1初めての天体望遠鏡   2ファーストライトへ

私が初めて購入する天体望遠鏡に、MEADE ETX-125ECを選んだポイントは以下の通りです。

  1. マクストフ・カセグレンという光学系は小口径でもシャープな像を結ぶらしい。
  2. オートスターによる自動導入の操作が洗練されているらしい。
  3. ETX-105ECの登場により、架台強度が125ECもかなり強化されているらしい。
  4. 機能的なデザインや「ミードブルー」と呼ばれる深いブルーの鏡筒がすばらしい。
  5. 同じシリーズなら、少しでも口径が大きな望遠鏡がほしい。
  6. MEADE ETXシリーズを使っている方のサイトより豊富な情報が得られる。
  7. アメリカではUHTCというコーティングにより、さらに光学系が明るくなったモデルが発売されているらしい。
  8. 必要となるであろうオプションやアクセサリ類まで考えると、予算的にこれがめいっぱい。

そこで、購入へ向けた価格調査になったわけですが、Webで調べてみたらほとんどのお店が横一線の値段でした。お店ごとにそれぞれオートスターや三脚とのセット価格が設定されていましたがそれとてほとんど同じ。また、私が住んでいる佐賀には望遠鏡の専門店があるわけもなく、カメラ屋系量販店では購入できることがわかりましたが、それとて上記のお店とほとんど変わらない値段でした。さらに、少しでも安く購入したいので、Web上に価格を表示していないお店へ数軒見積もりを依頼したところ、見積もりが大変安いお店が2軒ありました。「@Word」と「チャンプカメラ」です。Internetのおかげで簡単に安いお店や商品を選ぶことができるようになって助かります。2店の見積もりを比べてみたところ、本体、オートスター、アイピース(標準26mmの他に、SP40mmとSP9.7mm)、ハードキャリングケースなどと合わせると「チャンプカメラ」の方が若干安く、私のメールでの問い合わせに対していつも同じ人がレスポンス良く返事をくれたので、こちらに決定し、発注しました。納期は全部そろうのに一週間ということでした。発送日にも伝票番号を記したメールをもらい、10月4日、無事にETX-125ECとオプション類一式がわが家に到着しました。

本体、三脚、ハードケース(中にアクセサ
リ類がぎっしり詰められていた)の3個口
の荷物でやってきました。
お!なんと[UHTC]の文字が!アメリカでは
$100ほど高く売られている上、2002年9月
末現在、日本ではまだ入荷したとの情報が
無かっただけに、特をした気分でした。

なかなか派手な箱に入っていました。早速中を見てみると、鏡筒にも[UHTC]のシールが
貼ってありました。どうやら間違いなくUHTC仕様のようです。もちろん、私には従来製品
と比べるだけの経験や知識はありませんが、「明るい=良いこと」といった漠然とした期待
感はありましたので、ラッキーかな?と思いました。

早速組み立ててみました。うーん、予想よりちょっと大きいけど、なんと美しい望遠鏡でしょう。
ミードブルーの深い輝きを持つ鏡筒は素手でさわるのがもったいないくらいでした。
購入した本体に付属していたもの。
・8x25mmファインダー ・SP26mmアイピース(31.7mm径) ・ハンドコントローラ
※ハンドコントローラだけで望遠鏡のコントロールはできますが、天体の自動導入はできません。

左の写真がETX-125ECの各デバイスとの接続
パネルです。オートスターやハンドコントローラは
[HBX]と書かれた端子に接続します。またDC12V
の電源接続端子もあり、車のシガーライタープラ
グやACアダプタなどから電源の供給を受けること
もできます。[AUX]端子は2系統あり、オプション
のエレクトリック・フォーカサーなどを接続すること
が出来ます。この[AUX]端子にエレクトリック・フォーカサーを接続した場合、フォーカサーの電源
が本体側より供給され、また[HBX]端子に接続したハンドコントローラやオートスターでフォーカ
シングを行うことが出来るようになります。

この日に到着したのは、本体の他に以下のアクセサリ類です。アクセサリについては、いろいろ比較吟味するだけの知識も経験も無かったので、全部がMEADE純正品です。しかも通販での購入だったので、ETX-125EC本体すら初対面でした。後で考えれば、特にアイピースなどは純正以外にも選択肢が幅広くあり、自分の観望スタイルに合わせてあとからゆっくり購入を考えても良かったかなぁと思います。

  1. ETX-125EC本体(MEADE SP26mmアイピース、8x25mm天頂プリズム付きファインダー、ハンドコントローラ付属)
  2. MEADE #884フィールド三脚
  3. MEADE純正 #775ETX-125EC用セミハードケース
  4. MEADE #497 Autostar
  5. MEADE SP40mm アイピース
  6. MEADE SP9.7mm アイピース
  7. MEADE エレクトリック・アイピース
  8. MEADE デジタルカメラアダプターU
  9. MEADE #64フォトポート・カメラアダプター
  10. カメラアダプター用Tリング(Nikon用)
  11. カメラアダプター用Tリング(PENTAX用)
  12. MEADE ETX/LX用 ACアダプター
  13. ETX-LXナビゲーター(PC接続ケーブル付き)

以上、これだけのものを勢いで(^^;まとめて注文してしまいました(詳細は「アクセサリ(Accessories)」のページ参照)。とりあえず、これだけあれば自分がやりたかったことのほとんどが出来そうな気がしました。でも、冷静に考えてみればアクセサリ類の価格だけで、優に本体の価格を上回っています。価格だけ見てみると上位機種のLX90-20に手が届くと思います。(ちなみにLX90-20にはAutostarと三脚が標準装備です)しかし、初めて購入する望遠鏡でもあり、取り回しその他のことを考えて、こちらの方で正解だったと思います。

ここで、ETX-125ECの仕様を紹介しておきたいと思います。(日本の総代理店、ミックインターナショナルのHPより)

●光学系 / マクストフカセグレン形式

(クリックして拡大表示)
●有効径 / 127mm
●焦点距離 / 1900mm
●分解能 / 0.9秒
●集光力 / 319倍
●極限等級 / 12.5等
●口径比 / F 15
●最短合焦距離 / 約5.5m 
●副鏡遮蔽率 / 9.6%
●主鏡材料 / パイレックス
●補正レンズ / BK7光学ガラス
●マウント形式 / ダブルアーム式フォークマウント
●電源 / 単3アルカリ乾電池8本
●サイズ48×23×27センチ
※気になる重量は、本体のみ約6.9Kgと、ETX-90ECの約3.5Kgと比べると2倍近い重さになっているものの、ETX-105ECの約6.1Kgと比べると思ったほどの重量増加もなく、私としては充分取り回しが楽な方ではないかと思っています。
また、私が購入したモデルは[UHTC:Ultra High Transmission Coatings]と呼ばれる新しい高効率なコーティングを主鏡、副鏡、補正レンズに施してあって、全体で光学系の明るさが従来品に比べて約20%ほども明るくなっているということです。

さて、アクセサリ類も一挙に揃えたことで、もう追加して購入するものは無いだろうと思っていました。しかし、これが大きな間違いであることに気づくのにそう長い時間は必要ありませんでした。気が付けばアイピース・アクセサリ・パーツ類の増殖速度の速いこと、速いこと……(^^;
このあたりは「アクセサリ(Accessories)」「機材その他(Other Equipments)」の各ページで紹介します。


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