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旅の準備

私が最初にフランスを旅行した1993年当時とは、2007年現在では旅行前に準備する物がだいぶ様変わりしてきました。
ここでは、私がどのように準備しているかをご紹介します。

○航空券
昔も今もかわらず、HISで、大韓航空のチケットを購入しています。けど、横浜に引っ越してからは、ANAを利用します。旅行代理店を通さず、直接ANAのサイトから航空券を買ってます。(マイルもたまるし、料金も想像以上に安い)
街角パリなど、ホテルつきのツアーもあるようですが、やっぱりホテルは自分で探したいですね。郊外に近い場所のホテルになったりすると移動の時間がかかりますからね。

○電車チケット
昔はフランスバカンスパスを出発前に日本で買って、TGVを利用する際は駅の窓口(フランス)で席の予約をしてました。
今は、SNCFのサイトで出発前にチケットを予約しています。フランスでは、窓口で予約番号を言ってチケットと交換してもらいます。自宅でチケットを印刷して現地へ持って行くだけで良い便もあります。
サイトで買うと料金も半額ぐらいになるので、フランスバカンスパスの存在危うしですね。

○ホテル
昔はガイド本などに載っているホテルリストから良さそうなところに手紙をかくか、FAXを送るかして、予約をしていました。
今は、サイトでホテルを検索、空き状況や値段も知る事ができるうえ、部屋の写真が載っていたり利用した人の意見まで見る事ができる。
当然予約も可能。値段もネットで買った方が安いみたい。

昔はガイド本を忘れないように持って行きましたが、今は訪れる町のOffice de Tourisme(観光案内所)のサイトで地図を印刷して持っていってます。
上記以外にオペラのチケットを予約して、予約番号を印刷して持っていったり、今は、とにかく、ネットで予約した控えだったり、町の地図だったり、PCで印刷して持っていくものが多くなりました。
ただ、昔のようにホテルから手書きの返事をもらうことがなくなったので、寂しいといえば寂しいですね。手書きの手紙って雰囲気ありますもんね。

旅の予算


旅に出るときにいくらお金を準備するか結構頭を使うもの。そこで、私が実際に使った金額をお教えいたします。
1997年12月〜1998年1月の旅行時の支払い実績はこちら


究極の貧乏旅行

究極の貧乏旅をしたい人はここを参照。(金額は1999年7月時点のものです、けど安く上げる方法は今も通用するでしょう。)

1.宿
ユースが一番安いと思っているあなたは甘い!貧乏人ならキャンプをしなさい。
要準備:テント。場所だけを借りれば一泊14F(280円)というところもある。シャワーもあればレストラン、プールもある。
そして比較的安全。ただし冬は営業していない。
キャンプ場の情報はOffice de Tourisme(観光案内所)で仕入れましょう。

2.食べ物
スーパーで食べ物を調達しましょう。
パリのノートルダム寺院の前で0.5g15F(300円)の水もスーパーで買えば1.5g4F(80円)で買える。

スーパーでビール(3F〜)を1本買い、スナック菓子(2.5F〜)をつまみにして 公園のベンチに座って飲めば、カフェの3分の1の値段でビールが飲め、しかもつまみ付き。
何? カフェでフランスの雰囲気を味わいたい?旅行者ばかりで地元のものはろくに行かないような高いカフェで飲むより、地元のものが集まる公園の方がフランスの雰囲気を味わえる!教会の近くだったら結婚式があってるかもしれないし。

結構色んな商品がある。クスクスやシュークルトの缶詰やカップラーメンなどのインスタント食品も面白い。

・買物のシステム
日本と同じ。棚に並んである商品をかごに入れて、レジで払えば良い。ただし、万引き防止の為、デイバックなどは入口で預ける必要があるところがある。
果物を買う時は、近くにあるビニール袋に一種類ずつ詰めてはかりにのせ、商品のボタンを押せば、シールの値札が出てくるので、それを貼ってレジで払う。
係りの人がいるところでは、ビニールに商品をいれて渡せば、計量してくれて値段を貼ってくれる。

・だいたいの値段を参考までに書くと、(かなりおおざっぱですが…)
ミネラルウォーター(1.5g):2F〜、ヨーグルト(4個):5F〜、バナナ一本:約2F、ポテトチップ(袋大):2.5F〜、パン(6個入り):6F〜、バゲット一本:約3F、コカコーラ(33cL):5F、ティッシュ一箱:約5F、惣菜10F〜、ワイン1本:10F以下〜(ただしあまりやすいものはおいしくない、20F以上だったら良いんじゃないかな)。

・大手スーパー
Auchan(オーシャン)、Champion(シャンビオン)、Inter Marche(アンテーマルシェ)、Casino(カジノ)、最近日本にも進出しているCarrefour(カルフール)もあります。

*レジにならんでいる人で、お金を払う前にパンをかじっている人を見かける。買うのであれば払う前でも食べて良いみたい。けどこれだけは試してみたことがない。やっぱりなんか悪い気がしますもんね。

3.移動
列車:
ユーレイルパス/フランスパスを持っている?甘い!あなたは本当にもとをとっているのか?そうとう長い距離を無謀に移動しないともとが取れないでしょ?

