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Rugby World Cup 1999

99/10/09(土) 14:30 キックオフ Cardiff Millennium Stadium
Wales Ref
Joel Dume(FRA)
Japan
後半 前半 前半 後半
5 4 T 2 0
5 3 G 1 0
1 0 PG 1 0
0 0 DG 0 0
38 26 64-15 15 0

出場メンバ
Wales No Japan
Peter Rogers 1 長谷川 慎
Garin Jenkins 2 薫田真広
Dai Young 3 中村直人
Craig Quinnell 4 ロバート・ゴードン
Mike Voyle 5 田沼広之
Martyn Williams 6 大久保直弥
Brett Sinkinson 7 グレッグ・スミス
Geraint Lewis 8 ジェミー・ジョセフ
Rob Howley 9 グレアム・バショップ
Neil Jenkins 10 広瀬佳司
Allan Bateman 11 パティリアィ・ツイドラキ
Scott Gibbs 12 元木由記雄
Mark Taylor 13 アンドリュー・マコーミック
Jason Jones-Hughes 14 大畑大介
Shane Howarth 15 平尾剛史

選手交代
Wales
Peter Rogers →Andy Lewis
Garin Jenkins→Jonathan Humphreys
Dai Young→Ben Evans
Brett Sinkinson→Chris Wyatt
Rob Howley→Dai Llewellyn
Allan Bateman→Gareth Thomas
Shane Howarth→Stephen Jones

Japan
長谷川→中道紀和
薫田→坂田正彰
ゴードン→桜庭吉彦
大久保→伊藤剛臣
バショップ→村田 亙

得点
Wales
T Howley 2,Jenkins,Bateman 2, Gibbs,Taylor 2,Llewellyn,Penalty Try
G Jenkins 8
PG Jenkins

Japan
T 大畑,ツイドラキ
G 広瀬
P 広瀬

ジャパンにとってメインイベントともいえるホスト国ウェールズとの一戦。

ホスト国ウェールズとの一戦

ウェールズ側から見れば楽勝ということらしくウェールズサポーターものんびりムード。


赤一色に染まったスタンド

ジャパンのウォーミングアップ

試合前にはウェールズ民謡のコーラス等のセレモニー

試合前のセレモニー

ジャパンはセカンドジャージでの登場。
(セカンドジャージでの試合は96年パシリムでの対アメリカ戦以来2度目)

円陣を組んで気合を入れるジャパン

ジャパンは負傷の松田に替わって平尾がFBに。大久保をFLにしてLOに田沼を起用。

ジャパンのスターティングメンバー

国歌吹奏に先立ちロンドン・パディントン駅近くで起きた列車事故の犠牲者に対する黙祷。
(この列車事故によりロンドンからウェールズ方面へ向かう路線がストップ。一部のツアーに影響が出ました)

黙祷のあと国歌吹奏

そしてウェールズ国歌「ランド・オブ・マイ・ファーザーズ」の大合唱。
その凄まじい迫力に文字通り圧倒される感じ。

そして広瀬のキックオフで試合開始。


SO広瀬のキックオフ

いきなりジャパンがボールを奪って攻勢に転じたので観客席からどよめき。

No8ジョセフのサイドアタック

しかしFWは明かに劣勢。あっという間に逆に攻めこまれてゴール前にクギ付け。

ゴール前の攻防

あっさりと先制トライをWTBベイトマンに奪われる。

モールを押しこむウェールズFW

その後もウェールズの攻勢が続き、ジャパンは自陣にクギ付け状態

CTBマコーミックにタックルするNo8ルイス

一方でジャパンがボールを持ってもウェールズのディフェンスをなかなか突破できず。
逆にウェールズにペナルティから速攻を仕掛けられると反応できず。

ハイパントを上げるSHバショップ

SO広瀬からWTBツイドラキへのパス

12-0とリードされた前半17分、SHバショップからの飛ばしパスを受けたWTB大畑がウェールズディフェンスを振り切って右隅にようやく大会初トライ(G成功)。


トライを挙げたWTB大畑

しかし直後にゴール前のスクラムを押され、たまらず反則。デュメレフェリーは即ペナルティトライを宣告。

ゴール前でスクラムを押され

デュメレフェリーはペナルティトライを宣告

ウェールズはペナルティゴールを狙わず、徹底してつないでトライを取りにくるためジャパンにとってはかえって厳しい試合に

FBハワースのカウンターアタック

時折ジャパンがボールを奪って突進するもののフォローが無く、またはハンドリングエラーが起き攻めこんではボールを奪われる展開。

FL大久保の突進

前半39分、大畑のゲインからウェールズゴール前のラックとなり、サイドを突いたバショップからWTBツイドラキにボールが渡り右隅にトライ(26-12)。

ゴールを狙うSO広瀬

さらに前半間際に広瀬が45mPGを決め26-15で前半終了。前半はまずまずの健闘。
しかし後半はウェールズのスピード・パワーに全く付いていけず防戦一方に。


スクラムからパスを出すハウリー主将

後半6分にはウェールズゴール前フェアキャッチからFBハワースに走られ、最後はCTBギブスがトライ

ハイパントをキャッチするLO田沼

さらに後半17分にゴール前PKからFBハワースに速攻を仕掛けられ、誰も反応できずにそのままトライを許すなど一方的に。


トライを挙げたWTBツイドラキ

ウェールズのBKがジャパンのディフェンスを翻弄しスペースを作り出す多彩なプレーを見せたのに対し、ジャパンのBKはスペースを作り出すことが出来ず。

カットインするSO広瀬

本来ジャパンがやるべきことをウェールズがより確実に素早く実行しているようでは勝ち目は無いでしょう

ラックからパスを出すSH村田

後半途中からSH村田が出場するも見せ場は無し。
村田がPKから速攻を仕掛けようとしても誰も反応できないようでは・・・

PKから突っ込んで行くFLスミス

パシリムで染み付いてしまったPG狙いの戦い方ではウェールズに全く通用せず、結局後半は無得点に終わる。

ノーサイド

ただ最後までキレないでタックルしつづけたことには拍手。

大きな拍手で送られるジャパン

最初から勝てると思ってはいませんでしたが、これだけの差がつくとも思っていなかった・・・
特に本来ジャパンがすべきアタックをウェールズにやられ、完敗したことには予想していたこととはいえ改めてショック。
多彩なムーブ ・正確なパス・スピードあるライン参加・・・本来ジャパンがこの試合で見せるべきことを全く見せられなかったのは残念。

試合後カーディフの街中でウェールズサポーターにからかわれる悲しい思いをすることに・・・

RUGBY WORLD CUP 1999