沙羅曼蛇(コナミ)
(c)KONAMI
発売:コナミ(1987) 媒体:ROM ジャンル:シューティング
評価:★★★☆☆
グラディウスシリーズの続編として知られる、沙羅曼蛇の移植作。ステージごとに異なる横スクロールと縦スクロールの切り替え、二人同時プレイの実現などきちんと沙羅曼蛇として移植されている点でもさすがコナミと思わせる技術力を発揮している作品です。ある意味で沙羅曼蛇を代表する、リング状に飛ぶリップルレーザーの登場やMSX版グラディウスではできなかったオプションの4つ同時装備など、よくできた内容になっていますが好きな人を除けば概して評価が低いのはやはり難易度と隠しエンディングのせいでしょうか。
コナミのMSXシューティングゲームはごく一部の例外を除きどれも最初の面から難しいのが売り?となっていますが、沙羅曼蛇も例外ではなくノーミスであればクリアできるが一度でもミスをすると復活はものすごく困難というレベル。そのノーミスであってももちろん初心者には一面クリアすら難関になる敷居の高さがあるので、基本的にシューティングゲームが苦手な人には手が出ないかもしれません。
あとはどうしても槍玉にあげられる点として、スロット2にグラディウス2を挿して起動しないと全ステージクリアしてもバッドエンディングになってしまうという欠点がありますが、果たしてこのゲームで一面すらクリアできないよという私のような者にとってはたいした問題ではないですね。
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