立川にある「昭和記念公園」は広大だ。

一番奥に、武蔵野の雑木林「こもれびの丘」がある。
訪れる人も少ないが、林の下には 山野草が育っている。

《 記 録 》
 年  月  日   場   所    ジャンプ先
  2016年 10月23日(日)   秋の 山野草   飛び先C 
  2016年 04月06日(水)   春先の 山野草   飛び先B 
  2015年 04月22日(水)   春の 山野草   飛び先A 
  2014年 04月29日(火)   春の 山野草   飛び先@ 








2016年10月23(日)



秋空で、日曜で、しかも無料開園日、ということで昭和記念公園へ。


花を付けた山野草は数が少なく、全般的に地味だ。


キチジョウソウ



ホトトギスは山林に限る。

ここでは、地表に這うように生育しており、濃い色は野性味を感じさせる。  痩せた土地なので、栄養豊かな庭先などと違ってしまうのだろう。




ヤマラッキョウ の紫の花に ふと立ち止まる。 足元で目立つ花だ。




サラシナショウマ は目立って存在感がある。

蜂が蜜を求めて、サラシナショウマの花房に集まっていた。




ヤクシソウは何故か小さい。 

土地が痩せているせいかも。




シロヨメナ は群落があったが、写真は個体の方がしっかりしているw

ウコンギクは、シロヨメナに似てる。 正直 違いはよくわからない。

     シロヨメナ       ウコンギク




セキヤノアキチョウジ (関屋の秋丁字)は群落があった。




アキノキリンソウ は散策道のロープわきに咲いていた。目立つ場所で得をしているw

マツカゼソウ は一株。 繊細で小ちゃな花がついていて なぜか風情がある。

      アキノキリンソウ       マツカゼソウ






ランチは、荻窪駅ビル地下・米八の「幕の内弁当」。 

おこわは、松茸 と 赤飯 と 鮭 の3種。

焼き魚は赤いけど、キンメは無いだろうなぁ。






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2016年 4月 6日(水)



昭和記念公園は広く、人が居ない場所で咲き誇っていたサクラ。 やっぱサクラはいいな。







こもれびの丘へ行く。


シュンラン が咲いていた。




タチツボスミレ と スミレ

     タチツボスミレ       スミレ




イカリソウ は群生していた。 

地味な ホウチャクソウ。 




ヒトリシズカ。  蕾 〜 花が出かかる 〜 花・葉が開く 〜 叢 の各相貌が見れた。

       蕾と、蕾の開きかけなど

             花と葉が開いた


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ニリンソウ は仲良しの花 




セントウソウ は、とても小さな繊細な白い花。 日本固有種と。 

カテンソウは、高さ10cm強で、花はとにかく小さく、 接写でやっと撮った。  可愛い花だ。

    セントウソウ       カテンソウ


枯葉の間から見つけた オキナグサ。 真下を向いていて綺麗な花の内部を見せない。

今の時期、キランソウが華やかだ。 別名 ジゴクノカマノフタ

     オキナグサ      キランソウ







ランチは米八の 「花見弁当」。 

おこわは、タケノコとフキ のおこわ、 桜花のおこわ。

焼き魚も付いてる。






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2015年 4月22日(水)


「こもれびの丘」の山野草は乾燥した雑木林の下




スミレ。 スミレの種類は多く、わからない!



エビネ



シュンラン 




オキナグサ。 花と 終わったオキナの白髪もどき

始めて見るウラシマソウ。 奇怪な様相

     オキナグサ      ウラシマソウ




ジュウニヒトエ は数株が集まっていた。

キランソウ は日射しの下で目立つ。

     ジュウニヒトエ      キランソウ




ホウチャクソウ はあちこちに多かった。

チゴユリ も至る場所にあった。

     ホウチャクソウ      チゴユリ




ラショウモンカズラ の名前の云われが気になる。

ぽっと青色が目立つ ホタルカズラ




ミツバツチグリ。 キジムシロと間違う。






ランチは、荻窪駅ビル地下・藤兵衛の 「さわら 若草焼 弁当」。 







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2014年 4月29日(火)


雑木林の新緑が綺麗な、木漏れ日の丘へ。





ギンランは、少し早いようだった。 小さなギンランだが 葉っぱが齧られている。



キンラン が雑木林の下草の間で咲き始めていた。 そこだけ ぽっと明るい。  キンランの明るい花。



オキナグサ

オキナグサ は花が終わって、その名のように

     オキナグサ



地味なキランソウ

小道の傍らで 何処でも咲いていた ホウチャクソウ

     キランソウ      ホウチャクソウ



ホタルカズラ の群生は綺麗だった。

ラショウモンカズラは足元で美しく咲いていた。

     ホタルカズラ      ラショウモンカズラ







ピクニック・ラグを敷いて、ランチは米八の「おこわ弁当」。







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<後 記> 

昭和記念公園内の奥にある「こもれびの丘」は、武蔵野の雑木林だ。
しかし、池などの工事残土を盛り上げて造られた人工の雑木林で、自然の復活を目指して、ボランティアの活動などで里山化が進んでいる。

里山の雑木林は人の手の入った自然で、 「こもれびの丘」も 同じく人の手でつくられた自然だ。
ここでの山野草の育成も、痩せた土地ながら定着しつつある。 見た目には昔からある雑木林のように見えるが、歴史は浅い。

 


backtotop.gif (3095 バイト) 2016 10月 25日  宇田川 東