Ｃｏｌｕｍｎ２ 私的 全日本プロレス １９９９年度 ＭＶＰ ・ ベストバウト 他 Ｈ１１ １２／４執筆
全日本プロレスは、昨日の武道館での最強タッグ優勝戦で今年の闘いを締め括りました。
そこで、今年の全日の一年を振り返る意味も込め、
私的 ＭＶＰ ・ ベストバウト 等を書いてみようと思います。
| 賞名 | 受賞対象 | 選定理由＆コメント |
| ＭＶＰ （最高殊勲選手） |
ベイダー | 今年のシングル戦線での中心人物は確実にこの人でした。 チャンピオンカーニバル初出場初優勝、三冠王座を二度奪取。 スミスと組んでの最強タッグは最終的に惜しくも３位だったが、 タッグリーグを終盤まで引っ張った。今年の実績、文句無し。 |
| 最優秀 タッグチーム |
小橋＆秋山 （バーニング） |
今年の全日本プロレスのタッグ戦線を牽引し、 中心に居たのはこの二人が率いるバーニングでしょう。 ｖｓアンタッチャブル、ｖｓムーブメント、ｖｓノーフィアーと、 日々、ライバルチームとの闘いで、突っ走った。 最強タッグ二連覇、世界タッグ王者チームとして越年。 |
| ベストバウト （シングル） |
ベイダー ｖｓ 三沢 （５・１ 東京ドーム） |
今年の全日東京ドーム大会のメインイベント、三冠戦。 三沢が魂のランニングエルボーで勝利。三冠奪取。 試合内容も然る事ながら、この日、 この試合が持つ重要性、テーマ性等を考慮。 |
| ベストバウト （タッグ） |
川田＆田上組 ｖｓ 大森＆高山組 （６・１１ 日本武道館） |
スーパーパワーシリーズ最終戦、セミファイナル、ノンタイトル戦。 ノーフィアー（大森＆高山）の再三の対戦要求で実現したカード。 彼等がタッグ戦で初めて上位陣から白星を挙げ、 下半期の快進撃のきっかけになった試合。 二人が勝った時の会場の大歓声、凄かった！ |
| 特別功労賞 | ジャイアント馬場 | 偉大なる世界の巨人、ジャイアント馬場、永眠・・・ 年明け早々、衝撃的なニュースでした。 私は生では馬場さんの勇士は晩年のものしか見ていませんが、 馬場＆ハンセン組で当時の最強チーム、三沢＆小橋組と闘った姿、 還暦記念試合で川田、小橋の容赦無い攻撃に耐える姿、 日々の前座の試合での 永源、渕 達との試合。ect... どれも今でも心に強く残っています。王者の魂よ永遠に・・・ |
| 功労賞 | ジャンボ鶴田 | 馬場さんがリングから去り、鶴田もリングから居なくなってしまった。 ジャイアント馬場の次の全日本プロレスのエースとして 数々の激闘を繰り広げてきたジャンボ鶴田。 三沢達との闘いでは強大な壁となり立ちはだかった。 その後内臓疾患で長期欠場。そして奇跡のカンバック。 しかし、今年の３月６日、武道館大会にてジャンボ鶴田、引退。 第二の人生に向けアメリカへ。空港で旅立つ鶴田。見送る三沢。 ＴＶの全日本プロレス中継で印象に残ったシーンでした。 |
| 敢闘賞 | 三沢光晴 | 馬場さん急逝に伴い、全日本プロレス新社長に就任した三沢。 リング内のみならず、リング外でも多忙な一年でした。 ベイダーとの対戦では２勝２敗。（内１敗は、２連戦の２戦目） チーム、アンタッチャブルとしては小川良成と二人で 全日本のベルトを総取りという快挙を達成。 残念ながら１０月シリーズでは５冠王座全てから陥落・・・ しかし、ミスタートリプルクラウン三沢光晴。 来年も三冠戦線の中心人物の一人になる事は間違いない。 |
| ９９年 観戦していて 驚いた技ベスト３ |
３位 ベイダーの タイガードライバー |
５・１ 東京ドーム、三冠戦。（ベイダー ｖｓ 三沢） ベイダーが相手の三沢の得意技であるタイガードライバーを放つ。 高速に高角度で三沢の体がマットに叩きつけられた。 三沢の体に衝撃が走り、ファンの脳裏にも衝撃が走った一撃。 |
| ２位 田上明の ダイビングボディプレス |
１２・３ 日本武道館、世界最強タッグ決定リーグ戦、優勝戦。 小橋＆秋山（バーニング） ｖｓ 田上＆ハンセン（明艦砲） 大暴れのスタン・ハンセンに大爆発の田上明。 中盤、ダウンしていた秋山に対して、田上がトップロープへ昇る！ 田上らしいガッツポーズからなんとダイビングボディプレス！！ 武道館のボルテージが最高潮に達したワンシーンでした。 | |
| １位 小橋健太の フランケンシュタイナー |
９・４ 日本武道館、５大シングルマッチ、第三試合。 小橋健太 ｖｓ ザ・グラジエーター 試合終盤、一気に畳み掛けるグラジ。小橋をトップコーナーに据え、 カミカゼアッサムボム（グラジの雪崩式パワーボム）を狙う。 一旦はなんとか切り替えした小橋。しかしグラジは再びボムの体勢！ コレが炸裂すれば小橋は負ける！！誰もがそう思った瞬間！！ マットに叩きつけられる寸前に小橋が後ろへ一回転〜〜〜！！！ パワーボム返しのフランケンシュタイナーが爆発！ グラジが逆に投げ捨てられ、透かさず小橋が豪腕ラリアットで勝利。 小橋がボムを切り返した時、絶叫してましたゎ、俺・・・（＾＾； |