絵 地龍

形態:幻獣
反応:攻撃的
知能:中
遭遇:洞窟、廃墟
出現:単独



 龍は最も古く、最も強大な生き物とされており各地の民話や伝承にその姿を現している。個体数は極めて少ないがどんな地域にも生息し、一般に爬虫類じみた外見を持つが哺乳類、魚類、鳥類の特徴を有することもある。体色や棲息域、特性によって分類される。
 地龍は通常知られている中で最大の龍であり、巨大な樽のような胴体だけで高さは7メートルを越え、長い首と尾、太い四肢をもつ体長は25メートルに達する。

 地底の特に巨大な洞窟に棲んでおり、餌を狩るとき以外は怠惰に眠っておりエネルギーを節約する。ごく稀に空腹になるか、縄張りに獲物が入り込むと起きあがり、長い首を伸ばして牙で咬みついてくる。鈍重だが力が強く、甲羅でも鎧でもかんたんに咬みくだいてしまい、人間ていどのそれなりに大きな相手には炎の息を吐きかける。長寿の種族であり、巣穴には莫大な財宝や貴重な卵をため込んでいる。卵は好事家には金貨数千枚で取り引きされる。


他の項目を見る