あなたが25歳以下だったら、駅で25歳以下のカードをつくると(200F:4,000円、要写真)、SNCF(列車)が半額になるのだ。しかも有効期限は1年。
検察の時には、カードとキップを見せる。こっちの方が安くあがる。
その他、Decouverteとという割引システムがあります。早割り、年齢割、週末割、二人往復割などを利用すれば25%OFFになります。(こちらは、登録不要)

またチケットは刻印してから24時間有効で途中下車OKなので、このシステムも利用しよう。最終目的地までの切符を買って、途中の町を訪れることができる。
例えば、パリからナンシーに行って一泊してからヌフシャトーに翌日行きたい時は、パリ→ナンシー、ナンシー→ヌフシャトーとキップを2枚買う必要がない。パリ→ヌフシャトーのキップを一枚買えばいいのだ。ただし、パリで刻印した時間より早くヌフシャトーに着かなければならない。
この路線で私は40F(800円)節約した。

バス:
ある都市に何日か滞在するのであれば、バスのチケットもカルネで買うと安く上がる。タバコ屋などでカルネを売ってる場合が多いので、聞いてみよう。
郊外に行く時、たった15kmだからバスを使わずに歩こう!そう考える人もいるかもしれない。15km早足であるいて1時間半。田舎だとバスで15分。歩く労力、時間を考えると素直にバスに乗った方がいい。せいぜい25F(500円)くらいだし。それでも歩くあなたは、すごい貧乏人だ

4.美術館/博物館などの割り引き
学生や26歳以下などの割引がある。学生でも26歳以上だと割引適用外のところや26歳以下だと学生じゃなくてもOKのところもある。
また、学生は無料で入れる美術館などもある。パスポートだけでも良いのだが、国際学生証があればいいかなぁとも思います。
でも国際学生証を発行するのって結構お金かかるんですよね。

5.映画
学生割引があるところがあるので、ここでも利用できる。
しかし、映画館によっては、年齢・身分に関係なく朝一番の上映は半額というところもある。

6.写真(フィルム)
意外とフィルムは高く、安売りしているのを見かけたことがない。
日本でまとめて買っておいて、現地ではなるべく買わないようにするのが良いでしょう。


お金の持ち込み方

現金、トラベラーズチェック、カード等お金の持ち込みかたも人によりさまざまです。
いったいどういう風にお金を持っていけば良いのだろう。

私の場合:カードのみ

もって行くのはカード2枚(Visa,Master)のみです。空港についたら、空港の両替所の列を横目にキャッシュコーナでお金を必要なだけ引き出します。
ホテルの支払いや切符の購入など、額の大きい物は全てカードで支払いますので、引き出すのはわずかな額です。
(いざというときは、日本円の現金を銀行で両替します。)

その他の人は・・・
フランスフランの現金を日本で作る人が多いようです。
(今はユーロですね。)

Aさん:
20万円くらいフランに変えます。残りは円で持ってゆきます。おまけに残っているドルを5万円分くらい、それだけです。トラヴェラーズ・チェックは持ってゆきません。他の国に行くのであれ ば、フランをある程度、その国で両替します。ぴったりと計算したつもりでもそのとおりには行かない場合が多い。主にカードで支払い、滞在期間が残り少なくなってきたらなるべく現金を使います。

Bさん:
日本円とフランとカード。
食事や買い物は、カードが多かったです。バスに乗ったり、マルシェで、買い物した時は、現金でした。

Cさん:
私は一度”セゾン/VIZA”のカード1枚きりしか持っていかなくて、パリで磁気反応できなくなっ て、お金に不自由したことがありました。友人も同じカードが使えなかったと言ってました。そのときには、オペラ 座正面でオペラザに向かって立って(バンドーム広場を背にして)左手後方に位置する緑色の銀行看板「BNP」を 探してみてください。その銀行の入り口の裏手にある小さな窓口で、クレジットカードとパスポートを提示すること によって、お金を手にすることが出来ます。今では、住友銀行の海外キャッシュカードとニコスカードを持ち歩くよ うにしている私です。また、フランス語の本に、郵便局で両替するのが現地での一番手数料がかからないと書かれてありました。


フランス旅行の前に

フランス人は意地悪で、英語を知っていてもフランス語しか話さないよね?と尋ねる人をよく聞きます。しかし、それは本当でしょうか?ここでは、旅行をして気づいたフランス人に対するイメージと実際の違い、その他旅行に役立つ知識を書きます。

1・フランス人は意地悪?

