HONDA CB1000SF とは…

HONDA PROJECT BIG−1 [The formal catch copy of Honda]

  CB1000SuperFour
      

  ・水冷・4サイクル・DOHC・直列4気筒エンジンを搭載していること。
  ・その体躯はあくまでもセクシー&ワイルドであること。
  ・走る者の心を魅了する感動性能を有すること。
 

   

<DEBUT>

91年12月東京モーターショウで試作車(参考出品)としてデビュー。

この時は、まだモックアップだったらしい。発売も決まってなかった。東京モーターショウ時の貴重な写真。

高いテーブルに載せられゆっくりとグルグルと回っており、近くで確認できないようになっていたが、その前でスタイルに魅了され何十分も立ちすくんでしまった。他にも多くの人達が、その回りを囲み発売を期待していたに違いない。

ネイキッドモデルながらいかにも水冷という武骨なデザインのエンジンがかえっていい。2代目1300の様な空冷フィンなど、冷却効果も無いのに、見かけだけの機能美などは全く不要だ。そして、最近のバイクでは少なくなった古典的でレトロではあるが三角形のサイドカバーをともなうデザインも、大変気に入っている。後に、これはカスタムによって大きなユーティリティーボックスへと変身する。

<DESIGN CONSEPT>

発売時は各紙で、デカさやデザインについて熱く語られていた。デザイナー達が自分で乗りたいホンダの、CBのフラッグシップを目指して開発。メガホンマフラーもデザインされていた。

タンクのデザインがいかにもHONDA(ポルシェ911のリアフェンダーがデザインのモチーフとして参考に描かれている…)。

CB1100Rを彷彿させデザイン、カラーリング、RC30譲りの足回りが、所有する者を魅了する。CB1100Rタイプのハーフカウルがどこかから出るかと思ったが、意外にも一応出たが、あまりはやらなかった。

その後、マイナーチェンジでビキニカウルバージョンT2が出るが、あれはいただけないと思っている。

手に入れる前からかなり心配だったのが足つき。両つま先つんつん故にシートあんこ抜きとなるが、もともとフレームのシート幅が広いので、思った程効果は無かった。

そのデザイン・でかさ・武骨さゆえに、見る角度によってはアンバランスに感じる事がある。また、デザインの初期段階ではタンクは発売時より5cmも長く、リアフェンダーの後端のフィン形状も、かなり跳ね上がっていたらしい。だが、それでもハンドルが遠い(発売後も遠いと言われ、様々なパーツやハンドルに変更して、近くしている人は多い。自分にはちょうどよくなった。慣れかな…)という事と、社内のお偉いさんの派手すぎるとのお達しで、現行の若干、控えめのデザインとなったらしい。




  

<CATALOGUE>

今は亡きカタログ達。

「走りが太い。荒ぶる魂が宿る。存在の格が違う。」

「その走り、大きく、太く、逞しい。」

実際は赤/白タンクのパールホワイトの方が製造工程においてかなり手間がかかっており、その分コストパフォーマンスは高く、お得で高価なタンクといえる。

 

走り出すと、その見た目とは裏腹の軽快感に驚いてしまう。リアステアを実感させるオーソドックスなハンドリングにも感動する。後輪のグリップ感が伝わり、後輪を軸にグイグイ弧を描いてコーナリングしていく事が実感できる。だから、ホイールサイズ18インチは気に入っていたのに、そのタイヤの選択肢が少なく結果的には交換を余儀なくされてしまう。17インチ化によってパーツを用いて車高を若干持ち上げたスタイルにしないとマフラーや、サーキットなどではフレームが擦ると共に、リアステアは失われ、レプリカマシンの様なフロントから切れ込むハンドリングに変化してしまうのが残念だ…。

一時はMICHELINよりリア用に180/18のサイズが製品としてラインナップされていて、これがジャストフィット。18インチの巨大なホールとタイヤ幅で迫力のリアビューだったがMICHELINより製造中止となり入手困難となってしまう。

2年後に、マイナーチェンジでSHOWA製リアサスがフル減衰力調整付きになり、フロントディスクのデザインも変更されリアスプロケが42Tから43Tに変更になり加速重視になった。

<NOW…>

      

現在の愛機。

とにかく直4であること。エンジンが前傾してないこと。集合管であること。鉄クレードルフレームであること。パイプハンであること。2本サスであること…。

 

主に対高速風防・夏期冷却水冷却効率向上・潤滑油冷却機能追加・出力特性変更・車輪路面接地性変更・路面追従性等懸架装置作動性向上・消音音質変更・着座姿勢改善・懸架装置下重量軽減・車両軽量化・足付性向上が図られる。

肝心のリアには6.25インチのダイマグとMICHELIN製200/17を履く事によって迫力のリアビューを強調。だが、チェーンラインとタイヤがギリギリだ。ブレーキ・エンジン内部をさらにチューンといきたいところ。しかし
Meoneyが…。


しかし、MICHELIN製からBS製の200を履いてたが、その後、再度MICHELIN製を選択。だが、現在のMICHELIN製ではチェーンとタイヤが干渉し特性も超高速向けとなった為、190にサイズダウン。