良い季節なので今月も行ってきました。今回は日光方面です。
朝7時に豊洲で6人集合。東北道蓮田ＳＡで大平氏、安藤氏と合流したのが８時。
雨上がりですが、午後は確実に晴れるようなので予定通りのスケジュール。
東北道から日光道に入る頃にはすっかりよい天気になりました。山の上は少し肌寒いくらい。
ハーフウェットのいろは坂はスリル満点ながら、思ったよりも車は少なかったですね。
中禅寺湖まで登ったところで噂に聞いている「イタリア大使館別荘公園」を探してみる。
「あれ？通り過ぎちゃった？」
「さっきのところか？」
「あ、閉まってるみたい…。」
竜頭の滝より上は秋まっさかり。戦場ヶ原も紅葉が綺麗でした。
このあたりで時間はお昼ですが、ちょっと我慢で小休止のみ。
さらに登って金精峠付近はすっかり晩秋。寒い！！
白根山を下って片品村を抜け、吹割の滝を過ぎたところで標識をたよりに左折。沼田〜大間々線という道を通ってみる。そのまま関越に下りるには真っ直ぐですが、今回は沼田から桐生に抜ける行程。国道を通るつもりでしたが、地元の土地勘ということで方角だけを信じて曲がってみたら、これが大正解。空いていて信号も民家もほとんど無いので結構なペース。ここは楽しかったですね。帰ってきてから調べたら、赤城山の北側を通るルートのようです。
新しい開拓ルートのおかげで思いのほか時間短縮。目標の桐生へは２時前に到着。腹減った〜。
桐生は絹織物で栄えた町。群馬の中では富岡、安中と並ぶ歴史ある町です。
最近話題のＢ級グルメ。「ひもかわうどん」に挑戦。きしめんのような幅広のうどんです。テレビで話題になっている大きな餃子の皮のようなうどんは最近のものだと思うので、伝統のあるお店をネットで探してみた。
桐生駅近くの歴史ある店「川野屋本店」さんへ。
「こんちは〜、こんちは〜。」
おじいちゃん店の椅子で居眠りしてる…。
「あ゛？な、何人だい？」
「８人なんすけど。」
「ん？８人？…まあ大丈夫か。」
「えーと、なんにしようかな。」
「あー、今日はひもかわしか出来ないから。」
「あ…そうですか…。じゃあ大盛りにしようかな。」
「そりゃ無理だな、少し大盛りが８人分なら取れるから５０円増しだな。」
「じゃ、じゃあそれでお願いします。」
「はいできたよ。ほら、そこ、どんぶり回して。」
「あ、はいはい…。」
「どこから来たんだい？ほう江東区かい、俺、昔錦糸町に居たんだ。」
「あ、そうですか。それは奇遇ですね。」
人生の大先輩には逆らえません。たとえおつゆが少々薄くたって、ちょっとくらいぬるくたって、皆さん大人なので顔には出さず黙々と頂きました。まあ、まるでドリフのコントのようなやり取りも、後になればよい思い出。になるかな？
うどんを食べた後は国道５０号からそのまま東北道、佐野藤岡インターから高速に乗り、途中休憩でダラダラしながら豊洲へ帰ってきたのが６時前と、割と早く到着。全走行４３０ｋｍと思ったよりも距離が伸びたのにはちょっとびっくりです。今回は走ってばかりでしたが、一番季節の良い時に行けて良かったですね。お疲れ様でした。
今回のオマケ
「どうする、また、うちのドカ貸してあげようか？」
「今回は自分ので行ってみます。」
現在、置き場所の問題で、所有バイクがキムコレーシング１５０のみとなってしまった今野氏。先月の下田は私のドカティＳＴ２で行きましたが、今回はマイマシンで参戦。いろは坂や金精峠などの難所に加え、全部で４００ｋｍ以上走ってきたにもかかわらず、若者はいたって元気。一見、小排気量にはちょっとつらい行程も難なくクリアです。さすがに高速は１００km/hちょっとで巡航でしたが、いつも私と安藤氏のベスパ２台を加えた３台で走ってました。コーナーは楽しいので、高速以外はすこぶるゴキゲンのようです。たいしたもんだ。
