絵 腐れ

形態:不死
反応:攻撃的
知能:低
遭遇:砂漠、廃墟、地下迷宮
出現:単独



 外見はカビだらけの異様な骸骨であり、ゾンビーに似た腐れは崩れかけた死体の姿をしている不死の怪物の中でもが特に恐るべき存在として賢人の記録に記されている。
 全身に広がっているカビがところどころ皮膚を突き破っており、このカビが類を見ない奇病を発現させる。不健康な黄色をした腐れに近づいた者はまきちらされている胞子によってたちまち病原菌に感染する。

 経験豊富な癒し手によって適切な治療を受けなかった場合、患者は一週間の潜伏期間の後に高熱を発し、倒れて寝たきりとなる。熱は上がる一方で全身が激痛にさいなまれ、やがてカビの胞子が皮膚をやぶって発芽すると死にいたらしめる。既に手後れになった患者は新たな腐れとなって復活するが、これを防ぐには死体を焼いて灰をまきちらす必要がある。


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