プロレス バックナンバー5


最強タッグ、ベイダータイム、ジャイアント馬場逝去・・・編

平成10年 11月16日〜平成11年 4月16日 までの観戦記です。
※ 下記文中の一部、選手名は敬称略にさせていただきました。


11/16

いよいよ始まりました。全日本プロレス、世界最強タッグ決定リーグ戦。

このシリーズが始まり、そして決勝戦が終わった後、
武道館で山下達郎のクリスマスイブを聞くと、
もう今年も終わりだなぁ。と感じてしまいますね。
まさに、よく週刊プロレスが言うところの「全日本の各シリーズ=季節感」ですな。

さて、昨日のテレビの全日中継。最強タッグ開幕戦の模様を後楽園ホールから・・・
いきなり 三沢、小川組 vs ハンセン、ベイダー組 の試合。
7分10秒でベイダーが三沢を圧殺フォール勝ちという衝撃の結果。
しかも三沢と小川にほとんど何もさせずに一方的な勝利でした。

ハンセン、ベイダー組・・・もう規格外ですよね、強さが。そんな感想を持ちました。
このチームを食い止めたチームが一気に上位戦線に食い込みそう。
俺としては、日本人で唯一パワーで互角に対抗できるであろう小橋に期待したいです。
5・1東京ドームでもベイダーに真っ向勝負して引けを取っていませんでしたし・・・

そして、昨日のTV放送日、当日に行われた試合もしっかりフォロー。
小橋組もヘッドハンターズ相手に順当に白星発進したみたいです。
あと、バート・ガン。想像以上に良い選手ですね。磨けば光りそうです。

しかし、日テレ・・・プロレス中継の制作スタッフは
最近ものすごく努力が感じられて素晴らしいんだけど、
いかんせん放送時間が・・・なんでカートやら高校サッカーを
レギュラー番組である全日本プロレス中継30を押しのけてまで先にやりますか。(怒)
先日の三冠戦、深夜にもかかわらず5.6%という視聴率をマークしているわけだし、
ここ最近の数字(視聴率)を見ても低調ってワケでは無いでしょうに。

なんか、日テレの放送時間枠を決めるスタッフ及び上層部。
プロレスファンはどんな時間でもオンタイムに見てくれるだろう。ってナメてます?
あと、プロレス中継の番組ソフトとしての価値を軽視してる人間が居ませんか?
まぁ、最強タッグの決勝戦が45分枠で放送されるそうなので、
三沢選手が言っていた通り、そこで良い数字を残して、
通常の放送の時間枠が45分、60分となれば嬉しいのですが・・・


12/3 (未明)

最強タッグも終盤戦に突入しました。
ハンセン、ベイダー組はリーグ戦を完全無欠の全勝、1位突破が確定的。

注目の2位争いは、昨日の試合で川田、田上組を下した
バーニング(小橋、秋山組)が1歩リードした形。
11月30日の宮城大会で三沢、小川組に引き分けた時はもう駄目かと思いましたが、
2位争いの直接対決を制した事で有利な状況に持ちこめました。
ただ、連戦でエース、ガン組と当たらなければならないので、
最後までどうなるか分からないが・・・

俺個人の希望としては、武道館のリングで「今世紀最後の最強外国人コンビ」
を迎え撃つのは小橋と秋山であって欲しい!


12/4

今日、新しい全日のテーマ曲集のCD(小橋の新入場曲等が収録)を購入。
これがまた聴いてみると最高の構成!!
6月12日に三冠を奪取した時の勝利者インタビュー、
「小橋、新時代宣言!」からニューテーマソングの「GRAND SWORD」へと繋がるのですが・・・
最高です。小橋ファンにはたまらない一品に仕上がっています。くぅ。
(ちなみに三沢のテーマ、「スパスタンX」のアレンジバージョンはアレな仕上がり・・^^;;;)

しかし、6・12に俺は{前の入場テーマ曲、好きだったんだけどなぁ・・・}
と言ってましたが、今の曲もとても良いですな!
半年足らずで自分の中では定着してしまいました(^^ゞ

