田京平!
NOAHで懐かしの京平コールも出た。
選手権試合宣言。
コーナーで控える丸藤とKENTA。
両者の選手コールがあり、いよいよ試合開始!!
会場の歓声、期待感が物凄い!
ファーストコンタクト、ロックアップで組み合う。
序盤はじっくりと行く展開。グラウンドの攻防。
リング内へケブラーダを放つ丸藤!
四の字固めでKENTAの足を攻める丸藤。
試合は丸藤がペースを握って放さない。
本部席には2本のベルトが。
ロープ最上段に据えてそこからドラゴンスクリュー!悶えるKENTA。
場外戦。場外で垂直落下ブレーンバスター!
顔面踏み付け。丸藤の攻勢が続く。
KENTA、ダイビングラリアット!的確に丸藤を捕らえた。
丸藤は場外鉄柵越えのゲブラーダ!空を飛ぶ丸藤!
対角線に走って膝蹴り!勢い余って丸藤は場外へ落ちる程・・・
トップロープの攻防。
雪崩式フランケンシュタイナーを狙う丸藤をパワーボムで防ぐKENTA。
ギロチン式のニードロップ!
KENTA攻勢。ジャンピングボムで叩きつける。
腕決め卍固め!京平もエキサイト!
再びコーナートップでの攻防。この位置から後ろへ投げようと思うKENTA!
凌いだ丸藤、場外から助走を付けて下から上へドロップキック!
空間を自在に使う丸藤のプロレスがこの日も冴え渡る。
そして逆に場外へ断崖式のデッドリードライブ!
リングへ戻り、丸藤がパワーボム!
高角度で旋回式!
不知火!
雪崩式タイガースープレックス!
しかしこれを空中で回転して着地し、防ぐ丸藤!信じられない攻防!
KENTA渾身のgo2sleep!
前回の対決のフィニッシュ、丸藤の切り札ポールシフト!
だがこれでも決まらない!
互いに消耗しきった中、打撃の打ち合い、意地の張り合い!
新型ポールシフト!横にノーザンライト風に落とした!
しかしKENTAはこれもカウント2.9で返す!
そして決着付かずフルタイムドロー。
試合直後の様子。
GHCJrを防衛したKENTA。
世界Jrを防衛した丸藤。
リングサイドのお客さんがリングを取り囲む。
健闘を称えあう二人。
そして退場して行く。
丸藤とKENTA、二人が今NOAHを背負わなければならない
覚悟みたいなものを試合から物凄く感じた。
決着こそ付かなかったものの、また次を期待させる内容だった。
引き分けという結果は、ファンとすれば少し残念だったが、
試合は申し分ない激しい試合。
この日の試合で四天王プロレスを超えたか?と聞かれれば
正直な所、まだまだ・・・肩を並べたかな。というのが正直な所。
ただ、それと同じ熱気が会場から感じられたのも事実。
チャンスやピンチで頻繁に湧き起こった丸藤コールやKENTAコールもその証。
両者とも60分という領域を経験できた事もとても大きいだろう。