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現在、KYMCOとADIVAの総輸入元となっているオートサプライさんのご招待で9月15,16,17日の3日間、台湾にあるKYMCOとADIVAの工場視察と現地スタッフとの情報交換、新型の試乗などに行って来ました。

朝一番の飛行機で成田から台北へ。台湾の工業は大きな港のある高雄周辺と、近隣の南部地域に集中しているそうです。我々も台北から新幹線に乗り高雄まで1時間半の電車の旅。なんでもこの新しく出来た鉄道ラインは日本の新幹線をベースに造られたそうです。顔が似てます。




高雄の駅から車で30分ほどでKYMCOの本社工場に到着。住宅街の狭い路地の奥に突然現れる立派な工場でした。さすがは台湾のトップメーカーです。


どこのオジサンかと思ったこの人がKYMCOの社長さん。まったくオーラのない技術畑出身の人。以前ホンダの浜松工場を見せてもらった事がありましたが、皆さんが着ている制服や、社長さんのイメージなどはまさに「ホンダ流」。



二日目の午前中はバスで山奥へ移動すること1時間。KYMCOのテストコースで試乗会です。

日本未発表のバイクがほとんどだったので端から全部乗ってみました。

今回一番私が気に入ったのは右下の白いバイク。G5と言いますが、排気量は150cc。フレームの剛性感やサスペンションセッティング、ブレーキの効きもすばらしく、ハンドリングも抜群。出色の出来栄えです。スタイルはもうちょっと個性の欲しいところですがバイクのレベルとすればアプリリアのSR125よりもはるかに上です。125ccバージョンもあるそうなので日本に入れたら人気が出そうですね。

下の黒いのはLIKE200というモデル。グリーンの方は、すでに台湾国内では発売され、ヒットしているようでたくさん走っていたMANY100。どちらも強くベスパを意識したバイクです。


テストコースと言っても周囲から丸見え。おおらかなものです。


一番期待したDOUNTAWN300と125。昨今のヨーロッパの流れから250ではなく300という排気量のエンジンを搭載。なかなかスタイリッシュで、味付けもヨーロッパ流でした。アジアのメーカーもどんどん進化してます。250ccの設定がないのが残念。


昼食後、KYMCOのテストコースから車で1時間ほどでADIVAの工場に到着。

真新しい工場はスタッフも若くて新鮮。おなじみの屋根付きバイクADシリーズや大ヒット中のR125などが組み立てられていました。

R125のスペシャルバージョンや試作段階の電動モデルなどを試乗しました。



最後の晩に連れて行ってもらった巨大なショッピングモールは船橋のららぽーと位の大きさ。一流ブランドや台湾の特産品まで何でもそろう場所。その一階にKYMCOのショールームがありました。ウエアやヘルメット、カスタムパーツなども売っていて、お土産を買うのが本来の目的なのに、皆さんとしばし見学。

ちょっと注目なのは左に写っているエキサイティング500i。なかなかかっこいい。これからの時代、高速を走れてラクチンなバイクは需要があると思いますが、皆さんどう思われますか?私は価格しだいでは結構人気出るのではないかと思いました。

二年前に台北に行ったときは自前の旅行者でしたが、今回は仕事。行った場所も台北とは少し雰囲気が違い、経済的に豊かな新しい街という印象。立場が違うと少しながら街の見方も変わっているのが自分でも不思議な感覚で、貴重な体験をさせていただきました。楽しかったです。


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