絵 門柱

形態:妖異
反応:反応無
知能:無
遭遇:廃墟
出現:二体



 伝承にある存在である、闇の城塞の巨大な門を守っていた二体の門柱である。開け放たれた門の左右に建っており、それぞれが禿げ鷹に似た三つの頭と三つの胴体を持ち、鉤爪を備えた巨人の像であるがそれ自体は動くことも近づく者に反応をすることもない。
 だが門を通ろうとするものは六つの頭から見据えられ、気の弱いものなら逃げ帰ってしまうしそうでないものも不思議な威圧感によって門を通ることを諦めてしまう。許されたもののみがこの門をくぐることができるとされている。

 門柱は古代のゴーレムであるとする説もあるが、賢人にも理解できぬ驚くべき建築によって近づくものに影響を与える、きわめて高度な文明の所産であるとする説が有力である。


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