ヨーロッパで唯一、リッタースポーツから50ccスクーターまでラインナップしているメーカー、アプリリアのミドルスクーター、SR125。新価格￥285,000。今年から輸入元が従来のボスコモトからアプリリアジャパンに移行しました。安定供給が期待されます。同じボディの150もあり、こちらは￥299,000と去年より10万円以上の値下がりでお買い得感万点です。カラーバリエーションなど詳細はまだ未定のようです。
IMPRESSION
私、村上がメーカー、排気量、新旧など車種にこだわらず一般の人よりたくさんのバイクに乗れる立場を利用して、私なりの試乗インプレッシヨンを、語らせていただきます。皆さんのバイク選びの御役に立てればうれしいです。
今回は当店の試乗車兼、お使いバイクのAPRILIA SR125です。
以前もレポートしましたが、最近当店のちょっとした「マイブーム」になってきましたアプリリアのハイパースポーツスクーターをもう一度ご紹介します。
ヨーロッパで唯一、リッタースポーツから50ccスクーターまでラインナップしているメーカー、アプリリアのミドルスクーター、SR125。新価格￥285,000。今年から輸入元が従来のボスコモトからアプリリアジャパンに移行しました。安定供給が期待されます。同じボディの150もあり、こちらは￥299,000と去年より10万円以上の値下がりでお買い得感万点です。カラーバリエーションなど詳細はまだ未定のようです。
T-MAXやジレラランナーと同じ方式の片目ずつハイロー切り替えのヘッドライトと個性的なテール回り。ホワイトレンズはノンオリジナル。タイヤはハイグリップに換装で、ピレリーの「エボ」シリーズ。ミシュランの「ボッパー」シリーズも選べます。
160メータkmまで刻んであるシンプルなメーター回り。
充分な効きのフロントブレーキと、もっと充分な効きのリアブレーキ。信頼のピアジオ製空冷2ストエンジンはチューニングパーツなども多数出てます。長く乗るコツは「誘惑に負けないこと」です。赤いクラッチケースカバーはオプションです。
メットインスペースはフルフェイス1個分を確保。コンビニフックも付いてます。
始めて乗った、たいていの人はあまり良い印象をもちません。国産のスクーターとは印象にかなりの差があるからです。まず、エンジンがヒュンヒュン回らない、サスが硬い、シートが高いなどが一番に出てきます。確かにフライホイールが重い感じで、加速が鈍いような気がします。発信加速もよくありません。しかし、長く乗れば乗るほど良さが判って来ます。50kmから上の加速やエンジンフィールは最高に気持ちよく、硬めのサスやシートも疲れません。道路のギャップもオフロードバイクのようにこなしてくれます。ツーリングが楽しい125のスクーターなんてあまり存在しないと思います。燃費はあまり良くなく、15kmから20km位ですが、私もこれで、よく女房と2人乗りして門前仲町や銀座にでかけます。ボディがスリムなので置く場所にも困らないし、レインボーブリッジなどもタンデムでグングン上ります。ちょっと「カッコイイ」原付２種を探している人にはぴったりです。