NOAH
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’04
12.4 Yokohama Bunka Taiikukan
揺ぎ無き絶対王者、小橋建太。
年内最後のGHC防衛戦は横浜でグラジエーターと激突!
年に1回やって来る、我が地元横浜でのNOAHの興行。
横浜文化体育館にて、年内シリーズ最終戦の試合が行われた!
休憩明けの第4試合。
力皇、丸藤、KENTA組 vs 田上、スリンガー、鼓太郎組
試合は淡々と進み、最後は丸藤が鼓太郎を不知火でフォール。
第5試合
秋山、泉田組 vs 斉藤、井上組
念願のスターネス入りを果たした泉田。
秋山と組み闇の代理人ことダークエージェント、斉藤&井上と激突!
試合は雅央が捕まりつつも粘るという、雅央ペースな(?)試合。
最後は彰俊がスイクルデスで泉田を仕留め、この勝負は闇の代理人達が制した。
第6試合
GHCジュニア・ヘビー級選手権
王者 金丸 義信 vs 杉浦 貴 挑戦者
安定した試合内容で王座を守り続ける金丸。
今日は杉浦を挑戦者に迎え防衛戦。
試合は一進一退の攻防の末、金丸がタッチアウト(旋回式垂直落下ブレーンバスター)で勝利!
セミファイナル
GHCタッグ選手権試合
王者組 三沢、小川組 vs モデスト、モーガン組 挑戦者組
今宵、横浜大会のセミ、メインの試合の裏テーマは日本人対外国人の対決。
先ずはGHCタッグ戦。モデストとモーガンが磐石の三沢、小川組を崩せるか?
両チームともタームワークには定評がある。
モデスト&モーガンが合体攻撃で攻めれば、三沢&小川も負けじと合体攻撃で反撃。
最後は自力に勝る三沢と小川が合体のエメラルドフロウジョンでモデストを仕留めた。
メインイベント
GHCヘビー級選手権試合
王者 小橋建太 vs ザ・グラジエーター 挑戦者
今年、崇高なる絶対王者として、防衛を重ねてきた小橋。
王者として、越年なるか!?グラジエーターを迎え撃つ!
両者が入場し、いざ試合開始!
序盤は静かな立ち上がり。
小橋対外国人選手といえば、力比べだ。
期待通り、この日もグラジと力比べ!会場が盛り上がる!
試合中盤、エプロン際での攻防!
グラジがこの攻防を制し、場外の机に向け小橋をアッサムボムで叩きつけた!
小橋をリングに戻しフォールするもカウント2.9!
グラジの攻勢が続く。
中でも圧巻だったのはトップロープからのスーパーアッサムボム。
物凄い高さから小橋はマットに叩き付けられたが、これも辛うじてカウント2.9でクリアした小橋。
試合終盤、ラリアット、ハーフネルソンで試合の流れを引き戻した小橋!
珍しくカナディアンロッキーバスターも出してみせる。
ダメージの深いグラジ。そこに小橋は追撃。
トップロープに逆さに据えて首筋へ容赦ないチョップを叩き込む!
右腕に力を籠め、頭掴み式ショートレンジ豪腕ラリアットだ!
しかし、当たりが浅く、グラジにカウント2で返される。
ならばと小橋、ボディスラムでグラジを寝かせると・・・
青春の握り拳!
そしてムーンサルトプレスで宙を舞う!
これがパーフェクトに決まり、カウント3!!
小橋がグラジエーターの猛追を振り切り勝利した!
勝利の余韻もそこそこに、鈴木みのるがエプロンサイドに登場。
小橋を挑発し、GHCへの挑戦表明!
小橋もこれを受け、来年の1・8武道館での両者の対戦が決定した!
観衆の大声援を受け、胸を張り退場して行く小橋。
2004年、小橋建太はGHCヘビー級王者として1年間走り抜いた。
数々の強豪達と文句無しの素晴らしい名勝負を繰り広げ、王座を死守した。
しかし、小橋の独走を許すまじと、新たな挑戦者達が小橋の前に立ちはだかる。
来年もこの男の闘いから目が離せない!