絵 骨くだき

形態:怪物
反応:攻撃的
知能:低
遭遇:荒野、砂漠、廃墟
出現:単独



 南方の酷暑の沿岸地帯に棲息する骨くだきは、外見よりも余りに力強い腕力からその名前がつけられている。鎧のような硬質の皮膚に覆われた二足獣の姿をしているが、特に逞しい上半身と長い腕を持ち、足と尾は短く太くバランスの悪い外見をしている。小さな頭部には盲目に近い細い目と、口のまわりには何本もの巻きひげがたれさがっている。

 肉食獣である骨くだきは縄張りをゆっくりと移動して獲物を探しまわるが、鈍重な生き物であり襲撃は不発に終わる例が多い。そのために捕まえられるものなら何にでも襲いかかる。飽きることなく獲物を追いつづけると長い腕を伸ばし、ひとたび掴まえてしまえばおどろくべき怪力で、人間の腕や脚程度なら小枝のように折り取ってしまう!
 この怪物を倒すことは困難を極めるが、一度倒れると起きあがるのに時間がかかるために足を払うか罠にかけるなどできれば、その間に槍や銛で突き刺してなんとか止めを刺す事が出来る。


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