もちろん前のテーマも大好きです。
数年後、ビッグマッチでここぞと言う時に使って欲しいなぁ。
それじゃなんか新日の演出みたいだけどね・・(笑)

さて、話は最強タッグ。本日の千葉大会の結果、
小橋がガンからラリアットでフォール勝ちを収め、リーグ戦を単独二位で終了。
よってバーニング決勝進出!!なんとか二位に滑り込めました・・・
これで、明日の武道館。世界最強タッグ決定リーグ戦優勝戦は、
ハンセン、ベイダー組 vs 小橋、秋山組 という俺の希望通りの試合カードに!!
そして、今年最後の武道館。今年最後のプロレス観戦。これはもう燃えるしかない!(^o^)/


12/7

5日の武道館大会へ行ってきました。
TVでも既に優勝戦の模様が放送されましたが、
’98世界最強タッグ決定リーグ戦は小橋、秋山組が逆転優勝を果たし、
今年の全日本プロレスの闘いは幕を閉じました。

試合には負けてしまいましたが、あの日のハンセンは凄かったです。
特に秋山に対して連続で攻撃を畳み掛けた後、どうだ!とばかりに吠えた時などは、
見ているこちらがゾクゾクしてしまうほどでした。
ベイダーも、近いうちに三冠戦線に名乗りを挙げてくるでしょう。
5強とのシングルマッチも早く見たいですねぇ。

小橋、秋山組の優勝が決まって、
負けに納得が行かないハンセンとベイダーが一通り暴れた後(^^;)
最強タッグの表彰式が行われました。その最後の場面で、
小橋とエースがガッチリと握手。GETが無くなり、
仲間割れのまま別れてしまった二人が、最強タッグの闘いを通じ、
お互いの健闘を称えあうという感動的なラストシーンでした。
いつか小橋とエースが最高の舞台(三冠戦)で闘う日が来るといいですな・・・

これでGETともキッチリとけじめをつけ、来年は秋山が言ったように、
バーニング、爆進しましょう!俺らファンも後押ししますぜ!!


12/17

次期シリーズの主要カードが既に発表されています。
三冠戦は大阪で川田が三沢に挑戦。
そして、俺の地元、横浜ではなんと小橋 vs ベイダーのシングルマッチがぁ!!
東京ドームクラスの会場のメイン級のカードをぉぉぉ!
速攻で1・15横浜文化体育館大会のチケットを取ってしまいました。
馳も久々に見れるし、人生も参戦するし、世界Jr戦(小川 vs 垣原)もあるわでなんと豪華な・・・

今から早くも楽しみですなぁ。


12/18

なんと!全日本プロレス公式ホームページ主催の
クリスマスチャットに当選してしまいました!\(^o^)/
開催日は明日12月19日、三沢選手と他10名によるチャットが行われます。

参加した内容や感想などをもちろんココに書くので、こうご期待!


12/19

三沢選手とのチャット、興奮と緊張の連続でしたが、楽しいひとときを過ごせました。
よくよく考えてみれば、とても貴重な体験ですよね。

で、どんな事を話したかと言うと・・・

横浜での世界Jr戦(小川 vs 垣原)は、三沢選手がマッチメークしたらしい。
スミスは好きな選手。大阪で行われる小川とスミスのシングルマッチも三沢選手のマッチメーク。
10.25の小橋との三冠戦、エプロンからのタイガードライバーはひらめきで、とっさに出たそうです。
「俺のわざは大体とっさのひらめきなんだよ。」だそうです。
○○選手(若手)のアレはデカイらしい(爆)

などなど。他にも色々と雑談などを含めて大体45分ほどのチャットでした。
またこういう企画をどんどんやって欲しいぞ!


