纒向の卑弥呼の宮殿と 三輪山の方位





卑弥呼の宮殿は、冬至の日に 三輪山の上から太陽が昇る姿が見られる地に造られた、と考えている。

卑弥呼は、新しく迎える年のはじめ(冬至の日)に 神殿で 三輪山の上から昇る太陽を祭祀した。
前方後円墳の形状は、この姿をシンボライズしたもの。




ところで、卑弥呼の宮殿跡と思える遺跡が、JR桜井線・纒向駅の傍で発掘された。
この場所から 三輪山はどのように見えるのか?  検証してみた。



チコマートの裏手を 宮殿跡とポイントした。








宮殿から見る 三輪山の山頂は、北から東回りで 約118度
これは 冬至の日の、日の出の方向となる。
















 三輪山は467m

 太陽が頂を越えるまでに多少の誤差は発生する。


    卑弥呼の宮殿の位置 についての仮説は検証された。




    2015/10/05 記     宇田川 東

 

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