わくわく7(サンソフト)

wakuwaku7
(c)SUNSOFT

発売:サンソフト(1996) 機種:セガサターン ジャンル:対戦格闘
評価:★★★★☆
 7つ集めれば何でも願いがかなうという伝説のわくわくボール・・・ってそれはトラコンホールでは!?というささいな問題は気にせず(なとりのトロロに似たまるるんの姿も気にせず)、そのわくわくボールを手にした7人が願いを叶えるべく戦うという対戦格闘ゲームの、アーケードからセガサターンへの移植作品。ちなみに家庭用ゲーム機ではネオジオROMとサターンのみに移植されています。
 登場する7+2人のキャラクターがどれも能力から性能にいたるまで実に個性的で楽しいのが魅力で、冒険好き中学生の雷や公園居住の?魔物ハンターのスラッシュ、ロボットメイドのティセにポリタンクZと徳川超十郎&ハム太郎、六条麦ちゃんと謎の生き物まるるん、探検家のダンディーJ、スーパー中学生のアリーナ、それにボーナスくんと魔界大帝フェルナンデスの9人が戦います。

 画面はかわいらしいですが対戦格闘ゲームとしては基本をきっちり揃えていて、派手で強力な必殺技まで用意されているので初心者にもなじみやすいつくりになっています。加えてスコアアタックのシステムとストーリーも丁寧で、1人プレイが面白いのも良いところかと。ただサターン版は音楽は良いのですが、処理落ちが激しいのでフェルナンデスやまるるんのような大型キャラが出るときには正直操作に難があります。でもフェルナンデスが使えるのはサターン版だけだったかと。

 定説では六条麦ちゃんがゴンチョンだという。
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