H11 1/11

本年初の書き込みです。今年もよろしくお願いします。

さて、全日本プロレス、新春ジャイアントシリーズ開幕戦。
いきなり小橋とベイダーが大乱闘、その結果小橋が流血、
左瞼を11針も縫うケガを負うという波乱の幕開け。
その後の対戦でも小橋が珍しくベイダーに対してイス攻撃を仕掛けるなど、
両者ともにヒートアップ・・・
15日の横浜文体、凄い試合になりそうです。

で、昨日のTV中継で7日の世界タッグ戦を見ました。
当然小橋の顔面を狙ってくる王者コンビに対し、耐えて耐えぬいて最後は逆転勝ち。
見事、小橋、秋山組がベルト奪取!
ムーブメント、アンタッチャブル、ハンセン&ベイダーと強力な挑戦者候補チームが
揃っているだけに今後の防衛戦も目が離せない!!

そして今年も全日、5月2日、東京ドームに進出。
去年は小橋とベイダーの初対決という、いい夢を見させてもらった。
今年もWWFからの選手招聘が有りそうな雰囲気・・・
ストーンコールドやアンダーテイカー等、大物選手は果たして来るのか!?


1/13

馬場さんが腸閉塞のため手術を受けたそうです。
術後の経過は快方に向かっているとの事なので、
ゆっくり体を休めて、またリングで元気な姿を見せて欲しいです。

さて、馬場不在という状況の中、
やはり三沢が中心となって全日を引っ張って行くのでしょう。
三沢のマッチメークもファンを唸らせるものが多いので、期待したい所です。

そして、16日の後楽園ホール大会で、急遽、
人生、ハヤブサ組がアジアタッグに挑戦!!
王者組(本田、泉田組)は、初防衛戦からいきなりの試練ですが、
良い試合になる事間違い無し!!あぁ、16日のチケット取って置けば良かったなぁ・・・(^^;
やっぱりこれも三沢プロデュースによる試合なのかな?


1/15

行って来ました、横浜大会。
かなり良いカードが組まれたため、客の入りがとても良かったです。
横浜文体では久々の超満員じゃないかな?

さて、注目の小橋 vs ベイダー。
序盤は両者の打撃戦。小橋はマウントパンチまで放つ。
中盤、足攻めからドラゴンスクリュー2連発で流れを掴んだ小橋。
ブレーンバスターも2度目のチャレンジで成功!
続けざまにバックドロップでダメージを与える。
ムーンサルトプレスも、一度はかわされたものの、その後きっちりと決めました。
しかし、ラリアットは完璧な形で決められず。
1発は相打ち気味に当てましたが・・・

再びのラリアット狙いをベイダーアタックで防がれると、ベイダーの猛ラッシュ。
全日で初公開となるムーンサルトプレス。これは小橋、カウント2で返したものの、
コーナーにもたれかかる小橋の背中にベイダーアタック、
投げっぱなしジャーマン、リバーススプラッシュ2連発、
セカンドロープからのビックバンクラッシュと立て続けに食らいカウント3・・・
ベイダー強し!この借りはチャンピオンカーニバルで返して欲しい!!
しかし、とても良い試合でした。会場も大歓声でした。

そして世界ジュニア戦は、
垣原が大善戦(4の字ジャックナイフ、バックドロップホールドを返す!!)するも、
最後は小川が、腕ひしぎ逆十字狙いをエビに固めてカウント3。
チャンピオンが初防衛に成功しています。


2/1

ジャイアント馬場さんが1月31日に肝不全のためお亡くなりになられたそうです。
今は故人の偉大なる功績を称えつつご冥福をお祈りするばかりです。

俺にとっては、去年の東京ドーム大会での入場シーン。
大観衆の大馬場コールが今ではとても懐かしく、そして心に残っています。
そして馬場さんの最後の試合となってしまった昨年12月5日の武道館での試合。
今思うと、あの時点で体調は良くなかったはずなのに、
普段と変わりの無いように我々の前で試合をして見せた馬場さん。
もうグッズ売り場で馬場さんの姿を見る事も出来なくなると思うと、とても寂しいです。

