ひなたで過ごす
あたりまえのことが、どれだけ貴重でそして愛しいことなのか。最近私はそんなことを考えます。それは私が今のあたりまえに繰り返されている日常をどれだけ好きでいて、そして今年が(というか高校一年生としての今年が)もうすぐ終わってしまうことについて、どれだけ時の流れを恐れているということなのかもしれませんね。
だから、少しだけ今という時間をこの紙の上にとどめておくことにしました。私は貴方のように今をカンバスの上に描きおくような腕前はありませんから、せめて私なりのことばで私なりの腕前でもできる方法で、今をとどめておこうと思って。
でも、正直なところそれが何になるんだろうと思うこともあるんですよ。紙の上にとどめられた時は所詮は止まった時間でしかなくて、そこには過去はあっても決して今も未来もないんですから。そして、私の友人たちはみんな過去よりも今と未来ばかりを見ている人たちなんですから。
うらやましいですよね。
◇
最近、五島小夜が書き始めたお話の書き出しはそんな感じでした。ショートヘアの襟足が最近ずいぶん伸びてきた、控えめでおとなしい印象のある高校一年生の女の子はもうすぐ高校二年生になろうとしています。平成14年3月16日の土曜日。長野県は古坂町、私立樫宮学園での一年間もほとんど終わり、卒業して送り出されていった三年生と学園に残る一二年生とに生徒たちは分けられて、気の早い新入生などは幾人か、お目当ての部活動に顔を出していることさえありました。進学校であるにもかかわらず、野球やら陸上やらの部活動も強いと評判の樫宮学園は受験生の人気も高く、次年度の新入生の質もけっこう期待できそうだという噂でした。
その日、小夜は同年の友人たちと一緒に一泊の小旅行にでかけていました。きっかけはその友人の一人、松本ひなたの言った温泉に行かない?のひとこと。
「近場のほうが存分に湯につかれていいじゃない」
電車に揺られて乗り継ぎなし、というよりむしろおもいっきり通学圏内であるとなり町にある温泉宿。それはふところの軽い学生が気楽に泊まりがけの旅行にいくには好条件の場所だったでしょう。なにかにめぐまれている、というのは大抵どこの地方でもあるもので、その場所が温泉街ともなれば格安で露天の温泉につかれたりはするのです。
「はあ、いいお湯♪」
「やっぱり温泉はいいですわね」
そして温泉といえばやっぱりお酒、なんて不心得者は進学校の真面目な高校一年生程度ではさすがにおらず、泳いだりはしゃいだりしていた肉づきの薄い娘やら留学生の女の子やらがのぼせかけたというのも多少の愛嬌だったでしょう。
「そういえばひなたさん、先月星野さんに映画に誘われたんですよね?」
「え?うん、そうだけど」
話題というのはネタになればなんでもいいんですが、ネタにされる当人にとってはそれなりに照れ臭いことであるのは間違いありません。天然のプラネタリウムの下、鎖骨まで湯船につかった露天風呂で小夜が思ったのは、松本ひなたと星野瑞季がプラネタリウムのようなロマンティックな館内で仲良く映画を見てから夕食なりを一緒にしたりして、それから二人で云々となったらおもしろいのになあ、という話題でした。もっとも、それはおもしろいのになあという程度の話題でしかなく、ひなたと瑞季との幼なじみ同士が恋人云々というにはあまりに自然な付き合いで、たぶん小夜が期待している展開にはならないだろうということも充分に分かってはいました。
にもかかわらず、彼女がそんなことを思い口に出した理由もそれなりにはあったわけで、とりとめのない話をしているうちにいつの間にか話題になったのは、小夜自身が最近書き記しはじめたお話のことでした。
「お話っていうより文通ですね。相手のいない文通」
つけ加えるように言った小夜の真意はその時はまだ友人たちにもわかりませんでした。
◇
湯船の中、空は満点の星。それはやっぱり天然のプラネタリウムのような。
