絵 洞窟カビ

形態:植物
反応:無
知能:無
遭遇:洞窟、廃墟、森林
出現:単独から数体



 太陽の光が届かない、洞窟や特に深い森林の奥には薄明るく光る奇妙な生き物がただよっていることがある。洞窟カビは不気味な黄色から緑色をした巨大なクラゲのような姿をしており、その大きさは人間の頭ほどもある。何本もの触手のようなひげを垂らして、胞子を吹きだしながらあたりをただよっている。

 このカビに近づいた生き物は、撒き散らされる毒性のある胞子を吸ってしまい体力を失う。小さな生き物であればそのまま死に到り、死体は胞子の苗床となって栄養を供することになる。そうでない場合も皮膚に付着した胞子から発芽するカビによって体力を奪われることになる。
 胞子が発芽する前に癒し手による適切な治療をほどこせばカビの影響を逃れることができるが、そうでなければ胞子ごとはぎとることで更に傷を負うことになる。


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