絵 グリフィン

形態:幻獣
反応:攻撃的
知能:低
遭遇:山岳、荒野、洞窟
出現:単独



 古代の狂った魔道士が邪悪な実験によって作り出したとされる生き物の中でも、グリフィンは最も成功した例だと言われている。たくましい獅子の胴体を持つが頭部と前足は巨大なのそれで、その体格によるくちばしと鉤爪が恐るべき武器となる。翼のある種と無い種があり、特に有翼の種類は山岳の高い峰に舞い、上空から獲物に襲い掛かるが地上でも強靭な後足で跳ね上がると鋭い鉤爪で掴みかかる。

 掴まえた獲物をくちばしで引き裂こうとするが、人間程度の小さな生き物であれば翼を羽ばたかせて大空高く舞い上がり、上空から地上に落とすこともある。仕留めた獲物は新鮮なうちに、高山の岩山や洞窟にある巣に持ち帰ると、細かくちぎって食べ始める。


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