絵 ハマカイ

形態:人間型
反応:非友好的
知能:高
遭遇:砂漠、荒野、廃墟
出現:単独



 荒れ果てた砂漠や荒野に建てられた塔に隠れるように住んでいるハマカイは、魔法が今日よりも一般的であった時代の最後の生き残りの種族である。人型をしているが大きなくちばしを持つ鳥のような頭を持っており、厚い布を何枚も重ねたようなローブを羽織っている。
 古い種族であるハマカイは全てが学者で賢人であり、ふだんからただ新しい知識を得る事だけを考えて暮らしている。魔法の品物や古代の書物に囲まれた自室にこもっているか、顔まで隠れる深いフードを被って遺跡を旅していることが多い。

 彼らは長命の種族であり、更に魔法や秘術によって寿命をはるかに越えて生き続けている。総じて気むずかしく他人に関わる事を嫌うが、失われた知識と聞くだけで何に変えてもそれを得ようとする純粋な探求者に変貌する。歩行を助けるための杖を持っているが、戦いともなればいくつもの呪文が込められてたその杖を振り回す。野蛮な人間をことのほか嫌っているが、同時に純粋に知識を探求する者に対しては大いなる先達としてその知識の一端を披露してくれる場合もある。


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