フランス人は意地悪ではありません。
それどころか、フランス人は親切な人が多い。
電車の事故でバスに乗り換えなければいけないことがありました。乗り換えをつげるアナウンスはフランス語のみ。私はフランス語が分からなかったので、なぜ皆降りているのか分かりませんでした。
その時に、フランス人が話し掛けてくれて、列車を降りてバスに乗り換えなければいけないことを教えてくれました。しかも、どのバスに乗ればいいのか、乗り場へは、どうやっていくのかを、ついてきて、教えてくれました。
でも、親切泥棒もいるということですので、注意も必要。

2・フランス人はフランス語しか話さない?

これは人によります。日本人よりは英語を話せる人の数は多いようです。
パリの店では、日本人を見るとフランス語よりも英語で話し掛けてきます。英語が通じないところの方が少ないのではないでしょうか。
しかし、地方へ行くと店でも、英語が通じないところに出会う可能性は高いようです。
しかしわざとフランス語しか話さないわけではないようです。フランス人ってコミュニケーションを大事にしてるからいろんなことを話してくれるんですよね。自分の言いたいことを話す時に自然に口からでるのってやはり母国語ですよね。

旅のコミュニケーションを求めない人は、ガイドブックなどによくある英語がつうじるかどうかを頼りに味気ない旅をすればいいでしょう。
ああいうのが載っていること自体ばからしいと私は思う。ところで日本人は英語はなせるの?

3・旅のマナーは?

一番大切なことは、挨拶でしょう。店に入ったらかならず挨拶をフランス語でしましょう。
また、カフェなどでオーダーをするときは必ず「お願いします」を忘れずに。日本のように、お客様は神様ではありません。「ビール1つね。」と言う風に、神様だからといって威張って命令してはいけません。「ビール1つ、お願いします。」と、他人を尊重しましょう。もちろん、頼んだ物を持ってきてもらったら、「ありがとう」を忘れずに。
食事の際のフォークの使い方など、旅行をする際にはさほど重要なことではありません。

4・旅の言葉

せっかくフランスに行くのだから、フランス語でコミュニケーションをとりたい。誰もがそう思うでしょう。しかし、そんなにたくさんの言葉を覚えられません。
では、最低限必要な言葉をお教えしましょう。

こんにちは:bonjour 「ボン ジュー」
ありがとう:merci 「メッスィー」
どういたしまして:de rien「ドリヤン」
さようなら:au revoir 「オヴワー」
お願いします:s'il vous plait 「スィルヴプレ」
嬉しいです:Je suis content 「ジュスイ コントン」

これだけで十分です。あとは、身振り手振りで何とかなります。これ以外にもたくさん旅行前に覚えたいと言う人はむしがよすぎる。旅行から帰ってから、じっくりと、フランス語を覚えましょう。


入国審査

 初めての旅行では、入国審査の時に何を聞かれるのかと、怖い部分があります。旅の会話集には、フランス語で想定される質問とそれに対する答えが書かれています。旅の目的は?など。
しかし実際には、フランスでは入国の時に何も聞かれません。パスポートを見せて、それだけで終わり。すごく簡単です。
 それどころかスタンプも押してくれません。出国の時も同じ。だから、フランスに行った人の誰に聞いても、フランスのスタンプを持っている人はいません。
しかし、私は持っています。見てください。
たまたま、運良く押してもらえたんです。

 そういえば、私は、1度だけ入国審査で、パスポートを見せた時に、質問されたことがあります。
『髪の毛、坊主にしたの?』
 と、それだけ。

何と簡単なんでしょう。

シッシ・ケバブ

パリのサンミッシェル界隈を歩いていると、店頭で肉の塊を回転させながら焼いている店をたくさん見かける。
アラブじんっぽい人が店に立っていて怪しい・・・そう思わないで、一度寄ってみましょう。
この店はケバブのサンドイッチ屋で、なかなかおいしいものですよ。
九州では飲んだあとはかならずラーメンですが、フランスではこのケバブのサンドイッチが欲しくなります。