小夜の故郷である東京には人工のプラネタリウムはありましたけれど、天然の空に見える星の数は片手の指ほどもないことさえ珍しくはありませんでした。そして、星のない空を見上げようとする人たちはその街にはほとんどおらず、そこに住む人たちはみな足下だけを見て歩いていました。
「こちらに住むようになって驚いたんですよ。ここにはごく自然に空を見て歩く人がこんなに普通にいるんだっていう事に」
空いっぱいに瞬いている満天の星の下で、小夜と同じく東京の出身である亀宮氷雨はそんなことを言っていました。そして氷雨の見た空を見て歩く人、というのがいつも前なり先なりだけを見て生きている同室の少女であるのだろう、ということも彼女にはすぐに分かりました。
「あ、それはボクも思ったなー」
氷雨の感想に同意をした不来方青葉もまた、小夜たちと同じ東京の出身でした。空のない町で育った天才少女はかつて、病気によって好きな剣道を断念しかけた自分の身の上を不幸だと思い、おそらくはこの町でその傷心をなぐさめるつもりでいたにちがいありません。ですが、星空の下にある町に住んでいる無意味に元気な友人を見るにつれ、自分にもその無意味な元気さをもつ権利があるんだということを知ることができました。
はっきり言ってしまうと時代を風のように駆け抜けた女、とかいって死んでも惜しくないくらいに思ってた。それはおおげさかもしれないけれど、たぶんやることがなくて落ち込んでいた青葉は、今ではやることがいっぱいあってそんなもったいないことをするつもりも暇もありませんでした。
「いっぱいやることというと…剣道とかですか?」
「そー、剣道とかも」
多少赤くなりながらも堂々と宣言した青葉の顔を見て、どうやら「やること」の本命が剣道部の先輩にあるということは友人たちの一致した見解でした。そして氷雨や青葉のそういった話を聞くまでは、小夜も以前の自分が足下なり手元の活字なりにしか目を向けない人間であったということをまるで考えもせず、もちろんそれを不思議に思うこともなかったのです。この町でいろんな人に会うまでは。
『空に表情があるということを私が知ったのは、この町に来てからでした』
氷雨の話を聞いてからのことだったか、小夜はそんなメモを書き留めてみたこともあります。そしていつも校庭で絵を描いていることで有名だったとある先輩に、生徒手帳の片隅に書き留めていたそのメモを見とがめられたこともありました。そんなものを落とす自分も自分だと思いますが、それもひとつのきっかけではあったのです。
「天文部か…俺も星は好きだよ。でもその星が空にあるからこそ好きなんだと思う」
その先輩は、そんなことを言っていました。陸上部の練習風景をスケッチしながら、背に翼がはえたかのように高跳びのバーを越えていく少女をその人が見ていたということも、あるいは充分な理由があったのかもしれません。
「好きなものを残しておきたいという気持ちは自然なことじゃないか、って言うと言い訳じみているかな?俺は絵に描くという手段が使えたからそうしているだけなんだけどね」
小夜が相手のいない文通というお話を書きつづるようになったきっかけは、やはり照れながら言い訳じみた述懐をしていた、その先輩にあったのでしょうか。
◇
露天風呂を出て、浴衣に着かえて夕食は持ち込み。入浴と宿泊だけにして旅費を浮かそうという魂胆は貧乏くさくもありましたが、実際に貧乏であればそれは仕方のないことです。共用にした部屋に集まって、ジュースを囲んでなごやかに談笑した男女は入れ替わりに何度目かの湯船につかりにいったり、火照りをさましに夜風にあたりにいったりと、今その時をみんなですごすことだけを目的としているかのようでした。
最近メアリ・コリンズが大切にしている持ち物の中に、スケッチブックが入っているのは彼女が美術部員であるということを思えばさほど奇異なことではなかったのかもしれません。この旅行でもメアリが持ち歩いていたそれは誰かに何かを描いてもらう為、というような即物的な目的によるものでは無論なく、
