絵

形態:動物型
反応:中立
知能:低
遭遇:平原、荒野、密林
出現:単独



 未だ文明化の進んでいない地域を中心に棲息している象は、陸上では特に大きな生き物の部類に入るが意外に詳しい生態は知られていないことが多い。
 体高だけで人間の背丈を軽く越えるが、厚い皮膚に覆われた小さな家ほどもある丸みのある胴体は、大木のような四本の脚で支えられている。長く器用な鼻の横には牙が突き出ており、大きな耳を持っている。

 臆病で従順な生き物であり、荷役用に利用されたり武装して戦地に送り出される事もあり、牙や肉も珍重されている。より未開の地では野生の象は神聖な動物であり、密林の奥地で立ったまま寝ている象の排泄物は特に呪術の材料に用いられ、岩や石の上に乾燥して残されているのを採集される。


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