エキシビジョンマッチ

エキシビジョンマッチドラグーンmk2試作機（装備：ヒートブレード・チェインガン・セラミックボウガン）ｖｓティーゲル改試作機（装備：ヒートキャノン・４５ｍｍ多弾頭ミサイル）　中本重工業主催、ストライク・バック正式開催に向けたエキシビジョンマッチ。今回は主催者、関係者及び各機体、兵器の製造メーカーが集まっての調整と試験が目的となる。その為正式ルールの発表は先送りにして、中量機、重量機の試作機を使用した、ＰＲを兼ねての模擬試合が行われた。マスコミと一部招待客の期待の視線が集まる中、競技場隅のカタパルトから二機の機体が勢い良く射出される。タイムカウントが始まり、両機が対峙した。　まずは両機遠距離から射撃兵器の撃ち合いとなる。ティーゲルが高速移動を行いつつ４５ｍｍ多弾頭ミサイルを射出、これが一発命中するが損害は軽微。ドラグーンも狙いを付けてセラミックボウガンを撃つが、これもティーゲルの厚い装甲をかすったのみ。　両者移動しつつ間合いを詰める。ドラグーンのチェインガンの弾頭がティーゲルを叩く。反撃のヒートキャノンの熱線は外れ。更に近接まで間合いを詰めたドラグーンがヒートブレードを抜くが、やはりかすったのみでダメージは軽微。それでも近接兵器の無いティーゲルは反撃の手段を持たず、続けてのドラグーンの攻撃をかわすのが精一杯という展開。　ようやく中間距離まで離れた両機。チェインガンの弾道とヒートキャノンの熱線が交差するが、打撃力はヒートキャノンの方が上、ドラグーンは先程のダメージを挽回される形となる。更に距離を取ってティーゲルの多弾頭ミサイルが射出されるがこれは一発がかすったのみ。ドラグーンは強化セラミックの矢を精密な射撃で撃ち込み、相手の装甲を削る。　この後中距離での撃ち合い。火力に勝るティーゲルがペースを握り、再び距離を取ってからミサイルの大量発射！ドラグーンはこれを辛くも回避し、外にある防護フィールド上に派手な閃光が飛び交う。　再び中距離で撃ち合い、今度はドラグーンが近接戦闘に持ち込む。ヒートブレードの打撃力がティーゲルの装甲を上回り、かなりの被害を負わせるがティーゲルも距離を取って放ったヒートキャノンの熱線でドラグーンの装甲に穴を開ける。追い討ちとばかりに放ったミサイルは全弾回避されるが、セラミックボウ、チェインガンで反撃を試みるドラグーンの攻撃を無視するかのように放った多弾頭ミサイルが複数弾命中！ドラグーンが回避に専念していなければ被害は更に甚大なものとなっていただろう。　これで有利に立ったティーゲル。更に追い討ちのミサイル射出を行うが外れ。チェインガンでの反撃を受けるが構わずミサイルを大量射出。回避専念したドラグーンは被害を最小限に抑える。ミサイルの煙と閃光で両者センサーに不利を生じたか、ドラグーンが間合いを詰めようとした所にティーゲルのヒートキャノンが直撃！これで機動停止寸前まで追込まれたドラグーンはチェインガンで応戦するが、ティーゲルの厚い装甲を打ち破るのは至難の技か。　しかし、これで相手の動きを一瞬止めたドラグーンはようやく近接戦闘を仕掛ける事に成功。ヒートブレードの一閃でティーゲルもダメージ甚大、返しのチェインガンも命中して機動停止寸前に。ここで一気に決着を付けるべくドラグーンが距離を詰めるがティーゲルも懸命に防御。距離を取りながらヒートキャノンを放つが熱線をかわしたドラグーンが狙いを付けてチェインガンを撃ち込む。頑強な装甲が破れ、試合経過時間３０分、ついにティーゲルを機動停止させた。 ○ドラグーンmk2試作機（３０分機動停止）ティーゲル改試作機× ＞ストライク・バック大会記録に戻る