野川公園内にある「自然観察園」は、国分寺崖線(ハケと呼ばれる河岸段丘)に沿った長細いエリアで、野川沿いの小道とはフェンスで仕切られている。


崖下からは湧水が湧き出ており、流れや池や湿地のエリアは、木道の観察路になっている。
ここでは水辺を好む山野草の群生が見られる。


中央の小川が、「野川」。

右手は「芝生の広場」となってる。

左手は、フェンスで仕切られ、そのなかが「自然観察園」。



《 記 録 》
 年  月  日   場   所    ジャンプ先
  2016年 05月03日(火)   春の 山野草   飛び先C 
  2015年 09月30日(水)   秋の 山野草   飛び先B 
  2015年 04月15日(水)   春先の 山野草   飛び先A 
  2014年 09月28日(日)   秋の 山野草   飛び先@ 
  2017年 10月11日(水)   秋の 山野草  《追加》   飛び先I 







2016年05月03(火)



新緑が美しい。
久しぶりにピクニック・ラグを携え、ランチしに野川公園へ。


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自然観察園は、オドリコソウが群生していた。 この花は好きだなぁ 


   オドリコソウ




クリンソウは水辺の鮮やかな花。

   クリンソウ



木道の脇の チョウジソウ

   チョウジソウ



木道の脇の クサノオウ。 黄色い花は似ていてよくわからない。 

   クサノオウ



ホタルカズラは目立つ花。


フタリシズカ が美しかった。 (ヒトリシズカは終わっていた。)
でも、二人だとオシャベリで静かじゃないだろうに。

  ホタルカズラ    フタリシズカ



エビネは終わったのが多かったが、これは例外。

ホウチャクソウはここでも地味に咲いていた。

    エビネ    ホウチャクソウ



青紫が基本のタツナミソウだけど、ここのは 白色だった。

   タツナミソウ・白色     タツナミソウ



キンランがあちこちに咲いていた。こんなに見たのは初めてだ。キンランはさすがに華やかで貫禄があるw 

近くの浅間山のムサシノキスゲ、と思ったが、ニッコウキスゲだった。

   キンラン    ニッコウキスゲ



半鐘の形をしてるのでハンショウヅル、とのこと。


入り口近くに 垣根が組んであり、そこに枝が絡まって 花が咲いていた。

   ハンショウツル







ランチは、荻窪駅ビル地下・米八の「おこわ弁当」。  


おこわは、アサリのおこわ2つと、フキとタケノコのおこわ1つ をチョイス。

鯖の塩焼きも付いてる。



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2015年 9月30日(水)




アザミが咲いていた。

アザミは蝶たちに好まれている。



白い花が暗がりで綺麗だった イヌショウマ

    イヌショウマ



黄色い花は 秋は目立つ。 キバナアキギリ

    キバナアキギリ



ピンク色の
ゲンノショウコが あちこちに

   ゲンノショウコ



小さなキク科の花は、区別が難しい。 シロヨメナユウガギク

    シロヨメナ     ユウガギク



赤く色が変わる前の マムシグサ。 

ヤマホトトギスは園芸種とは感じが違う。

     マムシグサ(蝮草)     ヤマホトトギス







ランチは、イトーヨーカドーで買った 「舞茸炊き込みご飯」 弁当。


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2015年 4月15日(水)



陽気に誘われ野川に行ったが、山野草たちも同じ気分で咲き始め、タイミングが一致したw
前日の雨で観察路を心配したが大丈夫だった。




オドリコソウの群落は ぱっと明るく 心を和ませる。

    オドリコソウ




湧水が流れ出る場所に クリンソウが鮮やかに。 木道の上から。

サクラソウが湿地に群生していた。 木道の上から。

    クリンソウ      サクラソウ



観察路の木道の上から。 ヒイラギソウ

    ヒイラギソウ




ラショウモンカズラは花房の向きが同じ方向だ。

    ラショウモンカズラ




大好きな キジムシロ。 

雉が座るムシロという名の、キジムシロは、

円形の座布団みたいな形がいい。
    キジムシロ



イチリンソウ

    イチリンソウ



ニリンソウ

    ニリンソウ



とても地味な チゴユリ

    チゴユリ



ジュウニヒトエ と ヒトリシズカ

    ジュウニヒトエ     ヒトリシズカ



イカリソウは群落があった。  スミレはタチツボスミレばかしが目についた。

    イカリソウ     タチツボスミレ



フデリンドウを見つけると 何故か嬉しい。  キランソウは 蔓がネットワークを形成して生えている。

    フデリンドウ     キランソウ



ヤマブキソウが地表を覆っていると、一面に明るい。

    ヤマブキソウ     ヤマブキソウの群落



シュンランは清楚な感じだ。  ホウチャクソウは地味な感じだ。

    シュンラン      ホウチャクソウ


ムラサキケマンを漢字で書くと 紫華鬘 。 なんじゃこれは?

