絵 メデューサ

形態:幻獣
反応:攻撃的
知能:低
遭遇:廃墟、洞窟、地下迷宮
出現:単独



 伝説や伝承で広く知られているメデューサだが、その起源や分類については殆ど知られていない事が多い。外見はぼろぼろの衣服を着ている年老いた老婆の姿をしているが、ふだん目深に被っているフードの下では毒蛇と化した頭髪が不気味に蠢いている。
 語るもおぞましい実験の末に産み出されたこの怪物は、古代の魔法が残る遺跡の奥深くや、狂気に侵された貴人の宝物庫に死の番人として住まわされている。

 頭上で蠢いている蛇が持つ毒以上に恐ろしいのはメデューサの呪いであり、この怪物の姿を直接見た者はすみやかに全身が石化して、物言わぬ石像と化す!だがこの呪いは視線を合わせた者にのみ効果を発揮するとされており、また鏡に映った姿なら石化せずに済むので不利な状態でも戦う事は可能だ。怪物の首は死んだ後も暫くは呪いの力を残しており、これを見た者を石化させる。打ち捨てられた遺跡の中で、恐怖と驚愕の表情を浮かべた石像に出会った場合はよくよく注意する必要があるだろう。


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