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TOKYO MOTORCYCLE SHOW 2018


3月23,24,25日の3日間。有明ビッグサイトで恒例のモーターサイクルショーが開催されました。

すでに国籍もメーカー名もあまり関係ない時代が来ていると判断します。今回はジャンルごとに集めてみました。

お値段の高い高級車と呼ばれるバイク。以前ですとアメリカンやBMWなどのオジサンバイクが主流でしたが、国内メーカーの物でも200万円越えなんて珍しくない状況。V4のパニガーレは色が普通だったので、よく見ないとホンダに見えてしまいます。ビモータのハブステアマシンは何と600万円超。





ネオレトロデザインも人気。カワサキのZ900もこのカテゴリーですね。カブの125は出るのでしょうか。こんな姿なのにデジタルメーターやスマートキー装備。モンキー125とハスクバーナの700と400は、このままの形で販売決定らしいです。




相変わらずの勢いを見せる、アドベンチャータイプとスクランブラー。SWMは元々がオフロードマシンのメーカーなので、スクランブラーもかっこいいですね。驚いたのはロイヤルエンフィールドのアドベンチャーモデル。このメーカーのバイクに乗るだけでもアドベンチャーなのに。




日本市場正規デビューモデルもいくつかありました。新生アディバジャパンが扱うプジョーは125で、ちょっとおしゃれなジャンゴとスポーティなスピードファイト。
パーツ屋さんのサインハウスは、イタリアで復活した名門ブランド、ランブレッタの輸入を開始するようです。125と200の2種類でベスパと同じプレスモノコックフレーム採用の本格派。ベスパの対抗馬となりえるか、どんな走りなのか、乗ってみたいですね。




じわじわ来てるスリーホイールの世界。アディバは新型のAD1と400ccのAD3を中心に展示。ヤマハのNIKENも出動準備完了と聞いています。キムコも新しい屋根付きを発表しました。詳細不明なコンセプトモデル。まだ走れる感じではなかったですね。トレッド幅が心配になるほど狭かったのが印象的。


今年は国内メーカーのホンダとカワサキが販売ルートを大きく絞る政策に転じたことで、販売店だけではなくユーザーもバイクライフのあり方を考え直さざるを得ない状況にあると思います。現状や将来性を考えた場合、市場規模においては、すでに日本はアジアの小国。それも、大分下位に位置しています。4メーカーは日本の会社だからと安心していられないと思います。もしかしたら、カワサキよりBMWの方がお店がたくさんある。なんて笑えない状況も出てくるのではないでしょうか。国産車に乗っているメリット自体も、さほど無い時代が来るでしょう。