絵 氷龍

形態:幻獣
反応:攻撃的
知能:中
遭遇:山岳、氷、洞窟
出現:単独



 北方の山岳地帯を越えた更に北、極寒の地域に棲む氷龍は、体格でも凶暴さにおいても龍族の中で抜きん出ている。体長は10メートルを越え、樽のような胴体とそこから伸びる細長い首の先には小さな頭がついていて、体格に比して小さな翼でバランスを取りながら立ち上がる。
 食料を得るために、生き物と見れば無条件で襲いかかる。獲物を凍えさせる氷の息を吐きかけるが、更に頭上から咬みついてひきちぎる。死体はすぐには食べずに大きな氷の塊の中に閉じこめて保存し、特に極寒の時期になり、他の食物が入手困難になったときに掻きだして食べるのだ。


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