★買い方

店頭で肉の固まりがまわっているケバブ屋さんを見つけたら、「アン・シッシケバブ・スィルヴプレ」とまず言いましょう。
サンドイッチ屋さんはあなたに質問してきます。パンの種類、ソースの種類、付け合わせの野菜の種類、ポテトを付けるかつけないか。
以下はあるサンドイッチやさんの例(ボルドー)ですから、これを参考に注文してください。

パンの種類:
1、パンフランセ:フランスパン
2、パンリベネ:ピザ生地がペラペラに薄いもの
ソースの種類:
マヨネーズ、マスタード、ケチャップ、ソースブラン(ホワイトソース)、アリサ(チリソース)
野菜
サラダ(レタス)、トマト、オニョン(オニオン)

私のおススメは、
パンリベネ+サラダ+トマト+オニオン+ソースブラン+アリサ+ポテト

 

★ケバブのサンドイッチの種類

旅した時にサンドイッチを食べまわりました。それぞれ地方によってちょっと違っていて面白いです。

ボルドー
パンの種類:パンリバネ、パンフランセ
値段:17F、19F(ポテト付は+2F)
一言:ボルドーのケバブが一番おいしい。一番おいしい店はボルドー便りに写真を載せている店。

ナンシー(ロレーヌ地方)
パンの種類丸いパン(ふわふわしている)を半分に切り、その片方に肉などを詰め込む。
肉: 肉に香草がついているが、その香りが肉の臭さを和らげていてる。
一言:ボルドーの次においしい。

-(セントル地方)-
オルレアン
パンの種類:丸いパン半分だが、ナンシーのものとは違う、少し固い感じ。
一言:可も非もない味、まずくはない。

ブロア
パンの種類:丸いパン半分、パンリバネ(しかし呼び名が違いました。何だったか忘れましたけど。)
一言:まずくはない。

-(ラングドック地方)-
モンペリエ
パンの種類:パンフランセ、パンリバネ(しかし、ボルドーのように、パンリバネで中身を巻いた後に焼く訳でなく、パンリバネだけ焼いて、後から中身を入れる。)
肉:ファーストフードの肉のような感じ。安っぽい味がする。
一言:あまりおいしくない。肉、パンリバネの巻方が違うせいか?
一言:この近辺にはKEBABではなくKEBAPとかいた店がある。ケバブ(KEBAB)はもともとケバプ(KEBAP)でフランス人がフランスに持ち込んだ時に間違えたと、店の人は主張している。

ペルピニャン
パンの種類:丸いパン、半分に切らない。
一言:あまりおいしくない。

パリ
一言:サンミッシェル界隈やリパブリック広場近くで食べたが、肉のくせが強くて、おいしくなかった。

電車の利用法

パリにしか行ったことがない。よく聞く話である。日本人のもつフランスのイメージはパリのもつイメージであり、地方にでるとそれが全く違っていたことに気がつく。
パリも良いが、地方に出てイメージと違うフランスを楽しむのを私はオススメします。
電車の乗り方は簡単です。マスターしてフランス中を旅しましょう。

1.時刻表の見方

駅のインフォメーションにおいてあるタダの時刻表の中から、自分の行きたい目的地の載ったものを選びページを開けると上のようになっています。ここで注意しなければいけないのは、載っている列車全てがその日に運行しているとは限らないことです。
上のnote de consulterの欄をみて、下の方にある該当する番号を見て下さい。何も書いてなければ、いつも運行していますが、上のようにCircule:とかいてある場合は注意して下さい。
例えば、Circule:tous les jours sauf sam と書いてある場合は、 「土曜日を除いて毎日運行しています」ということです。
その他、時刻表を見るのにだいたい必要なフランス語を列記します。
Circule : 運行
Tous les jours : 毎日
a partir de:〜から
jusqu'a:〜まで
sauf : 〜を除く
et:〜と
fetes:祭日 sam(di):土曜 dim(anche):日曜 lun(di):月曜 mar(di):火曜
mer(credi):水曜 jeu(di):木曜 ven(dredi):金曜
nov(embre):11月 dec(embre):12月 jan(vier):1月 fev(rier):2月
mars:3月 avr(il):4月 mai:5月 juin:6月
juillet:7月 aout:8月 sep(tembre):9月 oct(obre):10月

それではおさらいしてみましょう。
27.Circule: jusqu'au 19 fev: les ven sauf 25 dec et 1er jan
とあれば、
「運行状況:2月19日まで:12月25日と1月1日を除く金曜日」
で、金曜日以外は列車に乗れないということになります。また2月19日以降も乗れません。(2/19になる前すなわち2/18の終電までという点にもご注意を)

