絵 大ヒル

形態:動物型
反応:中立
知能:低
遭遇:沼、河川
出現:少数から群れ



 沼沢地や湿地帯のよどんで腐った水の中に多く見いだされるヒルのうち、大ヒルは特に大きな種類でおぞましい筒状の身体は体長が数十センチメートルにもたっする。
 濁った水や泥の中に潜んでおり、不用意に立ち入ったものにつぎつぎと吸いつくと、ずらり並んだ小さな歯で咬みついて血を吸いはじめる。身体が黒々とふくれるまで吸い、満腹になるとはがれ落ちる。

 このおぞましい生き物を無理に引きはがそうとすれば更に怪我を負うことになる。松明の火を突きつければはがれ落ちるが、早急に生息域を離れない限りは、他のヒルが直ぐに吸いついてくることになる。大ヒルは群れて集団で生息する事が多く、時にはより巨大な生物ですら餌食となって泥中に横たわることになる。


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