    ムラサキケマン






ランチは、イトーヨーカドーの 「あさりご飯」弁当。

好物のアサリが たっぷり入っていた。



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2014年 9月28日(日)


秋晴れの日。

行楽弁当とピクニック・ラグを持って 野川公園へ。



食後、自然観察園へ。


木道を歩いていて...やっぱ シュウカイドウ(秋海棠)のピンク色は周囲を明るくする。

    シュウカイドウ



木道を歩いていて...イヌショウマ(犬升麻)の白い花。


    イヌショウマ



黄色の花は 今の時期には目立つ。 キツリフネ

    キツリフネ



ミゾソバは野川の岸辺にも多かった。   何という花かわからないが、水辺で見事な実をつけていた。

   ミゾソバ



カワミドリ はなかなか名前がわからなかった。

    カワミドリ




観察路の奥の方は ヒガンバナの群生で 真っ赤だった。








ランチは、二枚橋上流の クジラ山(左上の傾斜)下のエンジュの大木の緑陰に ピクニック・ラグを敷いて。

米八の「おこわ弁当」は、秋鮭と松茸の2種類のおこわを選択。


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2017年10月11日(水)



10月の野川公園は 初めてだ。

ヒガンバナの群落は終わっていた。
木道わきのシュウカイドウも終わっていた。



秋の実が やはり目に付く。

ガマズミ の真っ赤な実は、自然観察園を入ってすぐに見られた。

足元の ホウチャクソウは、秋の 青い実を見るのは初めてだった。

    ガマズミ     ホウチャクソウ



奇怪な姿をした ムサシアブミ。  トゲトゲが特徴の オオオナモミ

   ムサシアブミ    オオオナモミ



湿地帯の木道の両側には ツリフネソウ が多かった。 キツリフネ も見られた。

   ツリフネソウ    キツリフネ



遊歩道の足元に レモンエゴマが。  淡い紫色の カワミドリ。 両方ともシソの仲間。


   レモンエゴマ    カワミドリ



ホトトギス の群生に出会うと、寂しかった光景が 賑やかになる感じがする。

ヤクシソウ は 期待していたが この花だけだった。 早いのかな?

   ホトトギス    ヤクシソウ



薄暗い林の下には イヌショウマ の白が目立つ。

日の当たる明るい場所では ユウガギク 群生が あちこちに見られた。


   イヌショウマ     ユウガギク







ランチは米八の「秋の行楽弁当」。 鮭、松茸、赤飯のおこわに 北海道サンマの塩焼き

二枚橋上流の ハナミズキの土手上のベンチで、真っ赤に輝くハナミズキの実を眺めながら食事。




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≪ 番 外 編    神代植物園 水生園 ≫



ここは、湿地の野草を木道で観察できる。 野川の自然観察路と ダブらない植物を収録。


2015年 9月21日(月)



ツリフネソウ (釣船草)



なかなか覚えられない名前の ヤブマオ (藪苧麻) 

根茎が地中を長く這い群生する ミズキンバイ(水金梅)

      ヤブマオ   とても珍しい 絶滅危惧種  (2017年9月20日撮影 を追加) 






<後 記> 

新緑と薫風の5月の連休、秋晴れの季節 ー 毎年、野川公園に 弁当とビールを携えて ピクニックに出かけてる。
空が広く、青空の下で食べるランチは美味しいw

家から、JR中央線で荻窪駅ー西荻駅ー吉祥寺駅ー三鷹駅ー武蔵境駅 (西武に乗り換えて1つ目の)新小金井駅下車。
少し歩いて野川公園、と近場なのだ。

山野草への関心は最近だが、名前を忘れないために 自然観察園の記録をまとめてみた。

 


backtotop.gif (3095 バイト) 2016 10月 30日  宇田川 東