前日までの雨があがりそうなので、ちょっと遅らせて関越方面へ9時出発。最近皆さん忙しくてなかなか予定が合わず、久々のツーリングです。
高坂SAに10時到着。まだパラパラとシールドが濡れることがあるのでゆっくりのんびり。
渋川伊香保インターを降りたのは11時過ぎ。目標のお昼にちょうど良い時間です。
今日の目的地その１は渋川「永井食堂」のモツ煮定食。地元群馬ではトラックドライバーなどに昔から有名な店。最近ではB級グルメブームもあり、一般の観光客にも人気のお店。国道17号線沿い旧子持村にあり、昔で言えば三国峠を越える前の休憩所といったところでしょうか。
「おおここか。あれ？休み？」
「日曜はお持ち帰りのみです。」
「あらま…。じゃあせっかくだから日本一のモツ煮買って帰りますか。」
みんなで発泡スチロールケースと保冷剤を別に買ってGP８００のトップケースに入れて帰ることに。
永井食堂でお土産買って出ようとしたら安藤氏のGTS３００がエンジンかかりません。
「あらま…その２。」
もしかしてこれが噂の症状か？当店では今まで幸運にも一度もなかったフュエールポンプの故障のよう。今日は暑くなったからね。燃料ホースを外してみたらガスが来てないようなのでほぼ確信。温度が下がると元に戻るそうなので、しばらく放置決定。永井食堂さんにお願いして日陰を借りてお昼を食べてくることに。
インター近くまで戻って「道の駅こもち」でお昼。地元特産の豚を使ったお料理をいただく。歯ごたえがあって味のしっかりした肉でおいしかったですね。
「じゃあ、出かける用意しちゃってエンジンかかったら止めずに出発してください。そのまま東京に向かって行けるところまで走っちゃいましょう。」
1位時間ほど冷やし、一発勝負。とりあえず私は安藤氏に引率でそのまま東京へUターンすることにしたのですが、皆さんも一緒に帰るというのでお付き合いいただきました。感謝。
なんとかエンジンがかかり、永井食堂さんにお礼を言って帰り道。どこまでいけるかな？
信号待ちでエンジンストールしそうになりながら何とか関越に乗れました。エンジンが高回転のうちは大丈夫のようです。高速に乗ってしまえば故障してると思えない普通の走り。アクセルを一定にして100km/h走行を心がけてもらいました。
何とか練馬までたどり着き料金所で回転を落としたらまたストップ。
「じゃあ、いったん店に戻ってトラックでこっちに向かいますから冷えたらまたかけてみてください。」
結局、谷原の交差点で息絶えたGTSを拾って店に着いたら7時。往復で２５０ｋｍ走行でした。たまにはこういうことがあるのもツーリング。皆さんお疲れ様でした。
これが問題のフュエールポンプ。すぐにクレーム交換の部品をもらいました。ある時期の製品に不具合があるものが含まれているようです。
今回のオマケ
気がつけば8年くらい使っていた私のアライSZ。内装もスカスカになったので今回買い換えました。SZの帽体を無くし、あごの部分が延びたMZシリーズに切り替わるようですね。しかし、安全製のために伸ばした、このあごの部分がデザイン上評判よろしくない。私も抵抗感があり、つい、こんなカラーシリーズを選んでしまいました。明るい色だと目立つ気がします。実際使ってみると、さすがに最新モデル。GP800で高速道を限界までスピードアップしても浮き上がってくることもなく、首を振ったときの抵抗感も使い古しとは比べ物にならないフィット感。フルフェイスと同じようにアゴで押さえることができるので耳周辺などは以前より締め付け感が少なく快適、風も良く通ります。ただし、頭を入れるときの入り口がフルフェイスのように狭くなったので、メガネをいちいち外さないとかぶれなくなりました。そこだけちょっとマイナス。
