Rugby World Cup
1999
99/10/16(土) 19:00 キックオフ Cardiff Millennium Stadium
Argentina |
Ref
Stuart Dickinson
(AUS) |
Japan |
後半 |
前半 |
|
前半 |
後半 |
1 |
1 |
T |
0 |
0 |
1 |
0 |
G |
0 |
0 |
3 |
4 |
PG |
3 |
1 |
0 |
0 |
DG |
0 |
0 |
16 |
17 |
33-12 |
9 |
3 |
出場メンバ
Argentina |
No |
Japan |
Mauricio Reggiardo |
1 |
中道紀和 |
Mario Ledesma |
2 |
薫田真広 |
Omar Hasan |
3 |
小口耕平 |
Pedro Sporleder |
4 |
ロバート・ゴードン |
Alejandro Allub |
5 |
田沼広之 |
Santiago Phelan |
6 |
大久保直弥 |
Rolando Martin |
7 |
グレッグ・スミス |
Ignacio Fernandez Lobbe |
8 |
ジェミー・ジョセフ |
Agustin Pichot |
9 |
グレアム・バショップ |
Gonzalo Quesada |
10 |
広瀬佳司 |
Diego Albanese |
11 |
パティリアィ・ツイドラキ |
Lisandro Arbizu |
12 |
元木由記雄 |
Eduardo Simone |
13 |
アンドリュー・マコーミック |
Gonzalo Camardon |
14 |
大畑大介 |
Ignacio Corletto |
15 |
松田 努 |
選手交代
Argentina
Pedro Sporleder→Miguel Ruiz
Santiago Phelan→Lucas Ostiglia
Gonzalo Quesada→Felipe Contepomi
Japan
中道紀和→長谷川 慎
薫田真広→坂田正彰
小口耕平→中村直人
大久保直弥→伊藤剛臣
得点
Argentina
T Pichot,Albanese
G Contepomi
P Quesada7
D
Japan
T
G
P 広瀬4
D
2日前にウェールズがサモアに敗れ、この試合の結果次第でウェールズがプレーオフに回る可能性が出てきたため思わぬ注目を集めることに。
ただ、アルゼンチンは明らかに3位ベストの座を狙いにきているため、それほどの緊迫感は有りませんでしたが。
ヘンなジャパンサポーターも登場
ジャパンはリザーブにフロントロー3人を入れる構成。
この話が伝わってきた時、一体何を考えているのかと思いました。むしろ逆に第3列・BKのリザーブを増やして一発勝負に出るべきと思ったのですが・・・
ジャパンのスターティングメンバー
SOにも広瀬ではなくて岩渕を起用してもらいたかったところ。どう考えてもこの試合はペナルティゴールを狙いに行くような試合ではないのですから。
ジャパンのウォーミングアップ
7万2500人収容のMillennium Stadiumですが客の入りは3万ほど。
それでも予想より入ったという感じ。
(たまたま私の隣の席がアルゼンチンサポーターだったので試合開始前に握手)
両国国歌吹奏
既に2敗のジャパンはちょっと緊張気味なのがよく分かりました。
スクリーンに映ったCTB元木
試合はアルゼンチンがディフェンスを固め、SOケサダのPGで得点を稼ぐという目論見どおりに。
ラインアウトでの競り合い
アルゼンチンは47点以上とって勝つとプール2位になり、スコットランドとマレーフィールドと対戦することになってしまうので、それより少ないスコアで確実に勝ちに行くという思惑がアリアリ。
内に切りこむSO広瀬
ジャパンのアタックはことごとく待ち構えるアルゼンチンディフェンスに捉まってしまう状態。
WTBツイドラキ
またアルゼンチンの強力なスクラムには対抗できず。
後半フロントロー3人を総入れ替えしても結局スクラムは完敗。
スクラムで完敗
ペナルティを取られてはSOケサダにPGを蹴りこまれる繰り返し。
PG7本蹴りこんだSOケサダ
またチャンスにノックオン等のミスを繰り返す相変わらずのパターン。
ラインアウトをキャッチする田沼
ジャパンのBKプレーはほとんど通用せず。
特にWTB大畑に回したところを徹底的にマークされている感じ。
ジャパンのサインプレー
また明らかにジャパンでは外国人選手の活躍ばかり目立つ状態に。ほとんどの局面で外国人選手に頼りすぎる傾向がハッキリと出ていました。
日本人選手で活躍していると認められるのは大久保くらい。
CTBマコーミック、突破を図るも・・・
そして23-12と11点ビハインドで迎えた後半19分、相手ゴール前ラインアウトでの決定的なチャンスにHO坂田がノットストレート。このミスで勝負有り。
ゴール前のスクラムを耐えるジャパン
結局ケサダに7PG、SHピチョットとWTBアルバネッセにそれぞれ1トライを許し、最終スコアは33-12。
スタンドに向かって挨拶
第一戦に続き、この大会2試合目のノートライで完敗。
アルゼンチンの術中に完全にハメられたという感じで、3試合の中で一番の脱力感。
拍手で送られるジャパン
一方のアルゼンチンは3位ベストの座を確保。プレーオフでアイルランドとの対戦に。
(アルゼンチンはこの後プレーオフでアイルランドを破って初めてベスト8に進む快挙を成し遂げることになる。今大会でのアルゼンチンの戦い方というのは日本にとって非常に参考になるものだったと思う)
3位ベストの座を確保して喜ぶアルゼンチンフィフィティーン
予想通りとはいえジャパンは3戦全敗という結果で終ることに。
個人的な総括は別途掲載予定。
RUGBY WORLD CUP 1999
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