那覇旧廿日正月・お披露目行列
辻のジュリシステムは本土のそれとはかなり異なりユニークなものであったようだ。辻は社交場でもあり、琉球料理などの伝統文化を育んだともいわれている。 旧暦1月20日に、辻遊廓の豊年祈願と商売繁盛を願ってジュリが遊廓を出て舞踊行列(「ジュリ馬スネー」と呼ばれた)し、那覇3大祭りの一つといわれた。「辻売り」された女性は年に一度、このときに両親と互いの姿を確かめ合ったという。 このジュリ馬スネーは1989年に公娼制度を認めるものとして女性団体から反発され、以来中止されていた。 |
平成12年2月27日(日)
この日、那覇3大祭りの一つ、旧暦二十日正月の「ジュリ馬行列」が12年ぶりに復活しました。
連日降り続いていた雨もこの日はあがり、久方ぶりの晴天に恵まれました。
会場地辻町では、午後2時から5時まで交通規制が行われます。
1時過ぎにマンションを出て会場地へ向かいました。
料亭那覇の玄関周辺は演舞出演者でごった返してました。目も醒めるような紅型の衣装が溢れ、祭り特有の陽気で華やかな雰囲気が町内に溢れていました。
12年ぶりの再開とあって、人々の好奇心・関心の高さが伺われます。
料亭那覇から出てくる参加者 |
料亭那覇の前で |
料亭那覇の前で |
松乃下へ向かう |
松乃下へ向かう |
松乃下へ前で待機中 |
主会場は、旧「料亭松乃下」の入口横。辻遊廓開祖之墓前に舞台がしつらえてあり、演舞者が記念撮影などをしていました。
午後2時に開会宣言。12年ぶりということで、今はいなくなったジュリの歴史とジュリ馬スネーの再開趣旨などが述べられました。
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道路の両側は見物客でいっぱいです。
TVなどのマスコミも数多く来ていました。 |
「ジュリ馬スネー」の演出形式は、辻町の3ヵ所に舞台(道路)が設定され、スピーカーが設置されています。各舞台の道路上で演舞集団が次々やってきては観客の目を楽しませるといったものです。
演目は、王妃行列、古典舞踊「四つ竹」の群舞、八重山の民俗舞踊「マミドーマ」、劇団による踊り、そしてメインの「ジュリ馬行列」それが済むとエイサーの琉球国祭り太鼓集団が4つ続きました。
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四つ竹 |
マミドーマ |
劇団による踊り |
ゆい、ゆい、ゆい とかけ声をかけながら踊るジュリ馬踊り |
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「四つ竹」、「ジュリ馬」は、それぞれ100人近い踊り手が紅型衣装をまとって踊るため、鮮やかですごい迫力です。遠い舞台の上で踊るのを見るのではなく、戸外の空の下、目の前で踊るのですから印象は違います。
今回の出演者は女性ばかしで、総数700名にもおよびました。琉球舞踊の各会派・道場が中心になって参画されたそうです。
舞台会場は次の3ヵ所でした。(1)主会場
: 旧「料亭松乃下」前(2)第2会場:
辻1丁目と2丁目の境の辻南公園(3)第3会場:料亭那覇の裏手道路
スネー(行列)の経路は、今回は辻2丁目と1丁目の一部という狭い範囲内でした。![]() |
第2会場から第3会場へ行列する一行。 |
最後の会場の料亭那覇の裏は観客数も少なく、背伸びしなくてもよく見れました。
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この日、「ジュリ馬スネー」が終了してから、料亭那覇の宴席で一献傾
けました。