「メアリの日記です」
と言っていた金髪碧眼の少女の表情はどこかしら複雑なものでした。そしてつい数カ月程度前から記されるようになったその『日記』が描かれるようになったその理由を、彼女の幾人かの友人は知っていました。
好奇心旺盛ながら目にとめたものを心にとどめることができなかったメアリ。そして自分が好きだと思っていた人の絵を、自分自身の絵すらも描けないことを知ったメアリ。ただ、それでなにもかもを諦めるようなかわいげの良さはもちろん普通の女の子は持ち合わせてはいませんでしたから、描けないでいたのならば描けるようになればいいだけのことでした。
「じゃあ小夜にも特別に見せてあげるです」
たぶん他の親しい友人にも同じことを言って見せているにちがいないスケッチブックには、メアリの過ごした樫宮学園での日常の風景が乱雑に描かれていました。今年の冬くらいから描きはじめた程度にちがいないにもかかわらず、けっこうな分量があるそれには小夜のよく知っている人達が、ときには記憶にある場面の中でいきいきと描かれていました。
「凄い…よくこんなに描く時間がありましたね」
「日記ですから寝る前にまとめて描くのです」
その場で脳裏に焼き付けたフイルムを、寝る前に思い起こしながら描きうつす。その『日記』を見て小夜が驚いたのは、ページが進むにしたがってスケッチブックを綴るメアリの視点がどんどん、絵の中の友人たちに近しくなっているということだったでしょう。その場で描いていたのではこんなスナップ写真のような距離は決してつかめない筈でした。
「メアリの描いた時間です」
明日にはこのスケッチブックに今日の温泉旅行の様子が描かれているにちがいない。好きなものを残しておきたいという気持ちがあるのなら、きっかけと決意さえあれば方法や技術はたんなる手段にすぎません。
今という時間をお話として書こうと思った小夜が、お話というその手段をとったこと自体は単にたまたまにすぎないのだと思います。
(ああ、この人も私とおんなじことを考えていたんだ)
◇
木佐茂がひなたや瑞季と古いつきあいであるということは小夜に限らず多くの友人が知っていましたし、当のひなたや瑞季も茂に対しては特別に親しい言動をすることも珍しくはありませんでした。ですが、茂が特にこの二人と親しげに一緒にいるという印象は意外にすくなくて、むしろどこかしらにいる茂をふと見かけたひなたなり瑞季なりが声をかけるという例が圧倒的に多かったように思います。小夜にはそれが逆に茂が二人に好かれているのだということを(瑞季あたりは強硬に否定するでしょうが)示しているように思えてしかたありません。
「ひなたと瑞季の二人?恋人ってのは当分無理じゃないかな」
冷たい空気が肺に気持ちいい星空の下で、部屋をはなれて少しだけ涼んでいた茂を見つけた小夜は、珍しい相手と二人で話す機会をもつことができました。
同じクラスであるにも関わらず茂と接点のある女生徒というのは少なくて、丸顔で小太りな少年に思春期っぽくあこがれるような女の子もいませんでしたから、彼に関する情報というのは小夜の手元にもはなはだ少ないものでした。ですが更に不思議だったのは、ひなたにしろ瑞季にしろ茂のことを知っているらしいほとんどの人が彼に好意を持っている(やっぱり瑞季は強硬に否定するでしょうが)ということだったでしょう。
「恋人っていうより相棒って感じだから」
ひなたや瑞季のことをいちばんよく知っている存在。茂のことを説明するならそういう説明がいちばん正確だったかもしれません。
「知ってるか?ひなたと瑞季の喧嘩はだいたいひなたからつっかかってるんだぞ」
茂はそうも言っていました。記憶を思い返しつつ、ひなたの負けず嫌いを考えればそう言われればそれも自然なのかなと小夜は思います。であれば瑞季はひなたのあしらいかたというものを知っているわけだからひなたにとっては分が悪い。だから茂がときどき瑞季の足をひっかけてやる。
