絵 炎魔人

形態:妖異
反応:攻撃的
知能:高
遭遇:魔界、洞窟、廃墟、地下迷宮
出現:単独



 奈落の底でうごめいている邪悪な魔人たちの中でも(そのような表現が許されるのであれば)もっともありふれており、広く知られているのが炎魔人である。
 魔人の外見は赤い皮膚をもつ長身の人間めいた姿として描かれるが、革状の翼と足にはふたまたに分かれた蹄を持っている。片手には鞭を、片手には炎の剣を持っていることが多い。

 炎魔人は魔人の中では比較的低級で能力にも劣り、従って人界により多く派遣されることが多い。オークなど、より低級な生き物を従えており気の弱い生き物であればその邪悪な身体にまとう気を感じとっただけで逃げ出してしまう。戦いとなれば鞭と剣をふりまわして襲いかかってくる他にも鼻孔から炎の息を吹き出すことができる。炎魔人は殺されると自らの炎に包まれてしまうが、霊だけは解放されて奈落へと帰っていく。


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