2.キップの買い方
窓口で買うか、機械で買うかの2種類がある。

機械で買う:カードで支払う。窓口の列にならばないで済むというメリットがある。英語あるいは仏語のガイドにしたがって、条件を選んでいくと、買える。条件とは、出発地、目的地、出発日、時間、1等2等、禁煙、喫煙などである。割引適用の場合もOK。TGVの席の予約もできる。ただし、ユーレイルパスやフランスパスを使用する場合は使用しない。

窓口で買う:機械で買うと操作を間違う可能性もあるが、こっちは心配がない。
普通や急行の場合は、目的地、往復(アレルトゥール)か片道(アレサンプル)、1等か2等、を言えばよい。
TGVの場合は、上 + どの便か、喫煙か禁煙を言えば良い。英語も仏語も分からない人は紙に書いて渡しましょう。満席の場合は「コンプレ」と言われますので、他の便を指定しましょう。

3.列車へ乗る時
改札はありませんので、駅のホームにある機械で日付を刻印してから、列車に乗り込みます。 切符は刻印した時間から24時間以内であれば、途中下車もOKです。
社内では切符を見せなければ行けませんが、たまに来ないこともあります。フランス・パスなんかはあらかじめ日付を書かないで、検札が来たらこっそりと日付を書きこむべし。
降りる時も改札はありません。 写真のオレンジ色の物が日付を刻印する機械です。

自転車の乗り方

自転車で気軽に町の中を見てまわりたい、自転車を借りて隣町に行きたい、そう思っている人もいることでしょう。
たしかに、田舎道をのんびりとサイクリングするのは気持ち良いものです。
しかし、気をつけてください。フランスでは日本と違って自転車を乗るにもルールがあるのです。日本で車に乗っていない人は乗らないほうが良いでしょう。

フランスでは自転車も車と同じく交通ルールに従う必要があります。日本のように適当に歩道を通ったり、逆走しては行けません。
ルールを無視すると、警察につかまります。(実際に呼びとめられてしつこく尋問された友人がいる。逆走したらしい。)
以下のことに気をつけましょう。

・右側通行 自動車と同じく道路の右側を通ります。
・車道を通る 歩道を通ってはいけません。自動車と同じ車道を走ります。曲がる前には車線変更が必要です。
・曲がる時は合図を 右・左に曲がる時は手で合図をしなければなりません。
・逆走に注意 左側を通ってはいけません。特にロータリーでは気をつけましょう。ロータリーは右側の一方通行です。
・信号を厳守 日本のように車が来てないからといって、赤信号で行ってはいけません。
・ライトを 夜は必ずライトをつける必要があります。

Velibが提供しているこのPDFファイルが参考になります。絵入り解説が見れます。

持っていくもの

旅行に行く時、持っていくと便利なもの。
旅に持っていくものは、人それぞれ違います。それは旅のスタイルが違うからでしょう。
以下は私が持っていく必要があると思っているもの。私の旅のスタイルを感じてください。

・ポケットに入る大きさのライト カテドラルや洞窟、暗いとこの観光にもってこいです。暗闇で資料が読めます。
・使い捨てのスプーン スーパーや朝市でヨーグルト、プリン、アイスクリームなんかを買ったら、これが役に立ちます。
・ワインオープナー レストランで飲むよりスーパーでワインを買って飲んだほうが安くて種類も豊富です。ホテルの部屋で飲む時、公園で飲む時、これがあれば便利。 安いから毎日でも飲める!
・ラジオ 安いラジオを現地で買って旅のお供に。安ホテルでは設備が何もなくさみしいけど、フランス語での放送を聞くと、フランスに来てるんだと雰囲気が味わえます。放送を録音すれば、のちのち勉強にも使えます。

 

番外編:持っていかないもの  持っていくと便利そうだが、そうでないもの。

・変圧器(コンバータ) ドライヤー、ノートPC用、いろいろ売っていますが、私は持っていきません。ドライヤー用のコンバータを買うよりフランスでドライヤー買ったほうが安い。しかし、ビデオをたくさんとりたい人には充電用に良いかもしれないですね。
・ノートPC 旅行中に精密機器であるノートPCを持ち歩いて壊れないかどうか常に気を使いつづけるなんて、私にはできません。
・ガイドブック 一番重たいのは本です。必要部分だけコピーして持っていきます。
・国際電話用テレカ フランスで買ったほうが安い。フランス語のテレホンカードは思い出にもなります。