絵 ウナギ

形態:魚類
反応:非友好的
知能:低
遭遇:河川、沼地、海洋
出現:単独から数体



 淡水の河川から河口にかけて、ウナギはどこにでも棲息する魚類であるが、その中で特に危険なものは数種類にすぎない。
 流血ウナギは体長が最大で1メートル程度、淡水に棲んでいる。縄張りに足を踏み入れた鈍重な獲物に音もなく泳ぎよると、牙のずらりと生えそろった口で咬みつき、血を吸う。
 電気ウナギは比較的小柄で体長は数十センチ程度にしか達しない。浅瀬や沼地にも棲んでおり、獲物が近寄ると強力な放電を行って気絶させる。電気は小さな生き物なら殺してしまえるほど強力だが、これで倒せない相手には襲うことをあきらめてしまう。

 大ウナギは最も危険な種類であり、体長は8メートル、胴まわりも数十センチに達する。まきついて絞めあげると牙だらけの口で咬みつこうとする。水中で自由を奪われた獲物は、早いうちに逃げる事が出来なければやがて溺れ死ぬ事になる。


他の項目を見る