
FILE-051[2000.9.25] 『真夜中のち○ち○』 もちろん、風呂に入る時は眼鏡をはずしている。そのうすらぼんやりの視界に、何やら黒いモノが映った。
ん?
ぎやああ!! 出た〜!!
古い社宅なのに、万全の防禦対策をしいていたお陰で、ソイツを目にすることなどこの2年間ほとんどなかったのだ。そやのに。
僕の叫び声で嫁さんが飛んできた。「どうしたん? ―――ぎやああ!!」
実家のおかんとは違って、僕たち夫婦は二人ともソイツには弱い。
「ど、どうすんねん!?」
「アンタ、手で取ってよぉ!!」
「そんなことできるかい!」
「そう言えば、洗剤に弱いって聞いたことある! 洗剤かけたら、呼吸でけへんようになって弱るねんて」
「じゃあ、はよ持って来い!」
洗剤をかけるとソイツは引っくり返って6本の足をバタバタさせよった。
「ほんでこれ、どうしたらエエねん(泣)?」
「知らんよぉ」
「知らんてお前・・・とりあえず山ほどのティッシュ持って来い」
僕は勇気を振り絞ってソイツをティッシュでくるみ、さらに新聞紙でくるみ、最後にビニール袋に封じ込めてやっと事無きを得た。
しかし。
風呂の最中にち○ち○放り出して何やっとんのやろな、わし。
《回顧》 ち○ち○
そっちのけ。
(そっちの毛?)
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