絵 サイ男

形態:人間型
反応:中立から非友好的
知能:中
遭遇:平原、廃虚
出現:単独から少数



 南部平原から東方の逆風平原までを中心にわずかな数が生息するサイ男は、何世紀も昔の邪悪な実験の名残りとされている。大柄な人型の外見にサイのような頭部とぶ厚い皮膚を持ち、鼻づらには太く大きな角が突き出ている。
 頑丈だが愚鈍な種族であり、普通は邪悪な貴人に仕えており鎧を着せられて門番や歩哨をする程度の扱いしかされていない。

 サイ男は戦いにおいて厚い皮膚が天然の鎧の効果を果たすが、動きが鈍く優秀な兵士とはいえなし。主人には従順なため賄賂は効かない事が多いが、頭が悪いので騙すのは困難ではない。火を嫌い、相手が松明などを掲げていると消すように要求してくる。こと時だけはサイ男は勇敢になり、戦いも辞さない。


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