「俺はそういう立場な訳」
茂のことばに苦笑する小夜、それはたしかに瑞季にとっては憎らしい存在に違いありません。なにしろ茂は瑞季のこととひなたのこととを誰よりもよく知っていて、しかもいつもひなたの味方をするんですから。ただ、たぶん幼なじみの男の子に挑みつづける女の子にかかる負担というのは相当なもので、そのままであればひなたが壊れてしまいかねないようなこともあったでしょう。茂の目的はそのひなたのフォローにもあって、そのことを瑞季も無論承知していましたからなおのことたまったものではなかったのです。
この二人が喧嘩するときはやっぱり瑞季の方から一方的にかかってくる例が多いというのも、小夜にはわかるような気がしました。
「瑞季さんも気の毒ですね」
「…あいつがもっとしっかりしてれば、な」
ですが、そう言う茂の口調にもほんのかすかに嫉妬のにおいがして、そんな「男の子らしさ」も小夜にはとても愛しいもののように思えます。きっとひなたのことが大好きで、でもそれ以上にひなたと瑞季のことが大好きに違いない茂のことを考えると。
そんなことを言うと、きっと茂も強硬に否定するのでしょうけれど。
◇
松本ひなたの名前の由来。小夜がようやく捕まえることができた瑞季とふたりきりで話をしたときのきっかけは、その話題でした。ずいぶん前に聞いた話だと、ひなたの名前は軽井沢高原鉄道の長日向の駅名からとった、という話題を聞いた覚えがありました。よく覚えてるな、と感心されたあとであらためて説明された理由、
「犬の名前…ですか?」
松本ひなたの母親が、ちょうど今の娘と同じ年齢くらいのときに拾った犬の名前。雨の街角、産まれて間もないまだ小さな仔犬。震えて寒そうにしていた仔犬がひなたで元気に育つことができますように、と安直につけた名前が『ひなた』という名前でした。
「それがどうしてひなたさんの名前に?」
「その犬、結局すぐに死んじゃったらしくてな」
だから縁起の悪い名前というわけじゃなく、自分が育ててあげることができなかった仔犬の分までもっと元気に育ってほしい。その説明はたしかに他人にはしにくい理由であるにはちがいなく、でもそんな自分の名前の由来をひなた自身はとても気に入っていました。産まれたけれど育つことのなかった「たかが仔犬の生命」の分まで生命力にあふれた女の子。
「俺があいつのことをひなって呼ぶようになったのはその話を聞いてからだったんだけど、でもあいつは自分の名前のこと気に入ってるんだ。っていうか自分にその名前をつけた想いってやつを、ね」
小さな命に対して感じていたささやかな負い目、それを自分に負わせてくれたことを感謝する感情というのは、たしかにひなたのことを知らない他人に教えるのは難しいかもしれない。そして、たぶん限られた幾人かにしか教えてくれないであろうその話を自分に教えてくれたということが、小夜には嬉しく思えました。
ほんのささやかな秘密。ささやかだからこそ、それを教えてくれる相手というのはごく限られてくる筈ですから。
「でもそういう話を聞いてると、瑞季さんって本当にひなたさんのこと好きなんですね」
小夜としては多少以上の悪戯心をこめて、朴念仁に問いただしてみたつもりでした。だから瑞季が、
「ああ、大好きだよ」
というやけにはっきりした返答をしたことはとても驚きだったのです。そして、その返答がとてもはっきりとしていたからこそ、茂から聞いていた話を思い出さずにはいられませんでした。ひなたに対する瑞季の想いは恋愛うんぬんという好きじゃなくて、もっとなにかちがうものだということ。
大切なのは好きなことじゃなくて、好きでいつづけること。瑞季はひなたのことを好きでいつづけることには自信がありましたが、相手に自分のことを好きでいてもらいつづけるということの方がはるかに大切なことのはずでした。
