絵 大猿

形態:動物型
反応:中立から攻撃的
知能:低
遭遇:森林、密林、丘陵、洞窟
出現:単独から数体



 大猿は大陸全域の森林地帯に棲息する生き物で、中には人間を越える身長を持つものまで存在する。全身が短い毛に覆われているが顔と手、足は無毛であり、長い腕を地面につけてバランスを取るようにして歩く。
 雑食性で樹上性のものよりも地上を歩くものの方が凶暴なことが多いが、いずれにせよ縄張り意識が強く狩場の外ではおとなしいが侵入者には容赦せずにつかみかかり、殴りかかってくる。
 特に地上性の猿の中には体格でも凶暴さでも勝るいくつかの種類があり、突き出た顎に並んだ牙を剥きだしにして咬みつき、うなり声を上げながら大きな石ほどもある拳で殴りつける。力が強く、拳の一撃で薄い鎧ならかんたんに突き破ってしまう。逃げる相手を執拗に追いかけることまではせずに、ねぐらのある古い洞窟や木のうろに帰るとため込んでおいた食べ物−果実や小動物など−を漁って食べはじめる。


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