ウィザードリィ#2ダイヤモンドの騎士(アスキー)

wizardry2
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発売:アスキー(1989) 媒体:FD/ROM ジャンル:ロールプレイング
評価:★★★★☆
 名作シリーズ、ウィザードリィの二作目となる作品。舞台は伝統の都リルガミンで、ダパルプスに襲われた若きマルグダ王女と王子アラビクの手から失われた、強大な力を持つニルダの杖を取り戻すためにアラビクが身につけていた「ダイヤモンドの騎士」の装束を探しに大穴へと身を投じていきます。

 ウィザードリィの追加シナリオディスクとして作られている本作では、前作#1で育てられたパーティをリルガミンに移送させて迷宮に挑むことになりますが、最低でも13レベル以上(全魔法を覚えて戦いかた次第でワードナも倒せる強さ)が目安になっているとあって難易度もかなりのもの。攻略するためには地下1階から魔法使いの最高レベルの呪文である転送の魔法、MALORが必要なために低レベルで始めても先に進むことができません。
 数々の特殊能力を備えたモンスターが多数登場し、更にダイヤモンドの騎士の装備たちも自らを奪おうとする者から身を守るべく、各階のボスとして襲いかかってきます。見返りとなる貴重で強力な武具やアイテムも多く眠っており、それらを探す楽しみがあるのもウィザードリィらしい魅力でしょうか。

 前作に比べて問題点を挙げるなら、高レベル用シナリオとはいえ#1であまりにパーティを強くしてしまえばやはり攻略が楽になってしまうので、結局はLV13から20の間くらいのキャラで挑んだほうが良いということ。更に敵があまりに強くなっているためにレベル3から4の攻撃魔法がほとんど用をなさないこと、そしてダイヤモンドの騎士の装備があまりに強すぎるためにどうしてもこれに頼った戦いをしてしまうことでしょうか。#1に比べてKATINOやMONTINOが効きにくくなっていることもあり、直接攻撃呪文を連発する戦闘が多くなってしまうのは残念なところです。一方で、高レベル戦士が活躍できる場面や敵も増えているので、成長の早いファイターなど基本クラスが意外に使えるようになっているのは魅力。
 特殊なアイテムの利用など、変わった楽しみ方もできますが個人的にはニュートラルのロードやビショップを作成できる点できわめて貴重な作品となっています。
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