「ひなもおんなじことを考えてると思うんだけどなあ」
告白がどうとかいうゴールを目の前に設ける理由は瑞季にはわからない。だって瑞季の見ているひなたはいつだって、ずっと先にある見えないゴールばかりを目指しているのでしたから。
◇
小旅行での小休止。それは次に走り出すためのほんのちょっとの休息であって、元気が取り柄な生命力のかたまりにとっては休息はほんのちょっとだけで充分でした。
「え?じゃあもう大会の準備に入るんですか?」
「うん。だってインターハイの予選はすぐに始まるもん、去年は一年生は出なかったからね」
「そうだ、ひな。そろそろ参加種目絞れって先輩が言ってたぞ」
夜更かししたわりに元気に早起きをして宿を出るその日の朝、小夜の質問に答えたひなたの声に続いて、思い出したように瑞季が言いました。いちおう陸上の中距離専門ながら、長距離なり多種競技なりにも色気を見せているらしいひなたは前向きに元気で欲張りではありましたが、ある程度種目を限定して専門化させることで実力を発揮させるというのもトレーナー役の瑞季にとっては重要なことでした。
「えー。400mは出るの決めてるけど…」
「じゃあ今回は中距離専念だな」
「だってせっかくこないだ長距離出たのに」
「だーめ」
欲張りが移り気にならないよう、だだをこねる幼児をあやすように言う瑞季。将来的なことは置くとして、まずは昨年秋の大会の雪辱を果たすべく中距離に専念させるというのが星野瑞季トレーナーの意向のようでした。もちろん、彼自身も選手として秋の雪辱を果たそうという意思が大いにありましたけれど。
「了解。じゃあまた瑞季…一緒に走ってもらうからね」
「わかったわかった」
いつもの光景がいつものとても楽しい光景であるということは、今その時に気づいておくべきことでした。そして、ずっと先ばかりを見て走っているひなたが後ろを振り返ったり足下を気にしなくてもいいように、その後ろからついていくのが瑞季のひなたへの思いでした。ひなたは瑞季が必ず後ろにいてくれるということを信じて疑っていませんから。
(だから俺は後ろからついていくんだ)
時には先が見えなくなったひなたを追い越して自分が目標になったりもしますけれど、そのときは必ず後ろからひなたがついてきてくれる。
なるほど恋人同士ではないかもしれない、陸上部のライバル同士らしく二人三脚ではなくて、競い合いながら全力で一緒に走る二人。抜いたり抜かれたりしながら、ずっと先にあるゴールを二人で一緒に目指して。
そこまで書き記して、小夜は誰にも見せることのないお話の筆を置きました。
◇
これで、このお話はおしまいです。あなたはつづきを知りたいと思うかもしれませんね。でも、つづきっていうのはずうっと先まであるんです。だから、今年のこのお話はこれでおしまい。
来年のお話も再来年のお話も、その先のお話だって私たちにはずっとありますけれど、学生のお話はやっぱり学年末で区切られるべきじゃないかなって思うんです。二年生になったらクラス替えだってありますし、新しい友人と変わらない友人のお話とをこんどは書かないといけませんから。でも願わくば、みんなのお話を来年も書けますようにって思っています。
そうそう、それから最後に。
私、ひなたさんにも同じことを聞いたんですよ。ひなたさんって本当に瑞季さんのこと好きなんですねって。そしたら彼女なんて答えたと思います?あの二人、やっぱりお互いをよく見てるんだなあと思いましたけど、でもひなたさんの方がまだまだ上手なのかな。それとも、こういったことには概して女性の方が上手なのかもしれませんね。私の質問をはぐらかすように、
「だってまだまだやりたい事いっぱいあるから」
ね?どう思います?
おしまい
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