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 私、村上がメーカー、排気量、新旧など車種にこだわらず一般の人よりたくさんのバイクに乗れる立場を利用して、私なりの試乗インプレッシヨンを、語らせていただきます。皆さんのバイク選びの御役に立てればうれしいです。

 今回は、台湾KYMCOの新作、SUPER 9です。デザインを一新し、イタリアン感覚あふれる、スーパー50ccスクーターです。


ランナーを思わせるような、ヨーロピアンデザイン。

とても大柄。後ろはアプリリアSR125ですが、ほとんど同じ大きさです

KYMCO SUPER 9
2サイクル水冷49cc
\198,000



デザインを一新したスーパー9は、知らない人が見たら絶対に50ccには見えない、立派な作りです。またがってみたポジションは、ランナーのシートだけを5cm位下げた感じ。コーナーを攻めるのにはちょっとハンドルがシートに比べて高い気がしますが。スポーツスクーター入門の人や、国産から乗り換えた人には、かえってとっつきやすいかもしれません。走りだしはさすがに50ccなので、トルク感はありません。しかし、中速から上は気持ちよく伸び、一気に75km位まで引っ張ります。「ハエーッ!!」が率直な感想です。免許が危ない。

いわゆる、「車体が勝っている」バイクです。超豪華な作りなので、もっと、パワーが出ていたとしても、足回りや、ブレーキなどが頼りなくなってしまうというこはないでしょう。剛性の強いフレームと、よく効く前後のディスクブレーキなど、このエンジンでは明らかに「オーバーグレード」です。最近の、”値段で勝負”の原付に不満を持っていた人は少なくないはずで、50ccだけど、引け目を感じることもなく、カッコ良くて、所有する喜びが持てるバイクを求めている人には最適です。

今回はインターネットによる試験販売で、50台限定でしたが、あっという間に完売でした。大好評に付き、レギュラー商品になるようです。


ラゲッジスペースはフルフェイス一個分のシート下と、足元のグローブボックスのみ。
折りたたみ式のコンビニフック。ヘルメットホルダーは2個付いてます。




「え!?50ccなのに?」のコーナーです。上左から。パッシングスイッチ、タコメーター付き80km/hフルスケールメーター、そして、ヨーロッパ基準のアルミ製タンデムステップ。
下は、水冷エンジンなので当然存在するフロントグリル内のラジエター。アルミ製12インチホイールにはチューブレスタイヤ。もちろん前後ディスクブレーキ。





オーナーの長尾氏は29歳の会社員。バイクは久々のリターンライダー。氏の求めていた「カッコイイ原付」に出会い、即決。「大きな車体は安定感もあり、ラクチンでとても速い。昔乗っていたジョグとは大違いです。しかし、この車体でとても原付に見えないので、2段階右折が恥ずかしい位。」とのことでした。これに、刺激されて自動二輪免許取得も計画中です。

スーパー9はチューニングも楽しめます。現在ユーロチャンバーも発注済ですので、その結果はまたリポートしたいと思います。



チャンバーキットを取り付けてみました。

予約注文しておいた、G1 PRODUCTSのチャンバーキットが入荷しましたので、早速装着。
チャンバー、センタースプリング、ウエイトローラー、クラッチスプリングが同梱されてきます。
\39,000







そして注目の試乗結果はと言うと、オーナーも私も思わず目を合わせてニンマリです。高回転からクラッチがつながるようになって、スタートダッシュのもたつき感がなくなり、さらに上はチャンバーのおかげでノーマルより明らかに速くなってます。タコメーターを振り切り、スピードメーターをも振り切ります。「こんなにまわって大丈夫?」と心配になります。もちろん車体や足回りはまだまだ余裕で、まったく問題ないので、免許以外は安心して乗れるでしょう。オーナーの長尾氏は、自動二輪免許を取りに行く予定ですので、免許が取れたらボアアップして、黄色ナンバーにすればもっと楽しめます。キャブも大きくしたいですね。

*ご注意ください 改造をしますと、その時点よりメーカーの保障対象外となります。


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