絵

形態:動物型
反応:中立から非友好的、攻撃的
知能:低
遭遇:森林、丘陵、洞窟、氷
出現:単独から少数



 寒冷な地方を中心に、未開地のあちこちに出没する熊は本来温厚で臆病な生き物であるが、体長が数メートルを越える巨体はそれだけで脅威となる。大部分は雑食性で空腹なら木の実や草から魚、肉まで何でも食べる。
 比較的小型の洞窟熊と、森林で多く見られる灰色熊が最も知られているが氷指山脈の北には雪白の北極熊が生息している。北極熊は中でも最も体躯が大きく、狂暴で何にでも襲い掛かる。

 熊は子連れの場合と負傷した場合を除いてはしんちょうであり、後足で立ち上がって威嚇するがすぐに襲い掛かってくるような事はない。負傷した熊は傷を癒すまでの食料を確保するため、子連れの熊は子を守るために決して逃亡する事無く勇敢に襲い掛かってくる。近年は混沌や疫病の汚染によって正気を失った熊が見境いなく獲物を殺しまくる場合もある。上質の毛皮はどこの町や村でも高値で取り引きされる。


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