探偵神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件(データイースト)

jinguji1
(c)DATA EAST

発売:データイースト(1987) 機種:ファミコンディスクシステム ジャンル:アドベンチャー
評価:★★★★☆
 データイーストが発売し、その後様々に機種を変えて長く続けられている探偵ものアドベンチャーゲームのシリーズ第一作です。新宿で探偵事務所を開いている神宮寺三郎と助手の御苑洋子が、タイトルの通り新宿で起きた殺人事件を調査するというもの。当時のファミコンでは画期的と言ってよいほどに描きこまれたグラフィックと、やや高年齢向けを意識したハードボイルドな内容が独特の評価を受けています。

 事件は新宿中央公園でホステスの絞殺体が発見されたことから始まりますが、周囲に犯人のものと思われる足跡などの痕跡が見当たらないこともあって捜査が難航、神宮寺の友人である熊野刑事が探偵事務所を訪れます。ゲームはコマンド選択式で、先に欠点を挙げてしまえばとにかく攻略にはフラグ立てが必要でコマンド総当り的な要素が拭えないことでしょうか。軽井沢誘拐案内などを思わせる、公園でのフィールド画面による操作と通常の画面移動を組み合わせた謎解きや、セーブごとに1日が経過して15日以内に解決を要求される時間制限がゲームにほどよい難しさを作り出しているのは注目です。
 推理ゲームとしては強引なところを感じさせなくもありませんが、交番である人に会う条件を除けば難易度も難しすぎるというほどではなく、ある意味ではシリーズで最もゲーム的な謎解きが楽しめる作品ではないかと思います。
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