馬場さん、思い出をありがとう。今も心にその勇姿は焼き付いています。
生涯現役を貫き通した馬場さん、本当に、本当にお疲れ様でした。
そして残された選手、スタッフの皆さんが一丸となって、
全日本プロレスの更なる繁栄を築く事を願って止みません。


3/2

先月は馬場さんが亡くなったとの発表があったり、
ジャンボ鶴田選手が引退発表をしたりと全日本にとって激動の1ヶ月だったと思います。
ファン感謝デーではついにアジアタッグのベルトを人生、ハヤブサ組が奪取しました。
他団体に全日の選手が出場する機会も増えてきそうな感じ。
既にFMWの3月19日の札幌大会で、
渕、菊池組 vs 中川、外道組 という興味深いカードが組まれた模様。
(今日付けの日刊スポーツによると田中、黒田組のアジア挑戦も決まったみたい。)

さて、川田が返上して空位となった三冠ベルト。
6日の武道館で田上とベイダーで三冠王者決定戦が行われるわけですが、
三沢とタッグを組んだ前哨戦でついに田上がベイダーから3カウント!!
全日マット無敗だったベイダーに土をつけることに成功!!
これで武道館での試合がガゼン盛り上ってきました。
バーニング vs アンタッチャブルの世界タッグもあるし。
もちろん6日は武道館へ行って参ります。


3/28

うう、久しぶりの更新だぁ(^^;
三冠はベイダーが取り、世界タッグはバーニングが防衛。
鶴田が引退し渡米、アジアタッグは王者組が防衛。
{↑更新をサボっている間の出来事ね・・・(^^;;;;}
そういえば、日テレの鶴田引退スペシャルの空港での
三沢が鶴田を見送るシーン、三沢の背中がカッコ良かったなぁ。

で、いよいよ開幕したチャンピオンカーニバル。
開幕戦でいきなり秋山が田上から勝つ。今年の秋山は要注意!
今年こそ優勝しかない小橋は昨日、大森を下して白星発進。
そして、今日の試合。速報が先ほど入りました。
三沢がベイダーからランニングエルボーでフォール勝ち!!
ストップ・ザ・ベイダーァァァァァ(謎)

ちなみの俺のCCの予想(と言うより希望)は、
決勝戦は、三沢 vs 小橋 で、
小橋が三沢をラリアットで破り悲願の初優勝!!
なのですが、さてどうなるか・・


4/15

チャンピオンカーニバルも全公式戦が終了。
決勝に進んだのは小橋とベイダー!
小橋、悲願の初優勝か、
それともベイダーが初出場初優勝の快挙を成し遂げるのか。

あと1つ!全ては明日の武道館で!
足のケガもあるし、下馬評もベイダーが有利のようだけれど、
もう何も言うまい。小橋を精一杯応援してくるぞっ!!


4/16

武道館、行ってきました・・・
結果。チャンピオンカーニバル、ベイダー優勝・・・ベイダー強い!

最後は小橋のラリアットをかわしたベイダーが高角度投げ捨てジャーマン、
ムーンサルト、投げっぱなし高角度パワーボムと畳み掛ける。
小橋、辛うじてカウント2.9で返す。レフェリーにカウント3じゃないのか?
と聞き焦るベイダーであったがフラフラになって立ち上って来た小橋に
ベイダーアタック!そのまま全体重を乗せて倒れこんでカウント3・・・

小橋、おしかった!でも悔いる事は無いと思う。
ベイダーとあんな超肉弾戦を繰り広げられるのは日本では小橋だけだ!

あと、素人目ですがベイダーって、
一つ一つの技への体重の乗せ方が物凄く上手だなぁと感じました。
前回の田上戦のフィニッシュのパワーボムといい、
今回のフィニッシュのベイダーアタックからの抑えこみといい。
見てて「ああ、ヤバイィィィィ・・・」と思っていたら3つ入っちゃったし。

それにしても小橋のC.C優勝への道程はなんて厳しく遠いのだろう。来年こそは!




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