科学的根拠に基づき、温かみのある心で
痛みをコントロールする医師

Dr. Vijay S. Kumar (M.D., F.A.C.S.)    
 (American Board of Neurological Surgery)

 デリーで活躍中のドクターを紹介するこのシリーズ、第4回目になる今回ご紹介させていただくドクターはKumar Pain Management & Neuroscience Clinics, New DelhiのDirectorであるDr Vijay S. Kumarです。

 Kumar先生はご自身のクリニックで診療を続けながら、今もApollo病院のSenior Consultantとして手術を続けている現役の脳外科医です。脳や脊椎(背骨)を自分の目で見ている脳外科医ならではの視点で「首の痛み」「腰の痛み」「手足のしびれ」に対して適切な治療・アドバイスをしてくださいます。

 インドに限らず痛みの治療と言えば、「何ら根拠も無い魔術的な治療法」と「あまりに冷徹で患者さんの声を聞かない機器優先の治療法」が巷間溢れていますが、Dr Kumarはそのどちらの医療にも組みすることなく、またその両者の長所を取り入れた治療をする「名医」です。(ちょっと誉めすぎかも知れませんが、実際に医師であるこの私が診てもらうならこんなお医者さんがいいなと実感させるドクターです。)

 Dr Kumarはまず患者さんの話しを時間をかけてじっくりと聞きます。その後で患者さんの手や足をとりながらこれまた時間をかけてきっちりと神経学的所見をとります。その間も、独特のおちついた口調で問診を取り続けます。問診や診察を終えた後でこちらから持参したMRIやCTの画像を補助的に最終確認し、自分が取った神経学的所見との整合性をチェックするという神経科医としても医師としてもお手本のようなドクターです。
 
 痛みのコントロールは簡単ではありません。患者さんにとっては一生付き合わなければならない種類の痛みもあります。そのような痛みには信頼できる医師と二人三脚で立ち向かう必要がありますが、Dr Kumarはまさにうってつけのパートナーと言えるでしょう。

 治療のメニューには、神経ブロックだけではなく、理学療法としての超音波治療、電気刺激療法などに加えて指圧マッサージも取り入れています。Dr Kumarは脳外科医ですが、ご心配は要りません。すぐに「切る」とは言い出しませんから。手術の長所も短所も知り尽くしています。

 このクリニックのもうひとつの特徴はさまざまなアスレチック機器を備えるジムが併設されていることです。専属のトレーナーと一緒にリハビリを超えた筋トレをすることも可能です。


クリニック住所
D 1/28 Vasant Vihar
New Delhi-110057


連絡先
電話: 614-2282, 614-2392, 98110 36469(Mobile)
Fax : 614-1908
e-mail : vsheel@vsnl.com

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